少林寺拳法を始めて1年3ヵ月経ちました。

現在、2級です。

 

ボウズらの空手に触発されて始めたのがきっかけですが、他にもいろいろ思うところがあって習っています。

 

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飽き性な僕が少林寺拳法を継続できている精神的支柱は

  1. 将来的に、子供ら黒帯、父親なにも無し・・・てのがシャクに触る
  2. 自分だけの切り札を持っていたい
  3. 特技あるジジイになりたい

この3本で成り立っています。

要するに、遠い将来の理想像を手に入れたいがためです。

 

しかし、1年以上も通うと続ける要素が加算されます。

  1. 単純に楽しい
  2. もっと上手くなりたい
  3. 少林寺拳法仲間との輪が心地良い

今はこっちの理由の方が大きいかな。

一言で言えば、現状が楽しくなってきた、というところです。

 

そんな僕もついに1級試験を受けることになりました。

少林寺拳法1級合格への道

前回の2級試験から4ヵ月が経過しました。

 

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あの時は技を覚えることに四苦八苦だった。

技が全然覚えられない、技が上手くかからない、一つ悪いところを意識すると他がおろそかになる、いつも間違えてばかり・・・。

まあ、今も大して変わりませんが、あの時の方が酷かった。

 

それでも、なんとかバカ覚えして臨んだ試験だったが、技のクオリティは低いまま。

それでも合格証書は頂けたが、それだけに、もっと上手くならねば!と思った。

1級試験の受験資格

2級試験の合格後、1級試験の受験資格を得るには、最短でも2ヵ月の修練期間が条件らしい。

ここで大事なのは「最短」というワード。

 

名乗り出れば誰でも受験できるわけではない。

受験するには道院長の許可がなければならない。

 

要するに、道院長に認められなければ何か月だろうと受験できないわけです。

これは1級試験に限らず、いずれの階級試験でもそうです。

逆を言えば、道院長に受験資格を認められれば、その試験に行けばほぼ合格すると思っていい。(級拳士は)

 

僕は2ヵ月では期間が足りませんでした。

週2ペースの修練通いで、しかもセンス無いので尚更です。

 

2ヵ月の修練で1級試験に臨める人は

  1. テキトーに習ってイチかバチかで受ける
  2. 超センスのある人
  3. 週3ペースで修練に通って、さらに自宅でも毎日自主練する人

1を許す道院長は全国どこにもいないはず。(笑)

いずれも該当しない僕は4ヵ月の期間が必要でした。

 

試験は1級の科目だけできれば良いのではない。

6級から今まで学んだことをちゃんとできてこその1級試験である。

それはどの進級試験でもそうだが、求められるクオリティはどんどん高くなる。

 

例えば、

6級の技一つ繰り出すにしても、2級拳士と1級拳士のクオリティが同レベルでは世間から冷たい目線をくらう。

・・・じゃあ現在、2級拳士の僕が、3級拳士より上手に技を繰り出せるか?と言われれば、絶対に否!である。(汗)

 

しかし、

そこに捕らわれすぎていても先に進めないし、そこをおろそかにしすぎても先に進めない。

結局のところ、バランスなんでしょう。

 

その辺のバランスは今の自分では分からないので、道院長に見定めてもらうのが一番妥当だと考えます。

 

そんなこんなで

2級試験合格から3ヵ月が過ぎた頃、1級受験を道院長が許可してくれました。

試験日まであと約3週間。

 

そうと決まれば、試験まで週3ペースで修練に通うか。

試験1週間前

「週3ペースで修練に通うか」

といいながら

結局、修練通いは週2ペースのままだった。(汗)

 

腹が痛かったり、台風で修練が中止になったりと、土曜日の修練に恵まれなかった。

その分は自主練で補うことにした。

 

無論、今回も学科レポートは提出せねばなりません。

これはこれで結構時間がかかる作業です。

んが、実は4ヵ月前の時点で既に8割方完成しています。

 

2級試験の際、6級からのレポートを全て提出せよ、とのお達しを受けて読本を読みまくり、猛烈な枚数をまとめて書きました。

 

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その勢いのまま、1級試験のレポートまで手を出していましたが、完成までに至らず力尽きた。(汗)

 

よって、ちょっと手を加えれば完成するぐらいまで仕上がっていたので、今回のレポートは非常に楽です。

 

ネックなのは運用法

3級以上の試験内容には運用法が含まれる。

運用法とは、空手でいう組手のことで、実際に戦うことを意味する。

 

