ドライソケットではないと診断されたが激痛はさらに強さを増し、ついに痛みレベル7まで上昇。
見た目はかろうじてドライソケットではない?
でも、症状は立派なドライソケット。
もう何がなんだか。。。(汗)
激痛地獄5日目の夜
歯磨きで口をゆすいだ後、黒い塊のようなものが洗面所の下へ流れていった。
あれはまさか血餅(けっぺい)だったのでは?とビビるワタクシ。
ちゃんと確認できなかったのが残念でならない。
血餅だったらまた骨が剥き出し状態?
地獄の日々が延長されるのだろうか?
不安と隣り合わせに就寝した。
前回
→ 親知らず抜歯戦記② ドライソケット激痛地獄5日間 サプリとシリンジ
今日は激痛地獄6日目に突入か??
親知らず抜歯戦記③ 激痛沈静化・脱ロキソニン
【2019年12月5日(木)】抜歯9日目・痛みレベルダウン
朝起きた時、奇跡を感じた。
夜中に激痛で目を覚ますことなく、ノンストップで朝まで寝れたのだ。
今も痛くないし、これはもしかして、もしかするのでは?と思った。
いつもは朝起きてから1時間ぐらいでジワジワと痛みだすが、今日はなんともない。
昨日の血餅らしきものが流れたのは気のせいだったかな。
さて、どこまでロキソニンなしでいけるか?
記録に挑戦したいところだが、午前中は次男の遊戯会。
ビデオ撮影中に激痛に襲われるのは困るので、保険のためにロキソニンを飲んでおいた。
その後、9時間後に激痛に襲われた。→痛みレベル5
今まで4時間おきの激痛だったのが9時間になった。
しかも痛みも緩和されて、痛みレベル7→5までダウン。
ようやく通常の激痛に戻った。
この快方が一時的なものか、さらに良くなるのか分からない。
どっちにしてもまだ激痛です。(汗)
痛くてしゃあない。
しかし、このペースなら寝る前にロキソニンを飲んでおけば、夜中に激痛で目が覚めることはないはず。
明日はもっと快方に向かうことを期待した。
口腔内カメラを買ってみた
洗浄した後の抜歯窩の中は現状どうなっているのか?
どんな経過で治っていくのか見たいと思った。
しかし、どんな手段を使っても、一人で奥歯の穴の中を見るのは不可能である。
手持ちのスマホやカメラで口の中を撮っても無駄。
歯医者で撮影してもらうしか方法がない。
そうではなく、やはり自分の都合で自分で撮りたい、と思った。
歯医者で使っているような業務用カメラではなく、自宅で手軽に撮れるカメラがあるのではないだろうか?
と思い付いた瞬間にアマゾンで検索。(笑)
あった。さすがアマゾンさん。
うーむ、4000円弱か・・・評価も低いな。
しかも、それでいて微妙に高い。(汗)
使う用途と期間が限定的なので躊躇した。
ポチっと買った。
貯めていたアマゾンポイントを使い果たして2000円ぐらいで調達。
アマゾンポイントがゼロになってしまったのは手痛いが、こういう微妙な買い物の時こそポイントを使うべきと思った。
というのが昨日の出来事で、今日到着した。
さて、コイツがちゃんと使えるやつだったら良いが。。。
使い方は至ってシンプル。
スマホに専用アプリを入れてwi-fi接続すれば画面に映し出される。
その画面をスマホでキャプチャすれば良いだけ。
早速、コイツを口の中に入れて局部を映す。
やってみて分かったが、コレ、かなり難しい。(汗)
コツを掴むまでずいぶん時間を要するが、それでもイメージ通りに撮れない。
アマゾン評価が低い理由も頷ける。
なんとか撮れたが、どうがんばっても歯医者で撮ってもらったようにはいかない。
唾液が邪魔してよく分からんが、穴の中のあの白いのは骨?それともかさぶた?それとも食べカスか?
シリンジで洗浄したあとに撮ったので食べカスではないと思うが確証はない。
気が付けば30分近く、大口を開けてカメラをあてる場所を模索していたので顎が疲れた。(汗)
コレ、本当に難しくて、シャッターポイントを探すのについつい熱中してしまいます。
今はただでさえ顎が弱いので余計にキツく感じた。
明日からもうちょっと短縮しよう。
【2019年12月6日(金)】抜歯10日目・昨日と変わらず
今日もノンストップで朝を迎えた。
これだけでも有難いことだ。
終日、様子をみたが昨日と特に変わっていない。
- 9時間おきのロキソニン
- 痛みレベル5
口腔内カメラ
撮影する前に、口の中で唾液を除くよう試行錯誤したら上手いこと除けた模様。
昨日の白いのはどこにいったのか?
