50歳誕生日記念企画、その第2弾はビジネスシューズの買い替えです。
身の回り品をキチっとリニューアルするにあたり、シューズの新調は欠かせません。
特にビジネスシューズはほぼ毎日履くものですから、身なり的に見ても重要なアイテムです。
奇抜過ぎず地味過ぎず、かつ1万円ぐらいで買えるビジネスシューズを数あるブランドの中から厳選して買ったのはPSFAです。
それではご紹介~。
ビジネスシューズを新調!各ブランドを比較検討した結果、PSFAに決めたワケ
僕は、昔からビジネスシューズ選びの際は、結構な時間をかけるタイプです。
なぜなら、デザインもさることながら、履き心地も重視するので、ある意味、バッグ選びよりもホネが折れます。
靴は服同様、一度履いたら基本的に1日中履きっぱなしであり、歩いたり走ったりと動く動作にも関係してくるので、どうしても快適性は外せません。
いくらデザインがカッコ良くても、たとえ一流ブランドのものをフンパツして手に入れても気持ちが満たされるのは最初だけ。
肝心の履き心地が悪ければいずれ履かなくなり、しかし容易に手放す事もできず、お蔵入りになるのは明白です。
そんな無駄遣いだけは避けるべく、トータルバランスを熟慮して買ったビジネスシューズ。
それがPSFAでした。
なぜPSFA?なんだPSFAか、と思われる方もいるでしょうが、僕なりの持論をまとめさせていただきます。
PSFAのビジネスシューズ・開封の儀
最寄りのPSFAの店舗で買ってきました。
→ PSFA公式HP
すでに店頭で試着済みなのでおニュー感は薄れてますが、それでも箱に入った状態からのオープン!はテンションあがります。
さあ出でよビジネスシューズ!そして姿を見せたまえ!(またこのパターン?)
オープン!!!!
ジャジャーン!! Σ(・□・;)オオーーー!!(もうええっちゅーに)
箱に入ったこの状態がグッと来るのよね~。(笑)
取り出すのも惜しいぐらいだが、それでは何も始まらないので失礼して。。。
どうでしょうこのツヤ、この輝き。惚れ惚れします。
僕はこういう先っぽがシャープなデザインの形状が好きですが、逆に履き心地的にフィットするものが見つけ難いという欠点もあります。
なぜなら、僕の足の形が幅広甲高という、昔ながらのゴリゴリな日本人形状だからです。
なので、シャープ形状にこだわらなければあっさり見つけることはできますが、シャープ形状にこだわるが故にシューズ探しに何倍も労力が必要になってしまうのです。(汗)
今回、このビジネスシューズと出会うためにいろんな店を右往左往しましたが、その甲斐あって満足いく買い物ができたと実感しています。
PSFAビジネスシューズ・機能、価格
今回買ったビジネスシューズは黒と茶の2足。
黒はプレーン、茶はストレートチップをチョイスしました。
ビジネスマンが同じ革靴を毎日履いている人はそういないと思います。
毎日同じ革靴を履くと倍のスピードで履きつぶれてしまうので、中1日おいて履いたほうが長持ちすると言われてます。
なので、たいていの人は最低でも2足持ちしており、1日おきに履いていることでしょう。
僕も昔からそのパターンです。
それに、毎日履き替えたほうが、気持ち的にも多少はリフレッシュしますからね。
ソールはラバー製。滑り止め加工も入っているので、路面が濡れていてもそう簡単には滑りません。
僕はソールがレザー製、もしくはツルツルしたやつは怖くて履けません。
雨の日、雪の日は滑る危険性があるからです。
特にマンホールの上や格子状の金属の溝蓋の上は危ない。
それなりに注意して歩けば問題ないかもしれないが、路面状況をいちいちシビアに気を使って歩くのが嫌なので。。。
黒の革靴はいたってフツーで、特筆するような機能はありません。
サイズは2Eのようだが、僕の幅広な足でも窮屈さは感じない。
価格も1万ちょっとぐらいだったし、見た目も履き心地も気に入ったので買いました。
