長男の誕生日プレゼントに自転車を買ってあげました。

ブリジストンシュラインという自転車です。

サイズは26インチ。

 

このシュライン、かなりの人気で、自転車屋の店頭ではなかなかお目にかかれませんでした。

特に、このミストグリーンというカラーは絶大な人気で、メーカー生産が追いついていないもよう。

 

なので、入手までずいぶんと月日を要しましたが、それだけの価値がこのシュラインにはあります。

本気で良い!と思った自転車です。

まあ、乗るのは子供で、僕が乗るわけではないけどw

名門ブリジストンが本気で作ったジュニア向け自転車・シュラインを実体験レビュー!

シュライン・主要スペック

シュラインとは、ブリジストン製のジュニア向け軽量クロスバイクです。

シュラインの主要スペック
  • メーカー希望小売価格:税抜27800円(24インチ)、税抜28800円(26インチ)
  • サイズバリエーション2種類:24インチ、26インチ
  • カラーバリエーション5種類:ブルー、ブラック、ホワイト、レッド、ミストグリーン
  • 車体重量:13.1kg(24インチ)、13.9kg(26インチ)
  • 変速シフト方式:外装7段シマノサムシフター
  • 車体サイズ:全長1575mm/全幅540mm(24インチ)、全長1705mm/全幅540mm(26インチ)
  • サドル地上高さ:64cm~74.7cm(24インチ)、69cm~80cm(26インチ)
  • その他:アルミフレーム、泥除け、ベル、ランプ(バッテリーライト1000ルーメン)、サークロック、リフレクター

※バスケット、バスケットステーセット、チェーンガードは別売り

    シュラインのカラーはミストグリーンがお勧め

    この色、ミストグリーンがなかなか良い感じだと思いませんか?

    そうです、この色はほぼビアンキカラーです。

    ビアンキのロードバイクを街中で見かけると目で追いかけてしまいますが、それはあの特徴的なカラーが大きな要因かと。

    さりげなく人目を引くカラーとビアンキロゴがセットになったことで、人の脳裏に「あの色はビアンキ」という印象が焼き付いてます。

    すごく考えられて調合されたカラーですね。

     

    ブリジストンがビアンキをモチーフにしたかどうかは分かりませんが、こちらもビアンキカラーに近いグリーンなので爽やかさは満点です。

    シュラインのカラーバリエーションはブルー、ブラック、ホワイト、レッド、ミストグリーンの全5色ラインナップされてますが、一番人気なのはこのミストグリーンです。

    そして、このミストグリーンが自転車屋で店頭に並んでいることはまずないでしょう。

    他のカラーならば置いてあるかもしれませんが、このミストグリーンは人気が高すぎてメーカーにすら在庫がゼロ。

    よって、購入予約して次の生産ロットで取り寄せないとお目にかかれません。

    特にこのコロナのご時世、メーカーは生産力をだいぶ落としているので尚更です。

     

    四ヵ月前、サイクルディーラークワトロという自転車屋に下見に行ったら、ブラックブルーのシュラインが置いてありました。

    その時はまだ何を買うか決めていない時で、そこでスタッフさんの勧めでシュラインの存在を初めて知りました。

    そして、カタログでカラーバリエーションを知り、長男にどの色が良いか訊いたら、真っ先にミストグリーンと答えた。

     

    正直、耳を疑いました。

    このビアンキカラーもどきを、小学四年生男子が良いと思うのか?

    ・・・渋いな。(汗)

    いや、それよりも、何を選ぶにもいつも赤色ばかりチョイスしていた長男が、ここへきて緑をチョイスしたことが意外だった。

    スタッフさんからミストグリーンが一番人気、ということ聞いてそれにつられているだけでは?と思い、ここはいったん保留とした。

    何日か経ってからもう一度訊いてみたほうが無難と判断した。

     

    それから一週間後、シュラインのホームページを見せて何色が良いか訊いてみると、答えはやはりミストグリーンでした。

    さらに一か月後、もう一度訊いても答えは変わらずミストグリーン。(汗)

     

    長男の気持ちは変わらないので、まあこれなら後で気が変わることもないだろうと。

    買った後でやっぱりあの色が良かった~、とか嘆かないであろうと判断しミストグリーンに決定しました。

     

    入手したあとも長男はこのミストグリーンを凄く気に入っているので、このチョイスで良かったと今でも思っています。

    シュラインの各パーツご紹介

    シマノ製リヤディレーラー・ターニー

    変速ギヤはシマノ製ターニーです。

    シマノとしてはエントリーグレードのものだが、街乗りやちょっとした遠出程度なら十分な性能です。

    こいつは7段変速なので、非力な小学生でもたいていの坂なら上れるでしょう。

    どんな年齢層でも軽快にシフトチェンジしやすく、ターニーは今やそこら中の自転車で当たり前のように装備されているものです。

    それだけオールマイティであり、信頼性もあるものです。

     