それは不明だが、これが骨を覆っている薄い膜なんじゃないだろうか?
【余談】痛む箇所をおさらい
僕が痛みを発症している箇所は下図のとおりである。
この頃になると頭痛はもう無いと言っていい。
それ以外の4箇所はまだ痛いが、ビークは越えたと思われる。
完全に痛みが消えるのはまだ時間がかかりそうだ。
抜歯窩と唇下の顎の痛みは、三叉神経のひとつ、下顎神経の損傷から来るものだと教わった。
しかし、その他の痛みは不明との事だったが、そこがどうも引っかかっていた。
痛む箇所と三叉神経を照らし合わせると全て経路上にある。
因果関係はありそうだが?
医者的には、下顎神経から上の神経節を伝って、上顎神経、眼神経に伝わるのは考えられないとの事だが、僕はそうは思えない。
実は以前に、場所は違えど似たようなケースを経験したことがある。
腰椎ヘルニアを発症した時、酷い腰痛と坐骨神経痛に苛まれたが、発症初期は下半身以上に肩が痛かったのだ。
痛みというか、肩が下に引っ張られる感じで、コリに近い。
その時、整形外科の医者は、腰から上の痛みは関係ないと言っていた。
しかし、時間と共にヘルニアが治まっていくと、その肩の痛みも消えていった。
なので
下の神経痛は上にも影響が出る、と思っている。
結局、繋がっているんだから。
これはあくまで僕の個人的な考えであります。
【2019年12月7日(土)】抜歯11日目・さらに緩和
ロキソニンを飲んだ。
前回飲んでから20時間ぶり。
昨日まで9時間おきだったので、大幅な記録更新である。
しかも、痛みレベル4にダウン。
明らかに良い方向に向かい続けていると確信した。
【2019年12月8日(日)】抜歯12日目・脱ロキソニン
今日は一度もロキソニンを飲まずに過ごせれた。
もちろん、痛みはあるがロキソニンを我慢できるレベルである。→痛みレベル2
ようやく薬漬けの生活から抜け出せた。
シリンジで抜歯窩を洗浄したら、変な物質が出てきた。
かさぶた?食べカス? ギクリとした。
今回は排水管へ流れる前にキャッチできたので、手に取って調べることはできたがそれでも何か分からない。
シイタケみたいな色と艶、弾力。
うーむ、分からん。(汗)
これがかさぶただったら再びドライソケット激痛地獄・・・という不安はどうしてもある。
ちょっとトラウマになっているかも。
シリンジをすると相変わらず局部がしみる。
が、前よりは少しマシになった気がする。
これならいける。
明日は月曜日。少林寺拳法の修練日。
ここまで快方にむかえば再開可能と考えた。
まるまる2週間以上も修練を怠ってしまったので焦っていた。
ようやく黒帯へ向けて再出発できそうだ。
ただ、その前に午前中は会社の健康診断がある。
バリウムを飲まねばならないので、その後の排便のため強力な下剤を飲むことになる。
なので、その日の午後は基本的に腹が緩く、トイレが近い状態である。
修練の時間帯に影響なければ良いが。(汗)
【2019年12月9日(月)】抜歯13日目・体調不良はバリウムの影響?
この日も基本的に痛みは昨日と同じぐらいで、ロキソニンも不要だった。→痛みレベル2
しかし、予想外のハプニングが起きた。
15時過ぎから酷い頭痛とダルさ、体調不良に襲われた。
ドライソケットでも頭痛はあったが、それとは明らかに違う頭痛。
午前中に飲んだバリウムの影響を疑った。
かつて何度も飲んできたバリウムだが、頭痛は初めてだ。
抜歯窩にバリウムが入っても全然問題ないと、事前に歯医者の院長から聞いている。
ならば、この酷い頭痛はなんだ?
そしてこのダルさ。
体中から力が抜けるような体調である。
まともに少林寺拳法の修練なんかできるような体調ではない。
いや、それどころか帰りの運転ですら厳しい。
というわけで、またも修練はお預け。(汗)
黒帯が遠のく。。。
17時を過ぎた頃、体調不良は小康状態になったので、この隙をついてすぐさま帰路についた。
それでも運転するのがやっと。
無事に帰宅。
この日はさっさと寝た。
翌朝には頭痛も体調不良も完全に消えていた。
あれはいったい何だったんだろうか?
結局、原因不明だった。
さて、明日は歯医者の日。
ドライソケット痛は治まっているのでもう消毒処置をする意味はない。
よって、保留になっていた虫歯治療の再開に踏み切りたいと思った。
次回
前回
→ 親知らず抜歯戦記② ドライソケット激痛地獄5日間 サプリとシリンジ