試験における運用法はそれなりにルールがある。

 

剛法運用法

攻者:上段、中段への突き、蹴りを用いた攻撃

守者:反撃は自由

 

柔法運用法

攻者:手首、上膊、上袖、襟を掴んだ攻撃

守者:龍王拳、龍華拳、羅漢拳により、防御、反撃する

 

というルール内で、二人一組で交互に攻者と守者に分かれて戦うのだ。

 

僕は3級試験を受けたことがないのでそれは分からないが、前回の2級試験では運用法までやっていない。

理由は時間がなかったからだ。

 

試験時間は限られているので、時間的にそこまでたどりつけない場合がある。

試験官の見たい優先順位は基礎スキルや組演武であるため、運用法は後回しになりがちかもしれない。

 

ただ、こちらとしては運用法もやるていで防具持参で行かねばならない。

僕はマイ防具を持っていないので道院のものを拝借したが、その時は結果的に使わず終いでした。

 

今回の試験もそうなるとは限らないし、試験官のサジ加減次第では運用法も無理やり突っ込んでくることもありえる。

試験官によりけりというところだろう。

自分を担当する試験官は、毎回違う人になると思ったほうがいい。

 

なんにせよ、今回も道院から防具を拝借して持参せねばならない。

 

できれば・・・運用法は試験でやりたくないっす。(汗)

普段の修練で一度もやってないので、まるで自信がない。

 

とりあえず、僕は1級科目の技をちゃんとやれるようにならねばならない。

無論、1級科目だけでなく今まで習った技、全部で70~80含む。(汗)

実はこの過去の技のほうが大変です。

 

1級科目の技は最近身につけた技なので記憶に新しい分、まだマシである。

それ以前に身につけた技は記憶が古く、また、常にそれらの技をやっているわけではないので大してスキルアップしていません。

たまにしかおさらいしないので、カンコツを忘れては思い出すの繰り返し。

 

一応、習った技はその都度、ポイントをメモしてあるので、それを読めばある程度は実践できる、が、釈然としないところも多い。

誰かと一緒にやれば解決できるが、一人、家でエアーでやると疑問が生じても解決しないし、やはりエアーと実際とでは全然違う。

どれだけ相手と数をこなしてナンボでしょう。

 

ただ、エアーでもやらないよりは遥かにマシ、というのも事実です。

会得というのは一人では不可能で、しかも膨大な時間がかかる、と、しみじみ思いました。

 

そして今回も登場。

コレです↓

前回よりも遥かに枚数が増えています。(汗)

 

前回

少林寺拳法2級合格!~初めての昇級試験・10ヶ月の成果

 

このカードに今まで習った技、そして忘れがちなポイントを記入しました。

これを勤務先や外出先、大便中のトイレ(オホン、失礼・・・)でもなるべく読んで、少しでも自分の脳に刷り込み作業をします。

 

ちなみに・・・

僕の部屋の壁は少林寺拳法一色です。(汗)

手書きした技の名前一覧、鎮魂行のセリフのコピー、少林寺拳法の特徴をパワーポイントでまとめたりしたもの。

それらを画びょうで留めまくって、壁一面ご覧のとおり。(汗)

・・・宇宙は気にしないでください。宇宙好きの長男のために貼っているだけです。(笑)

まあ、普通の人からすれば不気味な部屋ですよね。

そうでないにしても、ここまで画びょうで壁に穴をあけるのもどうかと、自分でも思います。(汗)

 

しかしですね、

こうでもしないと物覚えの悪い僕は技のかけ方、繰り出し方を覚えられないのでございまする。(汗)

 

部屋の見た目は悪すぎますが、このシンプルな作戦は功を奏しています。

 

この部屋に入れば、否応なく目にとまる。

そして、ちょっと練習してみるか、という気になる、いや、実際になっているのです。

 

というのが、

前回の試験勉強の際、技を覚えられなくて困り果てた僕が崖っぷちで編み出したアイデアです。(汗)

どうやら、今回も大人の部で1級試験を受けるのは僕だけであろう、との事。

なので、

組演武の相手役をうちの道院の誰かにお願いしといた方が良いよ、と道院長に言われた。(汗)

よって、前回同様、S先生に相手役をお願いをした。

 

とまあ

週末の試験に備えて着々と準備をすすめるワタクシでした。

試験当日

この日がきた。

3週間前に受験を決意してからあっという間に月日は流れた。

 

