2023年10月21日(土){荒天時は中止(延期なし)}
第82回川崎市制記念多摩川花火大会2023の開催日です。
今年はようやくコロナの影響から外れて4年ぶりの復活です。
嬉しい限りですね。
1929年から始まった花火大会なので歴史の長いイベントです。
もともと8月中旬に開催していたこの伝統ある花火大会は、2017年の大惨事をきっかけに開催を秋に決定しました。
なぜならこの年、当日の夕方からまさかのゲリラ豪雨と落雷が頻発。
落雷のせいで観客にけが人が続出し病院に搬送される事態になりました。
ずぶ濡れになった観客も急いで会場を去り駅は大混雑。
準備していた花火は全てパアになりました。
悲惨な事態となってしまっただけでなく、被害に遭われた方も苦い思い出となった事でしょう。
実はこの辺のこの時期、こういう悪天候になることは近年、しばしば発生していました。
よって、安全第一を考えて2018年からは秋に開催しようという事になりました。
時間も1時間繰り上げて18時開催になりました。
夏の風物詩である花火大会が秋になってしまったのは違和感がありますが、更なる発展を願って夜空の大輪を楽しみましょう。
時間:18:00~19:00
花火打ち上げ数:6000発(世田谷区たまがわ花火大会も含めると12000発)
花火打ち上げ場所:多摩川河川敷
動員客数:19万人
川崎市制記念多摩川花火大会2023!会場、交通規制、混雑ぶり
多摩川花火大会は、2つの花火大会をあえて同時開催することで話題性と注目度を上げています。
それが「世田谷区たまがわ花火大会」と「川崎市制記念多摩川花火大会」です。
この2つを総称して「二子玉川の花火大会」と呼ばれています。
世田谷区たまがわ花火大会の情報はコチラ
→世田谷区たまがわ花火大会2023!会場、屋台、場所取り方法をチェックしとこう
打ち上げ場所
今回は「川崎市制記念多摩川花火大会」のご紹介ですが、下記MAPでは「世田谷区たまがわ花火大会」の打ち上げ場所も記載しておきました。
左上が「世田谷区たまがわ花火大会」、右下が「川崎市制記念多摩川花火大会」、それぞれの花火打ち上げ場所です。
直線距離にして1.5kmぐらいですか。近いですね。
別々の花火を2つ同時に見れるなんて贅沢な花火大会です。
場所取りにも気合が入りますね。
交通規制
交通規制は17時からと書いてありますが、注意しなければならないのは「二子新地駅」前は15:30からです。
路線バスも運休、もしくは折り返しになりますのでご注意。
花火大会はどれも基本的に自動車は避けるべきですが、どうしても、という場合は「上野毛駅」、「高津駅」辺りにコインパーキングに停めて歩いて会場まで行く方法です。
とはいえ、同じ事を考える人は多いのですぐ埋まってしまいます。
会場
多摩川を挟んで上野毛会場と川崎会場があります。
2つの花火大会の会場がこの区画に集まっています。
最寄駅(川崎会場より)
東急田園都市線「二子新地駅」「二子玉川駅」徒歩17分、「高津駅」徒歩25分
東急大井町線「上野毛駅」徒歩35分
JR南武線「武蔵溝ノ口駅」徒歩30分
混雑
初の秋開催ということでほとんど予測になってしまいます。
行きは16時以降の「二子新地駅」、「二子玉川駅」が超絶混むと思われます。
有料席が16時から開場というのも理由の1つですが、そうでなくても大抵の人は花火の2時間前を目安に動きますからね。
帰りも同様、「二子新地駅」、「二子玉川駅」が混みます。
「二子新地駅」は安全対策として駅構内への入場規制がかけられます。よって、大行列となります。
それを避けるのであれば、1つ2つ遠い駅まで歩くしかありませんが、どのみち電車に乗る以上、どこから乗っても車内のギュウギュウは避けられませんので、回避策というよりは脂肪燃焼ウォーキングのつもりで行ったほうが良いかも?
まとめ
多摩川の花火大会は圧倒的な人気を誇ります。
花火大会人気ランキングでも全国1位です。
2地域同時開催でしかも同時に見れるというのが魅力的ですね。
それだけに人出も多く毎年混雑します。
マナーを守って安全に行動し、無事に家に着いてこその「楽しかった」です。
小さい事は気にせず平常心を心がけましょう。
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