早いものでロードバイク復帰から2ヵ月経過しました。
この間、毎週土日祝日は朝6時頃から約2~3時間、近場の山をライディングしています。
気付けば体重、体脂肪は「やや多い」だったのが、「普通」を下回り、「やや少ない」の領域に到達。
筋力だけでなく、肺活量も鍛えられたせいか体調もすこぶる良く、免疫力も上がったせいか風邪ひとつ引く気配なし。
食生活も改善。塩分油分の多い間食は敬遠するようになりました。
よくあのだらしない生活から脱却できたなと、自分でも驚きです。
ロードバイクで体を鍛えてスリムな体型をゲットしつつある
ロードバイク復帰した理由は、一言で言えば健康のため。
→ロードバイク復帰!ダイエット&腰椎ヘルニア、脊柱管狭窄症に負けない体づくりを目指す
ぼてっとした醜い身体を改善したいのと、腰椎ヘルニア&脊柱管狭窄症を打開したいがための策です。
かつて、休日の朝はウォーキングをする習慣でしたが、去年から今年にかけて、腰椎ヘルニア&脊柱管狭窄症の影響をモロに受けやすい身体になったようで、ちょっとしたウォーキングでも腰痛、坐骨神経痛が頻発するようになり、モチベーションも徐々に下がり、終いには断念しました。
んが、このまま運動不足だとどんどん不健康になるため、ウォーキングの代替えに目を付けたのがロードバイクでした。
ロードバイクでも腰痛、坐骨神経痛の影響があれば断念するつもりでしたが思ったほど影響なし。
最初は恐る恐る、探り探りで乗り始め、徐々に負荷を上げていきました。
土日祝日の早朝2~3時間はロードライディング
休日の朝は自転車コギコギタイムです。
所要時間2~3時間ほど。
距離にして40km~50kmぐらいかな。
稀に何時間もかけて60km、70km走る事もありますが、それはごく最近になってからの話。
今でこそそんな感じですが、始めた当初は所要時間1.5時間程度でした。
距離にして20kmぐらい。
近所の平たんな市街地や川沿い、田んぼ道など、比較的ラクな道をのんびりサイクリングする感じ。
かつて、早朝ウォーキングを習慣にしていた僕の所要時間が1.5時間でしたが、それがロードバイクに変わったというだけです。
ロードバイクに乗り続けているうちに、もうちょっと遠く、今度はこっちに行ってみよう、今度はあっち、てな感じで、徐々に走行距離と走行時間が長くなりました。
単純に自転車は楽しい、という感覚があるので、ライディングスキルと体力が向上してくると冒険心が出始め、チャレンジ精神まで沸いてきたわけです。
試しに勾配のキツいヒルクライムに挑戦してみると、死にそうに息切れになりながらもヨロヨロとなんとか登り切ることに成功。
・・・10年前はシッティングだけで登れた道だったが、今はダンシングしないとムリ。(汗)
ここまで落ちぶれていたのか・・・、と、この年齢と体力にガッカリ。
それでも、しんどい気持ちより達成感の方が上回り、もっとスムーズに登れるようになりたい、という目標を持つようになりました。
以降、この1ヵ月、トレーニングコースにヒルクライムを織り込むのはマストとなり、基本3パターンのコースを自分なりに決めて走ることに。
毎回、それらのコースに多少アレンジを加えて、コースに飽きない工夫もしています。
そんな感じで、週替わりで基本3コースを順繰り走るのがルーティーンとなりました。
今の最大の目標は、ヒルクライムを一定のケイデンスで登れること。
スピードはどうでもいい。
鈍行でも多少息切れする程度で登り切れればそれで良しです。(笑)
先ほど、基本3コースと言いましたが、そのうちの2コースはだいぶマシに登れるようになりました。(まだ死にそうな顔してるけど)
んが、もうひとつのコースはなかなかに難しい。
今でも途中で、「・・・もうダメだ、歩こうかな」という誘惑と戦いながら、なんとか登り切る頃には息切れ甚だしく、目まいすらしています。(汗)
とりあえず、身体能力は成長している感覚あります。
継続は力なり、てやつです。
ヒルクライムをもっとスマートに!となれば減量するしかない
キツい山道を何キロも自転車で登る、、、普通の人なら想像しただけで嫌気がさすと思います。
無論、自分もそうでした。いや、今でもです。(汗)
ヒルクライムを日常に取り入れている今でも、嫌やな~と思います。
だいぶ登れるようになったとはいえ、それでもキツいもんはキツい。
僕がそれでもヒルクライムを取り入れる理由は、「太らない体質」を目指しているからです。
ヒルクライムは平たんを走る時に比べて、その負荷は何倍にもなります。
キツい山道ほど、心肺機能、筋力、体力など、全般的に身体能力が問われる。
しかし、最もアドバンテージが大きいのは体重の軽さです。
体重が軽いほどヒルクライムも軽やかになります。
逆を言えば、ヒルクライムが向上するほど、自ずと体重が軽くなっている、体は絞られる、という理屈に至りました。(笑)
しかし、ただ体重が軽くなれば良い、というものではない。
ただのヒョロ男では山を登りきることはできない。
なので、筋力、体力、心肺機能も同時に鍛えねば登坂力が付きません。
登坂力が付くという事は、筋力、体力、心肺機能が上がる事を意味し、即ちそれは基礎代謝も底上げされているという事。
代謝が上がれば脂肪を燃やす力も上がる。
ということは、多少、食生活が乱れてもそうそう太らない、太りにくい体質になる。