    リヤディレーラーの各部のネジを回せば変速の微調整が可能ですが、素人が適当に感覚でいじると余計に酷いセッティングになるので、なるべく触らないほうが良いでしょう。

    問題が発生した時は素直に自転車屋さんにメンテしてもらったほうが良いです。

     

    変速はハンドル右側のこのレバーで操作。

    グリップシフターとは違って、指でシフトチェンジダウンするタイプ。

    好みが分かれるところですが、操作性はどっちもどっちじゃないでしょうか。(笑)

    各標準装備品

    ハンドルの左側はベルが付属されている。

    ジリリジリリ!ではなく、カーン!となるやつです。(分かる?)

     

    バスケットの右側には脱着式のライトが付属されています。

    このライトは単三電池が必要です。

    こいつはまだ使用したことはありませんが、明るさが1000ルーメンとの事なので暗闇で使うには少し役不足かなと。

    といっても所詮、小学生が街乗りとして使うだけなので、街灯の多いこの街ならばこのライトで十分です。

     

    泥除けとリフレクターは車両前後についてます。

    当然、カギも付属されてます。

    後輪にサークロック(リング錠)が装備されてます。カギを指して回すだけです。

    懸念点としては、ボウズがカギを落としたり無くしたりしないかな、と。

    そういう意味では暗証番号タイプの方が良いのですが、まあこの先、いろんなカギを持つことは多々あるだろうから、その自己管理力を養う経験として自転車から始めるのがちょうど良いかもしれませんね。

     

    ダウンチューブにSCHLEINのマークが清々しい!

    ここにボトルホルダー用のビスがあるので、ボトルホルダーとボトルさえ調達すれば、ロードバイクみたいにここにボトルをストックすることができる。

    こんな感じで

    バスケットとチェーンガードは別売り

    シュラインのデフォルト状態にはバスケットとチェーンガードはついてません。

    別売りで取り付けたものですが、これらはシュライン専用です。

    なので、取り付け性はバッチシです。

    これらオプションだけで4500円ぐらいかかるものですが、サイクルベースあさひシュライン・フル装備版ならば、これら全てついてかなりお値打ちで購入が可能です。

     

    しかし、今は残念ながら、シュライン自体が生産薄なため、フル装備版の入手も困難です。

    そして、フル装備版はネット購入限定のため、店舗に問い合わせてもあまり意味がありません。

    というのが、僕の経験から分かったことです。(汗)

     

    しかし、オプション類を別々購入とはいえ、シュライン本体と同時購入し、全て取り付け状態で受け取りたい、と店に注文しておけば工賃無償でやってくれます。

    僕はそうしました。

    乗車レビュー

    ウチの長男(小4・身長138cm)が乗車した姿です。

    このシュライン26インチを乗るには、身長138cmが最低ラインです。

    なので、ウチのボウズの身長でギリセーフです。

    まずは人気のない公園で試乗。

    まあ新車だし、納入直後なのでマシン自体に何の不備もありません。

    上手く乗れるかどうかは本人次第ですが、見た感じ、まあまあかなと。

     

    少し僕も乗ってみたが、意外な事が分かった。

     

    ハンドルが重い、ていうか、正確にはバスケットが重い

    なので、ハンドルに振り回されやすいかなと。

    荷物を入れたら余計にハンドルが取られるのでは?という気もしましたが、これはもう慣れてもらうしかありません。

    たぶん、慣れで何とかなる範囲です。

    今はハンドルが取られるせいで小回りに手こずっていますが、成長と共に体幹や筋力も上がるだろうし、1年も経てばまあ問題ないかと。

     

    このシュライン、最大の利点はアルミフレームによる軽さです。

    寝かした状態から起こしたり、坂道を引いたりする時など、非力な小学生でも苦はありません。

    ただ、前述した通り、バスケットがやや重いので、そこは少々筋力が要るかも。

    軽さを追求するならバスケットは無いほうが良いですが、実用的な使い方をするならばバスケットは必須でしょう。

     

    ちなみに、以前乗っていたドライドS3は次男(小2)にバトンタッチ。

    → 子供用自転車のお勧めはこれ!サイクルベースあさひ・ドライドS3

    次男は身長128cmなので、22インチのドライドS3に乗るにはちょうど良いサイズ。

    次男はまたしてもお古の自転車となりました。(笑)

