ちょっとした風邪から蓄膿症に発展したワタクシ。
毎度毎度、お約束のパターンです。
今、一番うっとうしいのは鼻詰まりや青っぱなではなく、咳です。
この咳、寝てる時に頻発するのでタチが悪い。
何日もまともに寝れてない。
まず、この咳地獄から解放されたい!
前回
蓄膿症戦記・後編~抗生剤、なた豆茶、鼻うがい
【12月4日(火)】会社休んで耳鼻咽喉科に行く
翌朝、決断しました。
今日は年休を使う!
理由は無論、体調不良。
昨夜、思ったとおり、朝まで咳出まくりで全く寝れていません。
昨日と似たような寝不足状態ですが、さすがに2日連続はキツさ倍増。
ただの寝不足ならまだいいが、頭痛と鼻づまりも昨日より酷くなっているからタチが悪い。
健康診断は終わったし、何の憂いもなく年休を使えれます。
会社が休みだからと言って、寝てばかりもいられない。
朝一で耳鼻科に行きます。内科は卒業です。
なぜならこの感覚、蓄膿症なのは間違いないからです。
厄介なこの咳は、副鼻腔から落ちてくる青っぱなが原因だと容易に想像できます。
なので、風邪もまだ治りきっていませんが、まず、この蓄膿症を早く治すことの方が大事なので耳鼻科にチェンジします。
いや、風邪の段階から耳鼻科に行くべきだったと少し後悔しています。
さすれば、最初から副鼻腔の薬も含めた風邪薬が貰えただろうから、こんなに酷い状態にならずに済んだかも。
朝一で行きつけの耳鼻科へ行き、レントゲンを撮り、そこでやはり蓄膿症と診断された。
よって、ネプライザーの出番。
個人で買う人もいるでしょうが、僕は耳鼻科で使わせてもらいます。
煙と化した薬を鼻から吸い込むことで副鼻腔を治療します。
3分ほどしかやりませんが、これがとても気持ち良い。
蓄膿症の時には欠かせないアイテムです。
そして、どっさりと薬を貰って帰る。
抗生剤も貰ったから、飲み続ければ一週間もすれば治るであろう。
頭痛薬、咳止め、喉の炎症を治す薬etc・・・これだけあれば安心だ。
白刀(なた)豆茶を飲んでみる
蓄膿症を調べている過程で、なた豆茶が効果的というのを知りました。
この巨大なそら豆みたいなのがなた豆だそうです。
江戸時代初期に中国から伝わったもので、鹿児島で栽培されたのが始まりらしい。
なた豆は漢方薬として重宝されており、意外にも効果が幅広いことに驚いた。
- 花粉症:なた豆に含まれているコンカナバリンAという成分がアレルギーを抑えてくれる。
- 蓄膿症:なた豆は昔から「膿とり豆」と呼ばれており、カナバニン成分が体に溜まった膿を排除してくれる。
- むくみ:なた豆に含まれている亜鉛、鉄、マグネシウムなどのミネラル成分が体にたまった水分を放出する。
- 口臭予防
- 腎臓病:なた豆には「ウレアーゼ」という酵素が豊富に含まれており、尿素を分解する働きがある。よって、腎機能を改善する可能性がある。
なた豆を調理して食する方法もあるが、茶として飲むのが一番手軽なようです。
というわけで、近所のマツモトキヨシで買ってみました。
飲んでみると、まあ・・・美味しいとまではいきませんが、不味くはありません。
あまり濃くするとキツいかなと思いました。
やや薄いぐらいなら普通に飲めます。
1日1杯を3日間飲んでみましたが、あまり効果は感じませんでした。
もっとガブガブ飲まないとダメなのか、もっと長期間飲み続けないと効果が出ないのかよく分かりませんが、即効性はありません。
効果を感じた人のレビューを見たことありますが、早い人でも効果を感じたのは数日~一週間後という。
ただ、それはなた豆茶を飲んでいなくても、自然治癒によって和らいだだけかもしれないので、そのレビューを素直に受け取ることは僕にはできませんでした。
そういう僕もなた豆茶を飲んだ結果、まあ、3日前よりは蓄膿症の症状は少し快方に向かったかなとは思います。