茶色の革靴は3Eサイズだったので、足入れのゆとりは十分。
何やら機能的に良さげな事をぶら下げてますが、こいつは速乾性が優れていると店員さんが教えてくれました。
その秘密はこのソールに吸気口が備わっているからです。
歩くとここから空気を取り込むので、中の蒸れや暑さを軽減してくれるようです。
ま、今どき珍しくも何ともない機能ですが、あれば嬉しい機能なのは間違いありません。
しかし、これって、逆を言えばここから浸水するのでは?と店員さんに訊いてみたが、店員さんは絶対に水は入りません、との事。
僕の担当をしてくれた店員さんはとても良い感じの人で、靴について豊富な知識を持っていた。
靴についてかなりいろいろと質問したが、嬉しそうな顔をして流暢に回答してくれた。
店員さんの歳は30前半というところか。
靴詳しいね、と言ったら、靴好きなんです、と笑って答えた。
とまあ、すっかり意気投合してしまったのもあり、この店で買うことに決めました。
濃いブラウンを買ったのは久々です。たいていは明るめのブラウンなので。
ゴツさとクラシックさを兼ね備えたデザインが印象的で、50歳が履いてても自然な感じかと。
価格は14000円弱で、僕の今までの革靴代としては過去最高額になります。
んが、結果的には決算セールで、2足同時に買うと3000円割引されたので11000円に収まりました。
さらに、誕生日割引(500円オフ)+dポイント10倍で清算できたので、実質、2足で2万円ぐらいで収まった。1足1万円ということになります。
この時ほど、自分の誕生月が3月であることに感謝しました。
いや、誕生月が3月で良かったと思ったのは、生まれて初めてかもしれませんね。
3月生まれなんてデメリットしかないと思ってましたからね。
見た目より若く見られる人はどうってことないかもしれないが、年相応、もしくはちょっとでも老け顔だと4月生まれに近いほうが精神的に楽ですしね。
それに子供の頃なんて、ほぼ1年差ある4月生まれと同学年ですよ。
僕より1年も頭脳が発達したやつと、同じ土俵で勉強や試験で順位を競わされてはかなわんな、と思ってましたから。(汗)
話が逸れてしまいましたが、まあ、今となってはどうでもいい事です。(笑)
ちなみに、僕はイオンに入っているPSFAでD払いで購入しましたが、この日はちょうどイオン感謝デーだったので、イオンカードで支払えば購入金額の2倍のポイント分を現金値引きされます。
これは精算時に迷いました。
D払いでも決算+誕生月特典のポイント倍キャンペーンみたいなので、かなりのポイント獲得が可能だったので、どっちが得か清算時、おおざっぱに天秤にかけました。
んが、ほとんど僅差だったので今回はD払いにしました。
んが、今振り返ってみると、やっぱりなんだかんだとイオンカードの方が得だったのでは?という困惑も。(汗)
僕の誕生月はいろんなところでセールとキャンペーンがかみ合うので、損得計算が難しい、というちょっと贅沢な悩みを体験しました。
PSFAビジネスシューズ・スタンバイ
靴の紐を通します。
購入時のデフォルトの状態ではなく、やはりちゃんとした紐の通し方を施したいと思います。
と言いながら、正規の紐の通し方なんて知らないので、Youtube見ながら真似します。(笑)
下記を見て実践してみました。
茶色は「パラレル」、黒は「シングル」で。
紐の結び方は双方とも「ベルルッティ結び」です。
さて、紐を通したところで、新旧シューズ入れ替えの儀に移ります。
右側ののスワールレースのブラウンが旧ですが、もうクタクタです。
見る人が見れば分かると思いますが、こいつはマドラスです。
かれこれ2年半ぐらい前に、アウトレットモールの正規代理店で買ったやつです。
いろんな割引もあって、1万1千円ぐらいで購入できました。
物価高のこの時代、今となっては信じられない価格ですね。
履き心地もバツグンで、僕のような幅広甲高にジャストフィットし、爽快感も完璧でした。
