いきなりですが、阿部寛さんの若い頃がこれですね。

モデル時代なのでホント若いし、なによりイケメン過ぎるっしょ!

 

これなら今の地位までトントン拍子!・・・ていうのは大きな勘違い。

見た目で人生バラ色になるほど甘い世の中ではありません。

阿部寛さんでも売れない時代が長く、借金も背負ったりして右往左往しています。

 

だからこそ、あんな味のある俳優に成長されたのでしょう。

 

そんな阿部寛さんの苦労された足跡を追ってみたいと思います。

ダンディで器の大きい男になるにはこんな人生を歩むと良いかも??

阿部寛の若い頃からベテラン俳優になるまでの道のり!

阿部寛の若い頃!モデル時代!

阿部寛のモデル時代は雑誌「メンズノンノ」の表紙を飾ってました。

 

時は1985年。

当時大学生だった阿部寛さんは姉の勧めで「集英社第3回ノンノボーイフレンド大賞」
に応募し、見事優勝しました。

阿部寛さんは優勝商品の車が目当てで参加したそうです。

 

それをきっかけに、雑誌「メンズノンノ」のトップモデルとなりました。

モデル時代は大学の傍ら、アルバイトで小遣い稼ぎをする感覚だったとの事。

 

特に芸能界を目指していたわけではなく、大学も理系だったので、卒業後は一般企業にエンジニアとして就職するつもりでした。

 

ところが、就職試験を受けても普通にはいきません。

トップモデルとして有名人だった阿部寛さんに、面接官も関係者も皆「なぜここに?」という空気。

とてもやり難いでしょうね。

 

結局、方向転換して俳優として芸能界入りした阿部寛さんですが、おそらく自身も芸能界に魅力を感じているからそう決断したのでしょう。

 

ただし、まだ演技のスキルは非常に乏しい状態。

 

先行き不透明な芸能界入りでしたが、あまり物怖じしない性格の阿部寛さんは「何とかなるだろう」という気持ちだったでしょう。

阿部寛の紆余曲折な俳優人生

1987年、阿部寛さんは、映画「はいからさんが通る」で俳優デビュー。

 

この映画の主演は、当時、人気絶頂だった南野陽子さん。

大ファンだった阿部寛さんは大喜び。サインまでもらったそうです。

 

南野陽子さんとの共演で一気に人気爆発かと思いきや、全然そうはなりません。

逆に、仕事が減り続ける事態になりました。

 

理由は、阿部寛さんのルックスが原因です。

 

ファッションモデル出身、長身で整った顔立ち。

要するに、ありきたりな二枚目というところに面白さ、真新しさがないため、役をふれないのです。(汗)

 

その高すぎる身長はかえって仇となり、女優とのツーショットは敬遠されます。

 

なんとも皮肉ですね。

二枚目だからこそ芸能界入りを果たせたのに、それが仇となるなんて。

 

しかも当時、阿部寛さんはマンション投資が失敗して大借金を抱える事態に陥っています。

 

仕事が欲しさに、どんな端役でも良いから売り込みをかけていましたが徒労に終わる日々。

 

一時期、「あの芸能人はどこへ消えた?」というような番組に阿部寛さんがリストアップされたこともありました。

 

結局、3年ほど仕事に恵まれない期間となりました。

懐も寂しくパチンコに入り浸っていたそうです。

 

しかし、1993年に運気は一転します。

演劇「熱海殺人事件モンテカルロ・イルージョン」をはじめ、映画「しのいだれ」や、「大河ドラマ」など、重要な役どころを出演し続けます。

 

そして2000年、ついに再ブレイクとなったドラマ「TRICK」へとたどりつきました。

このドラマは仲間由紀恵さんとの共演で有名ですね。

 

2005年にドラマ「ドラゴン桜」、2006年にドラマ「結婚できない男」でさらに人気を獲得。

 

その後も「テルマエ・ロマエ」など、数々の映画にも出演し、主演男優賞に輝きました。

 

躍進の仕方が凄いですね!

 

阿部寛さんもいろいろあったんですねー。

阿部寛の若い頃から俳優への道・まとめ

阿部寛さんは大学時代にバイト感覚でモデルを行い、理系大学後、エンジニアを目指して就職活動するも、その知名度から企業は敬遠気味。

 

芸能界に入り「はいからさんが通る」に出演して、知名度こそ一気に上がったものの、仕事に恵まれず、3年ぐらいぶらぶらと。

 

しかし、チャンスに恵まれ立て続けに役をもらい、見事に再ブレイク!

今の地位を盤石なものにしました。

 

あんな恵まれた体型とイケメンでも、低迷期はあるんですね。

そこで腐らず、続けてきた事が今に結び付いたのでしょう。

 

若い人は「TRICK」で阿部寛さんを知ったという人が多いのでは?

もしくは「ドラゴン桜」から、という人も多いでしょう。

 

本当の阿部寛はそこからスタートって感じですね。

特に「ドラゴン桜」世代には、4月から始まる「ドラゴン桜2」を楽しみにしているかと思います。

 

コロナさえ無ければ、去年放送していたはずですからね。

人気俳優としてますます盤石な地位を築くことでしょう。

 

もっともっと阿部寛さんの演技をこの先も見続けたいと思います。

 

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