     

    何かとお古になるのは次男の宿命だが、それは僕も子供の頃、十二分に味わってきました。(苦笑)

    しかし、次男は全然気にしていない様子。(ワシとは

    駄々こねたらどうしようかと思っていたが、ああ良かった。。。

     

    まあ、どうせ大して脚力も無いし、ロクにグリップシフターも扱えないので、実力的にはお古で十分だわ、というのは大人の言い分か。(笑)

    「サイクルベースあさひ」店舗で予約&購入 ~コロナの影響がここにも

    このシュラインはサイクルベースあさひで買いました。

    かつて買ったDAHON Vybe D7ドライドS3もサイクルベースあさひで買いましたが、それらは楽天市場店。

    要するに、ネットで購入して店舗で受け取りという手段でした。

    → 折りたたみ自転車のおすすめ!DAHON(ダホン) Vybe D7で決まり!!乗り味軽快!

    → 子供用自転車のお勧めはこれ!サイクルベースあさひ・ドライドS3

     

    んが、今回は店舗予約、店舗受け取りです。

    理由は、楽天市場店においてシュライン自体がラインナップされていないからです。

    サムネイルには表示されていても、その先進むと在庫が×ばかり。(汗)

    しかも入荷予定は未定。

     

    たまにブルー、ブラック在庫あり、とあるけど、実際は情報更新が遅れているだけの怪しさがぷんぷん。

    どのみち、本命のミストグリーンは皆無なので却下。

    こうなったら、直接店舗に出向いて在庫、生産状況を訊きに行くことに。

    結果、店舗でも状況は同じ、との事。

     

    コロナの影響でかつてのような生産力は無く、ブリジストンの生産ロットのスケジュールに合わせて、予約者から順に仕入れが可能のよう。

    ネット上の選択では×の入ったカラーは予約が無理そうなので、今回は全て店舗窓口で完結する方法をとりました。

     

    僕が楽天市場で買いたかった理由は、ここで貯まった楽天ポイント12000をあてたいのと、楽天ポイントが3倍付くこと。

    しかし、今回は店舗で確実に予約ができて、かつ確実に入手できる方法を優先せざるを得ない。

    んが、サイクルベースあさひは店舗でも楽天payが使える。

    楽天payでチャージして支払えばそれなりにポイント恩恵にはあずかれる。

    楽天payならば貯まった楽天ポイントも支払に使うことができる。

    なので、店舗購入でもサイクルベースあさひならばOKとしました。

     

    というわけで、最寄りの店舗に出向き、ミストグリーンのシュラインを予約。

    その場合、手付金として最低1000円を支払わねばならないが、絶対に買うと決めているものなのでたとえ満額でも問題ない。

     

    一つ残念なのは、店舗ではシュラインのフル装備版の取り扱いが無いこと。

    フル装備版はネット限定なので、店舗で買う場合、別々に購入しなければならない。

    また、店舗とネットでは車体価格も違いがあるため、結果的にその差額は約4000円以上になる。(汗)

     

    ネットでシュライン・フル装備版なら31000円ぐらいだが、店舗で全部別々で買うと35000円以上になる。

    これはイタイ。。。

     

    しかし、まあしゃあない。それでも店舗で買うしかない。

     

    長男の誕生日まであと三ヵ月。

    話を聞くかぎり、すでに間に合わない気もする。

    間に合わないにしても、少しでもその遅れを縮めるためには、今ここで予約するしかない。

    まさかここまで入手困難だとは思いもしなかった。。。(汗)

     

    しかし、もっと驚いた。

    あさひのスタッフがメーカーに納期を問い合わせたところ、そのメーカーですら分からない、との事。(汗)

    しかも、大雑把にすら分からないという。

     

    おいおい、作っているところですら分からないとはいったいどういう事なのか??

    厳密に言えば、どの生産ロットで出荷できるか答えられないみたいだ。

    ブリジストンともあろう名門がそんな計画性で稼働しているのか。。。(汗)

     

    意味不明な状況に戸惑いながらも、それでも予約するしか選択肢が無いのでそのままサインをする。

    何か分かり次第、店から連絡してくれるとの事なので、気長に待つことにする。

     

    そして三カ月後、未だに連絡なし。

    やはり長男の誕生日には間に合わなかった。

     

    しかし、その翌週、サイクルベースあさひから電話を受けた。

    2~3週間後ぐらいには店舗に届くとの事。

     

    まあ、その程度の遅れで良かった、というのが本音です。

    もしかしたら、1年ぐらい待たねばならんかも、という覚悟でいたので。(笑)