かつてここまで履き心地の完璧な革靴に巡り合えたことはありません。
さすがマドラスです。
質感ともに美しかった靴も、さすがに2年半も履き続ければこの通りボロボロ。
内側もボロボロです。(汗)
インソールもいつしかボロボロになったので、1000円程度のものを入れて使ってました。
黒いほうのこちらは2年弱履いたかな。
シワッシワですね。(笑)
こいつはドン・キホーテで1万円ぐらいで買ったやつでしたが、驚くなかれ、これでもマドラスなんです。
といってもドンキで売っているやつなので、どこまでマドラスの本流に近いのか分かりませんが、結論から申せば、快適でしたよ。
こいつはGORE-TEX仕様で防水能力があり、防滑性もあるので、雨の日でも水たまりなんかあまり気にせず歩くことができました。
履き心地も、僕みたいな幅広甲高でも快適で、やっぱそういう快足性はマドラスなんだなと思いました。
ただ、耐久性は疑問あり。
1年過ぎたぐらいでかかとの内側がボロボロになり、中の硬いカドが突き出てかかとに当たるので、痛いと感じるようになった。
写真ではわかり難いが、内側にパッチを貼ってしのいでます。
両足ともにパッチを貼って1年持ちこたえさせました。(笑)
正規代理店で買うマドラスシューズに比べると、耐久性は約半分かもしれませんね。
本当にお疲れ様でした。
この50歳誕生日記念を見据えていたため、あえてボロボロでも履き続けてましたが、ようやくこれで新旧バトンタッチです。
あとは後世に任せて安らかに成仏したまへ。。。
新シューズたちは来たる出勤日に備えて、防水スプレーを施す。
【おまけ】ビジネスシューズ選びの旅
ビジネスシューズ選びは1ヵ月ぐらい前から、なんとなく始めていました。
第1候補は、僕が最も快適だと思ったマドラス。
というわけで、アウトレットモールだが、正規代理店を見に行った。
んが、高い!
良いと思うものは2万円台ばかり。アウトレットなのに1万円台の靴があまり無い。(汗)
たまたまこのタイミングでこの品揃え、かもしれないが、そうしょっちゅうここに足を運ぶことはできないので、これも縁と思って今回はマドラスをあきらめた。
第2候補は、昔から憧れていたリーガル。
ビジネスシューズを履く人なら、誰もが一度は憧れるブランドです。
んが、これもマドラス同様、普通に買うと高いので、アウトレットの正規代理店を見に行った。
なんと、15000円前後の靴がちらほらあるではないか。
これは期待できる、と思いしっかり品定めをした、が、好みのデザインではなかったり、ソールがツルツルだったりと、ピンとくるものが無かった。
幅広3Eシリーズもある程度ラインナップされているので、その辺ならば履き心地は申し分ないが、トータルバランス的に買う決心までには至らなかった。
次に足を運んだのはオリヒカ。
昔から僕の御用達の洋服屋である。
スーツ、ジャケパンはたいていここで買ってます。
10年以上前になるが、ここでビジネスシューズを買ったことがあるのを思い出し、店に立ち寄ってみた。
ただ、以前もそうだったが、僕の足の形とやや合わない節があるのであまり気乗りしなかったが、10年も経てばあの時と異なるかもしれない期待もあった。
何足か試着したが、うーん、イマイチ。。。(汗)
見た目はクリアしているが、肝心の快適さが乏しい。
あの頃とあまり変わってないな。
3E、4Eサイズも履いてみた。
横幅は問題ないが、歩くと甲を押し付けられる感じがどうにも好きになれない。
うーん残念。
オリヒカは毎年、セール情報、誕生月割引など、DMを送ってくれるので、これを活用すればかなり安く買えるが、それでも買おうという気にはなれない。
ここは洋服だけしか買わないかも。
次に足を運んだのは、最寄りのASBEE。
ここならどんなブランドも手に取れるが、リーガル、マドラスなど、一流ブランドものはセール対象外である。