んが、並行して耳鼻科でもらった薬を飲んでいたので、どちらかといえば薬のおかげであろうと。(笑)
なた豆茶の効果も少しはプラスになっているかもしれませんが、即効性が無い以上、補助的なものと認識した上で飲むと良いでしょう。
なってしまった蓄膿症を確実に最短で治すには抗生剤が一番です。
なた豆茶を活用するなら、普段から日常的に飲むと良いかもしれません。
蓄膿症を未然に防げれるかもしれませんね。
鼻うがい液を作る
耳鼻科の薬、特に抗生剤を飲んでいれば近いうちに治ることは分かっています。が、この地獄の鼻詰まりは放置できません。
特に、寝てる間に副鼻腔に溜まった青っぱなは、朝、全部出してから出勤したいものです。
鼻詰まり解消の一番の神アイテムはハナノアです。
以前にも申しましたが、頻繁に使うとランニングコストが結構痛いです。
タチの悪いこの青っぱな、出しても出しても即生産され続けキリがありません。
全てをハナノアで賄おうとすると10本近くは消化するでしょう。
さすがにそこまでお金はかけていられません。
そこで、鼻うがい液を自作することにしました。
鼻うがい液の作り方はかなりメジャーなようで、検索すれば出るわ出るわ。(笑)
皆さん、ご苦労されているんですね。。。
作り方は簡単。
水1000ccに対して9グラムの塩を混ぜれば、ハイ完成!
人によっては、水を一度沸騰させて、体温ぐらいまで冷まして塩を混ぜたりとか、ミネラルウォーターを使うだとか、はたまた、水を沸かす容器を綺麗にするところから始めるだの様々。
僕もいろいろ試しましたが、最終的にはこうなりました。
- 蛇口をひねって出てきたお湯にそのまま塩を混ぜて完成としている。(給湯器は38度で設定してあるので、ほぼ体温と同じ温度。この温度が一番吸いやすい。)
- 実際に、一回に使用する鼻うがい液量は250ccで十分。1000ccは多すぎて使いきれずに捨てるはめになる。よって、塩は2.25g。(水1000cc:塩9グラム = 水250cc : 塩2.25グラム)
- 自作の鼻うがい液の作り置きは厳禁。衛生上、宜しくないとの事なので都度作る。よって、即席で作りたいため給湯水を使う。一度、沸騰させて冷めるのを待つのは嫌だ。
鼻うがいをする時、僕はハナノアの鼻洗浄器具を使用しています。
桶にたっぷり入れて、顔を近づけて鼻で吸うやり方もメジャーですが、ハナノアの鼻洗浄器具を使ったほうが圧倒的に手軽で確実です。
塩2.25gと謳いましたが、かなり大ざっぱです。(ウチのクッキングスケールは小数点は表示できないため)
自作の食塩水でも立派な鼻うがい液です。
ハナノアのほうがスッキリ感というか、清涼感はありますが、自作でも十分役割は果たしてくれます。
ほぼコストゼロで、しかも大量に使えるので、これは大いに助かります。
青っぱな、どんどん来いや!
【12月9日(日)】ほぼ治る
耳鼻科の薬を飲み続けて5日で、ほぼ治ったと言える状態。
まだ多少、鼻水と咳は出るが、頻度としてはかなり低い。
鼻詰まりは完全に治りました。
抗生剤、スゲー。
副鼻腔に異常を感じたら、すぐに耳鼻科に行きましょう。
まとめ
ようやく、朝までぐっすり寝れる日がやって参りました!
ちゃんと寝た翌日は心身ともに調子が良い。
寝不足だとなんだか腰の調子まで悪い。(汗)
今回の蓄膿症はいろいろと勉強になりました。
得たスキルも、なた豆と自作鼻うがい液。
特に、なた豆茶は普段から飲んでおくと良さそうですね。
それと煎茶はカテキンが豊富なようで、喉の殺菌、抗菌に効果があるとの事。
これも調達して習慣付けようかと思いました。
その後、快方に向かいましたが、喉の痛みだけは再発したり治まったりの繰り返しです。
また耳鼻科に行くことになりそうな予感。(汗)
3週間ぶりの晩酌はとても美味だった。
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