     

    そして、受け取りの日。

    楽天payで支払う時に僕は致命的なミスに気付いた。

     

    貯まった楽天ポイントを全て使うことに問題はないが、残りの支払い金額を全て、楽天payにチャージ出来なかったことが痛恨。

    楽天キャッシュへのチャージ額の上限は、1万円/日であることを忘れていた。(汗)

    その日のチャージ額は1万円しかできないので、残り16000円は現金払いとなってしまった。

    この金額をポイント還元できなかったことが悔しい。。。

     

    かといって、あの今にも乗りたがっている長男の顔を見ると、また出直してくる、とは言えない。(汗)

    ・・・まあいい、ポイント還元なんて微々たるものだ。

    この失敗はいずれ何かに生かすとしよう。

    ワンピースキャラステッカー貼って自分用として目印にする

    自分の自転車を量販店で買った以上、いつかどこかで同じ自転車と遭遇するものです。

    同じ並びに停めた場合、分かりやすい目印が無ければどっちが自分のか少し迷ったり、間違えたりする可能性がある。

    そこで、唯一無二の自分用として何かを貼ったりするわけですが、ウチはお決まりのワンピースキャラステッカーを貼ります。

     

    長男は「青キジ」と「ドラゴン」のステッカーをチョイス。

     

    次男は「ロジャー」をチョイス。

     

    ついでにワシも「黄猿」を。

    ステッカーサイズはいずれもSサイズです。

     

    これなら万が一、同じ自転車が並んでもすぐに分かります。

    同じステッカーを同じ位置に貼る人がこの世に二人と居るわきゃないので。(剥がれたらお終いですが)

     

    我が家の男連中は皆、ワンピース大好きなのでこの提案はすぐに可決されます。(笑)

    ま、ちょっとした余興です。

    ブリジストン・シュライン まとめ

    ブリジストン・シュライン購入記でした。

     

    たかが自転車、されど自転車です。

    それなりに高額なので、ちょっと慎重になってしまいました。

    それでも予定通りにいかないのが、コロナ社会、というやつでした。

     

    ブリヂストン 子供用自転車 シュライン SHL61 E.Xブラック
    ブリヂストン(BRIDGESTONE)

    このシュライン、良いマシンです。

    カラーは人それぞれ好みがありますが、マシン性能は万人受けすること間違いなしです。

    小学校高学年にはうってつけです。

    ミストグリーンカラーならば男女関係なく乗れるので、一男一女のご家庭にはもってこいです。

     

    前述しましたが、このシュラインを知ったのはサイクルディーラークワトロという自転車チェーン店で跨がせてもらったからです。

    それをきっかけに、シュライン一択になりました。

     

    それまではなんとなく、サイクルベースあさひ製のドライドシリーズの26インチを考えてましたが、店舗でいろんな自転車を物色しているうちにだんだんと気が変わってきました。

    DRIDE(ドライド)製品情報公式ページ

    ドライドシリーズは全般的に小学校低学年までかな、と。

    もちろんその感覚も人それぞれだとは思いますが、いろんな店舗でいろんな自転車を見ているうちに新たな感性に変わりました。

     

    小学校高学年ならばもっとクロスバイク寄りにしないと締まらないな、と。

     

    なにせ今まで長男はドライドS3に乗っていたので、そのマシンの良さを知っているだけに、いつの間にかその延長の思考になっていたようです。

    → 子供用自転車のお勧めはこれ!サイクルベースあさひ・ドライドS3

    それが実際に店舗でいろんな実車を見てるうちに気が変わった、というのはむしろ健全ではないでしょうか。

    ネットばかり物色していたせいで、知らず知らず視野と感性が狭くなっていた事に気付きました。

     

    やはり基本は、たくさんの種類の自転車を直接見る、実物を見て想像する、ということを再認識しました。

     

    シュラインは良い自転車ですが、他にももっと良いライバル車はあると思います。

    手間だとは思いますが、出来る限りたくさんの実車を直接見て触って吟味することをおすすめします。

    これから何年も乗るものなので後悔の無いよう。

     

    といっても、おそらく長男が中学生になったらサイズ的に無理なので、またマシンチェンジでしょう。

    その時はもうママチャリです。三段変速のごくごく普通のママチャリです。(笑)

    ようやく、息子にかける自転車代が1万円ぐらいで収まる日が来ると思うと嬉しい。

     

    そうなれば、もはやサビようが傷が付こうが、屁とも思わないので気が楽です。

    仮に盗難にあってもそこまで痛くは無いので、格安のママチャリはある意味、最強の自転車かもしれませんね。

     

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