なので、ここではケンフォード、フープディドゥといった下のランクのブランドを選ぶことになる。
ただ、僕はそこまでブランド志向ではないので、何のためらいもありません。
予算は1足13000円前後なので、その価格帯の品質、気に入ったデザインであれば、コスパ的には何を選んでも大差はない。
あとは履き心地だけの問題である。
何足か試着したがとても良い感触だし、見た目も好みの範囲内である。
しかし、まだここでは買わず、もうちょっといろんな店を見て、それでも見つからなければここに戻ってくる。そんなつもりでした。
一応、ドン・キホーテの靴売り場も見に行った。
かつて、ここでマドラスウォークのビジネスシューズを購入したが、今はその取り扱いは無いようだ。残念。
それにしても、相変わらず安いのが並んでいる。
2年前に比べると、物価高の影響で少し値上がりしている感もあるが、それでも安い部類に入る。
ちょっと目を引いたのは「テクシーリュクス」のコーナー。
こいつはアシックスの派生ブランドなので、運動性能に長けたビジネスシューズである。
見た目も悪くないし、履いてみた感じ、まあまあかな、というところ。
ただ、50歳記念でこれじゃなくても、というところがあり、今回はパスした。
そうこうしているうちに誕生日は目前となった。
50歳最初の出勤一歩目は新シューズと決めていたので、それまでに購入しなければならない。
今履いているボロボロの靴では新しい門出に相応しくない。ああ困った。
ある日、イオンの中に入っているPSFAを思い出し、会社帰りに寄ってみた。
PSFAの店内に入ったのは初めてである。
とりあえず靴コーナーに行く。
思いのほか、いろんなデザインのビジネスシューズが豊富にラインナップされており、かなり期待感があがった。
どれもこれも僕の好みのデザインのものばかりだ。
ただ、この日はあまり時間がなかったので、試し履きもせずに店を出ることになった。
後日、再び訪れ、店員さんと言葉を交わし、何足か試着して購入に至ったのは前述した通りです。
そんな、ビジネスシューズ探しの旅でした。
ビジネスシューズ新調・まとめ
PSFAのビジネスシューズのラインナップは自分好みでした。
今回はプレーンとストレートチップを選びましたが、最後まで迷ったのがダブルモンクストラップのビジネスシューズ。
デザインもシュッとしたシャープ形状で、なおかつ履き心地も良かったけど、価格も少し高かったのでやめました。
次の買い替えでまた検討することになるでしょう。
PSFAのビジネスシューズは今回が初なので、まだ耐久性までは検証しきれてませんが、それ以外のところではすべて満足です。
履き心地はマドラスに及ばないものの、快適性は十分満足しています。
ま、僕の足がちょっとゴリラ的な形状しているから面倒なだけで、足がシュッとしたスリム形状の方はかなり快適なんじゃないでしょうか。
ビジネスシューズに限らず、靴って難しいです。
銘柄が変われば同じサイズでも足入れ感は様々で、微妙な差でも窮屈に感じたり、ゆとりを感じたりと、スペックだけでは到底計れません。
ましてや歩いてみるとまた違った感覚に襲われ、気に入る入らないの判別もまた変わってきます。
実際に触ってみないと質感も分からないし、画像と現物のギャップは必ず生じます。
なので、僕は靴だけは絶対に通販で買いません。店頭での現物確認、試し履きはマストです。
ビジネスアイテムの中で、自分と最も多く行動を共にするのがビジネスシューズです。
言ってみれば相棒です。
1~2年程度の付き合いですが、いろんな場所、天候を共にし、脱ぎはぎを重ねる度に自分と同じように歳をとっていく相棒と思えば愛着も沸いてきます。
僕は定期的なクリーナーとワックスは継続していますが、これからも感謝の意を込めながら手入れしていくことになるでしょう。
末永く頼むぜ、相棒!
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