今回の試験会場も前回と同じ、とある中学校の武道館です。

 

前回は何もかも初めてだったので、その未知なる雰囲気にちょっとビビってました。

んが、今回は会場の雰囲気も、試験の流れもだいたい分かっているだけに気持ちに余裕があります。

 

この中学校の武道館での試験は、もし、この1級試験に受かればこれで最後になります。

初段からの試験はもっと大きい会場になるためです。

そうなるように頑張らねば。

 

試験開始時間は15時から。

1時間前から開場されるので、それと同時に入って道衣に着替えて準備体操します。

 

S先生も到着して挨拶をかわす。

S先生は僕の試験の相対役をしてくれるために、プライベートタイムを返上して来てくれました。

このご足労に報いるためにも、僕は精一杯を出し切らねばなりません。

 

我が道院の道院長も到着。

道院長は毎回、試験官として参加されています。

ただし、僕の試験官は務めません。

自分の道院生の試験官を務めることはルール上できない。

公平性をもつために、第三者が試験官をする決まりである。

 

今回の試験は見渡す限り、やはり大人は僕一人みたいだ。

子供はざっと20人ぐらいはいるだろうか。

当然、その倍の数の親たちも見学に来ている。

 

実はこの日の午前中、僕のボウズらは空手の試験でした。

そう、偶然にもこの日は親子3人とも試験の日だったのです。

なので、午前中はボウズらの試験を見学に行きました。

 

今は僕が見学される側に転じていることが少し笑える。(ここにボウズらは連れてきてません)

その時のボウズらの緊張感がよく分かるというものです。(笑)

 

15時になった。

開始時間になったので各試験官が担当の受験生を呼び出します。

全員集合したところで鎮魂行開始。

 

鎮魂行とは、体を動かす前に精神統一をする儀式です。

この鎮魂行は少林寺拳法においてはマストです。

時間にして約15分というところか。

 

鎮魂行が終わった後は全員で軽く準備体操。

さあ、試験開始だ!

試験開始!

さあ、今回もワシ一人で試験に臨むぞ!

と、内心、気合を入れる。

 

試験官に名前を呼ばれて前に出る。

 

・・・ところが、

試験官がもう一人名前を呼んで、僕の隣に整列した。

 

?????

 

かなり老齢の拳士だった。

体型はやせ型。身長は165cmというところか。

僕と同じ茶帯。

 

??

 

僕はまだこの状況が把握できずにいた。

 

そして

試験官が開始の挨拶をした。

 

!!!

 

まさか・・・このおじいさんも!?

 

これは全くの想定外!

ていうか、今の今までこの方の存在に全然気付かなかった。(汗)

 

顔はポーカーフェイスをキープしたまま、心の中では仰天しまくりのワタクシ。

 

びっくりもしたが、少し嬉しい気持ちも沸き上がった。

なぜなら

まったく別々の人生を歩んだ他人同士が、同じ時間、同じ場所にこうして横に並んで、共に同じ試験科目に臨むのである。

あの時、あのタイミングで僕が少林寺拳法の門を叩かなければこの状況は無いし、この方もまた同様でしょう。

 

これも何かの縁。共に合格できれば幸いである。

 

まずは基礎科目。

試験官が出した題目と号令に合わせて一人で技を披露する。

体構え、体捌き、足の動かし方、受け身、攻技、防技・・・。

この辺は2級試験と同じ内容である。

 

次に形(かた)。

天地拳、義和拳、白蓮拳をこなしていく。

 

ここでいったん、水分補給の小休止が入った。

僕の発汗量がハンパないのを見て試験官がそう判断したのであろう。(汗)

 

前回もそうだったが、僕は緊張すると代謝が良くなるのか、大いに汗をかくクセがある。

さらに、後先の体力も考えず一挙手一投足、全力で動かしているので、ゼエゼエ言いながら全身ナイアガラの汗です。

 

気になったのは、もう一人の老齢の拳士Iさん。

Iさんは汗こそかいていないが、ここまでの動作にあまりついて来れていないようだ。

それもそのはず、聞けば御年79歳だという。(驚)

 

そりゃあ、

足も上がらないし、突きもスローだし、受け身がでんぐり返しなのも頷ける。

まあ、世の中、身体能力のやたら高いスーパーおじいちゃんもいるだろうから、そうとは言い切れないが、少なくともこの方はそういう類の方ではない。

普通に優しそうなおじいちゃん、て感じだ。

 

