2023年9月3日(日)、15日(金)、16(土)、17(日)
10月1日(日)、7日(土)、8日(日)
岸和田だんじり祭り2023の開催日です。
このお祭りの内容は解説するまでもありませんね。
日本一有名なお祭りと言っても過言ではないぐらい認知度の高いお祭りです。
「だんじり」とは「山車」のことです。
この「だんじり」という名前は大阪以外でも、兵庫、岡山、岐阜でも使われるそうです。
岸和田だんじり祭2023の日程、見どころ
岸和田だんじり祭りはその「だんじり」を大勢の男衆が猛スピードでひき回し、狭い路地や曲がり角でも臆することなく突入するその姿は圧巻です!
岸和田だんじり祭りの迫力はその辺のお祭りとは一線を画すのだ。
日程
昔は年に3回行われていたこともあったそうですが、今では9月と10月に行われています。
9月祭礼の方が観光客や屋台も多く規模も大きいが、10月祭礼でもだんじりの迫力は味わえます。観光客が少ない分、見やすい。
9月祭礼
試験曳き: 9月3日(日)、15日(金)14:00~16:00
宵宮: 9月16日(土)6:00~22:00
本宮: 9月17日(日)9:00~22:00
10月祭礼
試験曳き: 10月1日(日)13:00~17:00
宵宮: 10月7日(土)6:00~22:00
本宮: 10月8日(日)8:00~22:00
見どころ
まずはだんじりの大屋根の上でひらひらと舞う大工方。
あの軽やかな舞に誰もが注目します。
あんな足場が悪くても決して落ちないどころか余裕すら感じるあのバランス能力は素晴らしいの一言。
だんじりの重さはなんと4トンを超えます。
男衆の息がぴったり合ってこその操作です。
そしてあの有名なシーン!
だんじりが荒々しく街中を猛スピードで駆けていき、グラグラ揺れながらも猛スピードのまま交差点を直角に曲がるあのシーンは誰もがテレビなどで観たことがあることでしょう。
そのインパクトの強さから記憶に焼き付いていますよね。
あれが岸和田だんじり祭りの一番の見どころ「やりまわし」です。
あのスピードで曲がるには見た目以上に高度なテクニックが要ります。
あれが決まると歓声と拍手喝采の嵐です。
ここにいる人たち皆が一体感を味わえるお祭りです。
それぞれの役割
だんじりを曳いている男衆には様々な年齢層が活躍しています。
それぞれにちゃんと役割があります。そこにも注目するともっと楽しく感じますよ。
少年少女:だんじり前方でだんじりを曳く
10代~20代半ば:だんじりの網を曳いたり、だんじりに乗って太鼓や笛を鳴らす。
20代半ば~40代の若頭:だんじりの操作「前梃子」を担当。
40代前後:だんじりの操作「後梃子」を担当。
「前梃子」は「やりまわし」で一番重要かつ危険な役割です。
一番の花形はだんじりの大屋根の上で団扇を持って舞う「大工方」です。
大工方は優れた運動神経が必要になります。
19時ごろになると
だんじりに提灯が飾り付けられてどこか荘厳な雰囲気を醸し出しながら町内をゆっくりと練り歩きます。
これを「灯入れ曳行(ひいれえいこう)」といいます。
昼間のどんちゃん騒ぎとは正反対のしっとり感が何とも心を和ませます。
危険は無いので子供連れのファミリー達もだんじりの後ろに付いて歩いています。
まとめ
もの凄く騒々しく、迫力あるお祭りです。
まさに男祭りって感じですが、それだけに安全面もよく考えられています。
観客にいたっては、日傘の使用禁止だけでなく、雨天時の傘も禁止とされてます。
日差しや天候の影響を受けても、傘だけはさしてはならないというルールです。
やっぱり大勢の観客や男衆が所せましと駆けていくので、幅を取る傘は邪魔以外の何物でもないわけですね。
なので雨天時の観客は皆、レインコートを着ています。
建物に関しては、交差点をだんじりが勢いよく曲がった際、誤って建物にぶつかる事もしばしばあります。
そんな時には「だんじり保険」で保険修理が可能です。
家が壊れてもだんじり祭りを優先するところが大阪気質ですかね。
日本一有名なお祭り、岸和田だんじり祭りをお楽しみください。
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