2023年10月14日(土)、15日(日)
川越まつり2023の開催日です。
正式には川越氷川祭(ひかわまつり)と呼ばれているこのお祭りは関東三大祭りの一つ。その中でも一番人気の高いお祭りではないだろうか。
当然、歴史も古く、360年以上続く祭事で、国の重要無形民俗文化財とされている。
2016年にユネスコの無形文化遺産の1つとしても登録もされています。
そしてとにかく混雑がハンパないお祭りとしても有名です。
行かれる方はあまりの人の多さにちょっとひくかもしれません。
観客動員数:約100万人
川越まつりの見どころ
川越まつりの特徴は山車を使ったお祭りです。関東で山車を使ったお祭りはやや少なめ。
川越は「小江戸」と言われるぐらい風情と情緒あふれる街。そして蔵造りの街並みとしても知られている。
なのでその背景と山車がとてもマッチしており、その景観に心和むことでしょう。
山車の総数は29台。しかし全て出るわけではなく毎年15台ほどである。
何かの記念日であれば全て出ることもあるそうだ。
山車の高さは8メートルぐらいあります。
それぞれの山車の最上部には様々な人形が飾り付けられており、ご神体となっている。
さらに提灯や織物など色艶やかで精巧な装飾もされています。
そんな絢爛豪華な山車が街中を行き来します。
最大の見どころ「曳っかわせ」
山車と山車がすれ違う時に、山車と山車を向かい合わせることを「曳っかわせ」といいます。
そして山車同士が囃子(はやし)を行います。
囃子とは楽器や掛け声などで奏する音楽です。
川越まつりの醍醐味ともいえるこの曳っかわせはとても盛り上がります。
曳っかわせに勝ち負けはありません。
暗くなった夜の方が盛り上がります。提灯の灯りが気分を盛り上げてくれます。
川越まつりのスケジュール
2023年の正式発表はありませんが、例年同じ流れなので、過去のを参考に記載しておきます。
10月14日(土)
・14:00~15:00 川越市役所本庁舎前にて山車が勢ぞろい。
・18:00~19:00 宵山(よいやま):中心市街地の各所にて山車をじっくり見ることができます。さらに囃子も行われるのでとても賑やかです。
・19:00~21:00 曳っかわせ:札の辻、仲町、連雀町、本川越駅前、佐久間旅館前などで山車同士の競演が最大のみどころ
10月15日(日)
・13:30~15:00 川越市役所本庁舎前をたくさんの山車が巡行する。
・18:30~21:00 曳っかわせ:最終日の曳っかわせは川越まつり最大の盛り上がりをみせます。
観覧スポット
川越市役所と曳っかわせの場所です。
混雑
川越まつりの観客動員数は約100万人です。
川越市の人口は約35万人なので、その3倍近くの人数を全て中心街に集めた感じ、と聞けば逆に非現実的にも思えてきますが、それぐらい凄い人混みです。
混雑は上記の交差点を中心に18:00からピークとなりますが、昼でも混んでいます。
行ってみたいけど、人混みを想像すると面倒になって行かない人も大勢います。
それはそれで正解だと思いますが、それでも一回行ってみようという方は相当なご覚悟をお持ちですね。
大人だけで行くならどうとでもなりますが、小さな子供連れの方は大変です。
特にベビーカーは厳しいです。人混みすぎて思うように進みません。
面倒になって子供を長時間抱っこするはめになります。
交通規制/駐車場
かなりの広範囲で交通規制が敷かれます。
赤いラインが通行禁止。
黄色が混雑予想範囲です。
臨時駐車場
臨時駐車場も用意されます。
・市民グランド 190台
・小仙波駐車場 100台
・川越第一中学校 160台
・仙波小学校 70台
・富士見中学校 200台
・月越小学校 120台
・今成駐車場 140台
・市民会館臨時駐車場 80台
観客100万人規模なので、これでも全然足りないです。
即満車となりますのでお早めに。
利用可能時間帯:9:00~22:00
23:00に閉鎖されますのでご注意を。
帰りは超渋滞ゆえになかなか街を出られません。
どうしても、という理由が無い限りは公共交通機関の利用をおすすめします。
屋台
屋台も多く出店しており、お化け屋敷まであります。
川越駅と本川越駅の間の商店街クレアモールに集中しており、気分も盛り上げてくれます。
定番メニューからB級グルメまでよりどりみどりです。
まとめ
くどいようですが100万人規模のお祭りです。
予想を上回る人混みなので、心してお出かけください。
風流な川越祭りですが、行くのであれば人混みすらも楽しむぐらいのお気持ちで行かれた方が気が少し楽になりますよ。
トラブルなど無いようにお気をつけください。
ご武運を!