これは言わば、ランニングと同じ原理です。
15年前、僕がランニングをしていた時期、何を食べても太らない体質だった。
ところが、腰椎ヘルニアになって走ることはおろか、スポーツ全般できなくなり、その体質はいつしか消え去った。(汗)
あの頃のように「食べても太らない体質」を取り戻すには、今の僕ではロードバイクでヒルクライムするしか方法が見当たらないのである。
なので、あえて苦しいヒルクライムに挑んでいるわけだが、登り坂を見ると本能的に、「嫌やな~」と思ってしまいます。(笑)
そんなこんなでヒルクライムの習慣を続けていたら、ロードバイク乗る前よりも体重は4キロ減り、体脂肪も4%減りました。
ま、もともとがメタボだったので、普通体型になっただけでずいぶん痩せた気になってますが、ここからが痩せにくいゾーンです。
じわじわと減量して、さらに軽い身体を目指すぞ。
笑顔で登れるようになりたいな。(無理だな)
脚が引き締まってきた
ヒルクライムを始めてから脚が筋肉痛になるようになりました。
平地を普通に走っている分にはそうはなりません。
例えそれが長距離だとしても筋肉痛にまで至りません。
しかし、短い距離でも何本もヒルクライムすると、翌日以降の脚は筋肉痛になっている。
特に腿。外側とハムストリングスが悲鳴をあげている。
このハムストリングスの痛みだけは数日続くので結構しんどいが、その甲斐あってか知らない間に脚の筋肉はムキっとなっております。
ランニングしていた頃の脚に近づきつつあるかも。
ストレッチをすれば筋肉痛を緩和することは可能でしょうが、ヘルニアのせいでヘタにストレッチをやると腰痛になる体質なので、ストレッチは一切していません。
上半身も全然筋トレしてないし、まともに成長しているのは脚だけ。
今後の課題かな。
アイテムもちょこちょこ変えた
シートクランプ
サドルがいつの間にか徐々に下がっている問題が発生したので、シートクランプを変更することにしました。
今まで使っていたシートクランプはこれ。
こいつは工具を使わずシート高さの調整ができるやつなので微調整するには便利でしたが、シートが勝手に徐々に下がってくるようでは元も子もない。
どんなにギュウッと締めても下がってくるので諦めました。
今となっては高さ調整なんてしないし、ここは確実にカッチリ固定できるやつに変更します。
ということで、これを購入。
やっぱりシマノが確実かなと。
だからといって、これで絶対に解決する保証はないが、もしこれでダメならまた考えねば。。。
テールランプ
こいつを購入。
外の暗さに応じて自動的に点灯するシロモノ。
しかも、強くブレーキをかけても点灯するので、後方に注意を促すことができます。
まあ、今どきのテールランプならスタンダードな機能みたいだが、僕は今更ながらに知りました。(汗)
バイクスタンド
僕のロードバイクはマンションの駐輪場に入れてますが、ただ屋根があるだけのフツーの駐輪場。
少しでも斜めから雨風がくるだけでもモロに浴びます。
→ ロードバイク復帰!ダイエット&腰椎ヘルニア、脊柱管狭窄症に負けない体づくりを目指す
雨で濡れるのは致し方ないが、強風だとロードバイクが倒れてしまいます。
こういうスタンドでは全くもって話しにならない。
ちょっと強めの風で簡単に倒されてしまいます。
なので、今回はこれを購入。
これなら大丈夫!
と、思ってましたが、最近これでも倒れることが判明した。(汗)
台風並み、もしくはそれに近い強さの風だと確実に倒されている。
最初は目を疑った。これで倒されるのか??誰かのしわざじゃないのか?と、同じマンションの住人を疑ったりもしたが、どうも違う。
なぜなら、強風の日、ロードバイクが倒れていたから直したが、5分後にまた倒れていたからだ。
この5分間、誰も駐輪場の前を通った気配は無く、風が収まったらロードバイクは倒れなくなったからです。
この丈夫そうなスタンドでも強風で倒れる理由はただ一つ。
ここの駐輪場の立地が宜しくないのだ。
この駐輪場は南北に向けて設置されているので、普通に駐輪場に停めると東西からの風をモロに受けるのだ。
基本的に風は西から東へと吹く。なので、いつも東側にロードバイクは倒されている。
他のママチャリは倒れていないのは、単純に自転車の重量の違いであろう。
ロードバイクは極端に軽いので横風に弱すぎるのだ。
とりあえず、強風の時はなるべくロードバイクの向きを東西寄りにすることにするが、他の自転車も停めてあるので限界はある。
根本的な解決方法は、スタンドの足にレンガなど重りを置くことぐらいかな。
まとめ
ロードバイクのおかげで「痩せてやるぞ」という気持ちが生まれました。
今まで食生活だけで減量を志してましたが、それにプラスして運動にまで手を出そうと思ったのは我ながら良い傾向です。
甲斐あって、体重も体脂肪も見た目もずいぶん様変わりできました。
んが、まだ発展途上の段階。
所詮、2か月程度なので、もっと持続すればもっと効果も期待できるかも。
ランニングもウォーキングもまともにできない自分が、唯一できるスポーツがロードバイク。
思い切ってロードバイクをここの駐輪場に持ってきて良かった。
ま、いつかはサビるなど、様々なツケを負うことになるだろうけど、その時はオーバーホールにでも出そうかな。
趣味やスポーツって、なんだかんだ言っても予想以上に金がかかるものですなー。