逆に、その体型の79歳でそこまで動けるほうが凄いじゃないか。

ある意味、今日の受験生の中で、誰よりも勇気とガッツがある。

 

Iさんは全てのメニューをこなすことは困難なので、科目は少し端折られた。

試験官がそう判断するのは当然だが、異常事態もしくは本人がギブアップしない限り、試験は続行されるようだ。

試験後半

前半は単演(一人演武)ばかりだったが、ここからの試験科目は組演武がメインとなるため、相手がいなければできない。相対である。

相対とは二人一組で、攻者、守者に分かれて技をかけあうことである。

剛法、柔法はもちろん、形(かた)の相対もやる。

 

僕は、さすがにIさんが相対をするのは失礼ながら無理であろうと思った。

なぜなら、相対は多少なりともスピードとリズムがなければ成立しない気がするからだ。

 

やはり、ここは当初の予定通り、S先生の出番かと思って周りを見渡すと。。。

・・・あれ? S先生がいない?

 

見つけた!

と思ったらなんとS先生、子供拳士の試験官をしてるじゃないか( ̄□ ̄;エ?)

なので、僕にかまっている暇は1mmも無い。(汗)

 

後で聞いた話だが、

今日の試験、もともと試験官の人数確保が難しい日だったらしく人手不足との事。

そこで、試験官の方々はS先生が居たことをラッキーと思い、その場でお願いしてきたらしい。(汗)

S先生は試験官の資格も持っているので、そりゃもう渡りに船だった事でしょう。

 

・・・ワシが頭を下げてここに来てもらったのはいったい。。。

というのは冗談です。

助け合いは少林寺拳法の基本理念です。

 

どのみち、S先生の出番はまだなかった。

なぜなら、なんとIさんがそのまま相対をする流れとなったからだ。(汗)

 

驚いたのは僕だけで、Iさんも普通にやろうとしているし、試験官も無反応。。。

大丈夫でしょうか??

 

まあ、相対とはいえ、やる動作は決まっているので、スピードやクオリティにこだわらなければ大して難しくない。

 

えい!とお!(相対にて組演武中・・・)

 

何とか終わった。

結論から申せば、試験としては成り立っていない気がする。。。

なぜなら、相対でやらねばならない体捌きをIさんはほとんど覚えていなかったのである。(汗)

 

なので

僕がこうして下さい、と言って、手足を動かしてもらった後、さらにあーしてこーしてと僕が誘導しながらの相対。(汗)

相対というか、リハーサルというか。。。

 

だが、もっとイカンのは僕自身。

解説しているうちに自分でも考えがこんがらがってしまって、うっかり間違った動作を促したこともしばしば。(汗)

そこは試験官が都度、修正してくれた。

ひとえに自分の熟知度の甘さが招いたミスです。反省。

 

そして柔法。

関節技なので、力をうまく調整しないとIさんの骨がボキッとなり兼ねない。(汗)

特に僕は下手くそなだけに、力任せでやろうとする節がある。

剛法よりも遥かに気をつけねばならない。

 

固め技をした時に、一つヒヤッとしたことがあった。

力を入れたつもりはないが、Iさんの腕を固めの形にした時にボキッとした音がした。(驚)

Iさんは痛たたたた!!と声を張り上げた。

 

さすがにギクッ!とした。(焦)

 

あわわわわ・・・

大丈夫ですか!?すみません!と声をかけた。

さすがに僕は狼狽しまくった。(汗)

 

事なきを得たが、これも自分の未熟さが招いた結果である。

腕を回した時に、Iさんの関節の可動域を少し超えてしまったと思われる。

力加減ばかりに気をとられていたが、可動域まで気を使うべきだった。

反省。。。

 

ちなみに、全部が全部、Iさんが相手をしてくれたわけではない。

ところどころ試験官の要請で、剛法の攻者役をどこかの道院長が代理をしてくれた。

 

これはこれで戦慄が走ります。

道院長クラスのスピードとパワーはハンパありません。(汗)

ホント、漫画みたいに高速の拳なんです。

 

普段の修練でウチの道院長とは何度か相対していただいてるが、ホントもうマジびっくり。

拳速が早すぎて、今どんな攻撃をしたのかよく分かりません。(汗)

おそらく、どこの道院長でも似たようなもんでしょう。

めっちゃ手加減してくれないと、僕には反撃どころか避けることさえできません。

 

とお!やあ!(道院長の攻撃をかわして反撃するワタクシ)

 

ふう、

ちゃんと手加減してくれました。(笑)

 

とりあえず、もうこれで全課題は終了したかな?

