少林寺拳法の道衣(道着)は下記のお店でのみ取り扱っています。
どちらで買ってもモノは同じです。
購入方法は通販になります。
試着もせずに買うのはちょっと不安だが、それしか方法が無いならしょうがない。
普通の衣服と違って道衣なので、サイズが多少ズレたって問題ないはず。
しかし、万が一にも交換となれば規定を守った上、宅急便でのやりとりになるので送料と手間、日数が費やされる。
それはなるべく避けたいので道衣選びはかなり慎重に行いました。
道衣選びから購入にいたるまでの経験談をまとめてみました。
少林寺拳法の道衣を選ぶ
現状、修練体験中につきまだ入門しておらず、毎回、トレパンとTシャツで修練に臨んでいる状況です。
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入門は来月頭にするつもりなのでその日は近い。
門下生となったら初日から道衣で修練を行いたいので、そろそろ購入しておかねばなりません。
20年前の時は、道衣はそこの道院長がサイズを見立てて手配してくれたので、道院長へ手渡しで代金と引き換えに道衣を受け取っていました。
今の今まで、少林寺拳法の道衣の入手方法はそういうものだと思っておりました。(汗)
違ったんですねー。あれは道院長の気配りだったんですね。
ちなみに、その時買った道衣と帯はいつしか紛失してました。ヽ(;´Д`)ノオイ!
今回はちゃんと自分で入手せねばならないので、初めての購入になります。
オザキ公式HPで道衣選び
道衣の購入は、Web、電話、FAX、ハガキ、いずれかの方法となります。
電話注文が一番手っ取り早いと思いますが、僕はWebでの購入を選びます。
購入履歴をWeb上で残しておきたいためです。
僕はオザキで購入する予定です。
なぜなら、オザキのHPにこんな注記があったからです。
迷った時の確認手段としてこれは使えると思いました。
前川商店のHPには見つかりませんでしたが、おそらく同じ対応はしてくれると思います。
今回はこのままオザキで進めます。
道衣については右も左も分かりませんでしたが、HPを何度か読んでいくうちにいろいろと分かってきました。
洗濯方法など予備知識、道衣の種類や購入など、全部公式HPで完結できます。便利な時代ですね。
道衣の種類とサイズ
少林寺拳法の道衣は4種類あります。
・ゴールドラベル:最高級の品質
・ブラックラベル:スタンダード品質
・ホワイトラベル:リーズナブルセット(子供や初心者向け)
・スーパークール道衣:通気性、速乾性重視の品質
黒帯の先輩のお話では、ゴールドラベルの着心地は最高!と仰ってました。
20年近く経験されている方なので、道衣の違いも分かるのでしょう。
しかし、僕が狙っているのはホワイトラベルです。今の僕にはこの一番安いやつで十分。
無論、高い道衣を買おうと思えば買えますが、今は逆にモチベーションが下がるので否。
道衣も安いものからスタートし、自分のスキルアップに応じて一緒にグレードアップしていくのが僕の美学。(笑)
道衣と帯に明示する自分の名前もマジックペンで書くつもりです。
ド素人のおっさんが名入れ刺繍なんて逆に恥ずかしいっす。
下積み時代は質素だからこそ上昇志向を保てると考えます。(笑)
這い上がってやるぞー!
ホワイトラベルの難点は上下セットでしか購入できないこと。
ブラックラベルとゴールドラベルは上下別々で購入可能なのが魅力。
公式HPのサイズ表をもとに、自分の身長から適応サイズを探します。
僕の身長175.5cm。4Lサイズとなります。
まあ、スラッとしたモデル体型の人はそれでOKかもしれません。
僕みたいな短足野郎はそのサイズだとズボン丈が長過ぎてみっともない。(汗)
なので3Lサイズが妥当な気がしますが、ズボン丈を重視するとLLサイズでも良いのではないかと。(どこまで短足なんだ、ワシ)
適正サイズを深堀りするため今一度、少林寺拳法における道衣のルールを再確認することにします。
道衣の位置のルール
少林寺拳法の道衣を着た時の位置は、現時点で下記のように定められているようです。
上衣:袖口の位置 →肘から下に10cm以上、手首から上に5cm以上。
ズボン:裾の位置 →膝から下に15cm以上、くるぶしから上に10cm以上。
普段の修練であればそこまで徹底する必要はないと思いますが、これに収まることに越したことはありません。
確実な方法は、先輩方の着ている道衣を試着させてもらう事です。
ただ、僕は着させてとは言えませんでした。
若輩者の僕が年配者にお願いなんてちょっと言い出しにくい。(汗)
よって、遠回りでも自力でなんとかします。
道衣のサイズ選び
オザキ公式HPには道衣寸法が記載されています。
オザキ公式HPより引用
ここに着丈、裄丈、ズボン丈、胴回りの寸法が記載されているので自分の身体寸法と照らし合わせれば良い。しかし、不確定要素が多くて決めきれない。
この道衣の寸法は平置きで採寸したものらしいので、実際に着ると少し短く感じるはずだが、さすがにその誤差までは分からない。
オザキでは袖と裾の有料カットサービスもあるが、一度袖を通してから検討しないと容易に決断できません。
さらに、道衣は洗うと縮むとの事。
ホワイトラベルは綿100%天然素材のため5%~9%縮むと謳ってあるが、どの部分がどういう縮み方をするのかなんて分からない。
あれこれ考え出したら完全に迷子になりました。(汗)
最後の手段。オザキに僕の適正サイズをメールで問い合わせします。
ただし、こちらから提示する情報はちょっと凝ったものを添付しました。
それがこちら↓
自分の身体寸法をこれでもかというくらい採寸したイラストです。
これを送れば、より的確なアドバイスがいただけるかなとちょっと期待した。
オザキからの回答はすぐに来ました。
オザキでは身長と胴回りから「これでどお?」程度のアドバイスしかできないとの事。(ズコー!)