と周りを見渡すと、あれ?

みんな座っている。(汗)

既に試験は終わってて、僕らが終わるのを待っているのだ。

 

そりゃあ、こんなペースでは誰よりも遅いわな。。。

なんか注目されちゃっている。(汗)

ワシ、目立つの嫌いなんだけど。。。

まあいい、もう終わりだろ。

 

甘かった。

なんと、これから運用法(組手)をやるというのだ。

 

う、運用法だとぉー!!?

 

ガーン!

もう時間切れかと思っていたのに。。。

 

試験ではやりたくなかった。

何度も言いますが、ワタクシ、ただの一度もやったことありません。(汗)

それをいきなりこの試験でやるはめになるとは・・・。

 

相手はS先生がしてくれる事になった。

ようやくS先生の出番。

 

本来なら、運用法はお互いに防具を付けてやりあうものだが、今はあまりにも時間がないので防具を着ける時間はいただけなかった。

 

ということで、防具無しで、という事になった。

・・・せっかく重たい思いをして持ってきたのに。(汗)

 

防具がない分、相手への攻撃は重々気をつけるように、との事。

 

えい!とお!(S先生と運用法を実践中)

 

なんとか終わった。

いやー、どうなることかと思った。(汗)

僕は全然上手く立ち回れなかったが、楽しいとも感じた。

 

やはり、格闘技は組手をやってこそ本当の楽しさが分かるかもしれない。

それが少し垣間見えた。

ただ、今の自分ではまだまだ力量不足。

もっと修行せねばならない。

試験終了

運用法を最後に、試験は全て終了となった。

 

全部で1時間ぐらいだったかな。

僕は必死だったので、時間なんて頭から吹っ飛んでいた。

長ったような・・・、あっという間だったような・・・。

 

僕は全身汗だく。

雨にでも打たれたよう感じ。

ふと見ると、僕のまわりだけ床が汗まみれ。。。

ワシだけ?なんでみんな汗をかかないんだ???

一人だけ汗だくだとちょっと恥ずかしい。(汗)

 

Iさんと少し雑談をした。

どうやら、Iさんは自分の通っている道院の道院長と古い友人らしい。

そのよしみでなのか、健康増進のためか、少林寺拳法をはじめたらしい。

なるほど。

 

先ほど、僕が柔法で痛めさせてしまった手を見せてもらい、再度、謝る。

Iさんは逆に謝ってきたが、いやいや・・・めっそうもございません。

とにかく、大事にならずに良かったと思うばかりだ。

また再びどこかでお会いしましょう、とお互いに礼をして別れた。

 

道院長とS先生、試験官をして下さった他の道院長にも挨拶をして会場を去った。

まとめ

なかなか乙な試験内容となりましたが、これはこれで良い思い出ができた試験です。

学ぶことも多かったし、少林寺拳法の楽しさをまた一つ見つけた気がします。

 

さて、

肝心の試験結果は

合格

をいただきました!やっほーい。

 

まあ

級拳士の試験は、道院長に受験資格を許された時点で昇級したも同然なので、余程の事がない限り落ちないはずです。(汗)

 

賞状が届くのは一か月ぐらい先ですが、本日をもって1級拳士とみなされたので、次回の修練からは初段の技を習うことになります。

ていうか、その足で修練に行き、さっそく初段の技を習いはじめました。

 

んが、試験は終始フルパワーで体を動かしたため、体力がほとんど残っていなかった。

しかも、腿裏が筋肉痛であまり動けないため、バランスがとれずにヨロヨロしまくり。(汗)

 

それにしても、

次は初段・・・黒帯か~。

改めてそれを思うと、ちょっと胸が熱くなります。

 

まだこれから山あり谷ありでしょうが、少しでも黒帯が見えてきた事に嬉しさがこみ上げてきます。

春には黒帯とったるどー。

 

つづき

少林寺拳法~近づく初段試験・遠く感じる黒帯

大迷惑コロナウィルス!昇段試験は延期、また延期

少林寺拳法再開!コロナ対策と昇段試験のゆく行方

初段合格!掴み取った黒帯!そして重圧!

黒帯の洗礼!恐怖!外巻天秤!早々に怪我!肘損傷

 

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