確実性までは保障できないらしい。(ま、当然だわな)
それを踏まえた上で僕に提案してくれたオザキの回答はこうだった。
上衣:3Lサイズ
ズボン:LLサイズ
・・・僕の短足理論は残念ながら合ってました。
うーむ、上下別別となるとブラックラベル以上をチョイスするしかありません。
しかし、僕はどうしてもホワイトラベルから始めたかった。
ズボンが3Lサイズだと裾が長すぎるし、実際いくつカットすれば良いかなんて着てみないと分からない。
一般的に、洋服直し店では道着を持ち込んでも断られる場合がほとんど。
オザキで直してもらうしか方法が思いつかないが、発送の手間や送料を考えるとできればやりたくない。
ここで朗報。
オザキからのメールにはこう書いてあった。
ホワイトラベルは生地が薄めなので、家庭用のミシンでも縫い上げることが可能。
これは助かる。
本当にそれをするかどうかは別だが、自宅で調整可能であればまあ良しとしよう。
というわけで、ホワイトラベルの3Lサイズに決定です。
帯のサイズ
オザキ公式HPより引用
帯は1号から先は20cm刻みでサイズがあるようです。
・・・どの長さを選んで良いのか皆目検討がつきません。(汗)
Google先生に聞いてもはっきりした答えが出てきませんでした。
結局のところ、帯を着用した後のたら~んとした部分をどれくらいにするかがポイント。
それは個人個人の好みに左右されますが、普通に考えれば長すぎても邪魔、短すぎると縛りにくい。
目安はやはりオザキHPにある見本が程よいはず。
オザキ公式HPより引用
しかし、それが分かったところで結局、何号を選べば良いか分かりません。(汗)
柔道着の帯は「ウエストx2+95cm」というのをどこかで見ましたが、それでいくと僕は2.69mなので4号ということになる。
はたして少林寺拳法の道衣にも当てはまるのだろうか?
ふんぎりが付かないので、帯だけは先輩の着用しているものを試着させてもらう事に。
先輩の帯は6号。これを試着してあれよこれよと議論した結果、5号が妥当ということになりました。
4号でもいけそうな気がしましたが、素人の個人的な感覚よりも先輩の客観的意見のほうが手堅い。
注文する
買うものは決まったので、このままオザキ公式HPから注文します。
僕が今回買うものは
・ホワイトラベル 3Lサイズ
・白帯 5号(2.9m)
いずれも名入れ刺繍無し、カット無しで注文します。
要するに何の加工も無い、素のままの状態の道衣です。(この状態の購入であれば、到着後8日以内であれば返品は利くとの事)
オザキ公式HPから購入する場合、先に会員登録をする必要があります。
会員登録は簡単。所属道院名、氏名、住所、電話番号、メルアド、パスワード設定など、個人情報を入力すればマイページが用意されます。
このマイページに自分の購入履歴が残るので、次回購入する際などの参考になります。
支払い方法はクレジットカード、コンビニ・郵便局振込、代引きなどから選べます。
注文画面を進めていくと納品日が表示されます。
僕の場合は2日後に届くとの事。(早っ!)
きっと、道衣に何の加工もしないから発送が早いのでしょう。
営業所留めも対応していた
オザキのメールにはヤマト運輸の営業所留めも対応していると明記されていました。
これは何気に助かります。
納品予定日は家に誰もいない日だったので、営業所留めで送ってもらいました。
営業所留めで受け取る場合は下記のヤマト運輸のサイトから営業所の所在地を調べて、それをオザキ注文画面のお届け先情報欄へ記入。備考欄にも営業所の名前などを記入する。
注文確定!
到着が楽しみだな♪
まとめ
道衣のサイズ選びは難しい。ずいぶんと紆余曲折しました。
単純に身長だけでサイズ表からチョイスするのは早計かも。
人の体型なんて様々なんで、参考程度に活用し吟味に吟味を重ねる必要がありそうです。
僕は基本、服類は直接手にとって確かめたものしか買わない主義です。
通販で買う場合は店頭で触って確かめてからクリックする派で、エイヤーで購入したことはほぼありません。
今回ばかりはどうしようも無いので、なるだけ石橋をたたいてたたきまくって購入したつもりです。
それでも失敗するリスクはありますが所詮は道衣。私服やスーツほどシビアではない分、気楽といえます。
道衣の購入にここまで熟慮する奴も珍しいと思いますが、その分やりきった感があります。
さて、結果はいかに!?
つづき
→少林寺拳法の道衣が届いた~着用レビュー、裾直し、洗濯縮みを検証
→ 45歳から始めた少林寺拳法・自分改造計画~10ヶ月を振り返る
→ 茂木和哉の洗剤で道衣の赤カビが本当に落ちるのか試してみた
前回