親知らずを抜歯したらドライソケットになった。
医者から明確にドライソケットと診断されたわけではないが、ネット上のドライソケット症状と照らし合わせると部分的に合致する。
前回
→ 親知らず抜歯戦記① 顎関節異変とドライソケット激痛始まり
しかし、合致しない部分もあるので、医者から直接「ドライソケットです」と言われない限り、気持ち的に認めることができない。
どれだけネット上であれこれ知識を得たところで、自分の症状と八割ぐらいは合致していないと納得いかない。
いろいろと曖昧なので、「ドライソケットほどではない別の症状」、もしくは「ドライソケットの手前の段階」という、現実逃避が入った都合の良い解釈、期待をしてしまう。
が、現実は甘くない。
ドライソケットであろうとなかろうと、痛みは刻々と強さを増して遠慮なく襲ってくる。
痛くなる度、その苦しみと不安から逃れたいため、ネットサーフィンで情報収集する。
が、何度も見たサイトばかり。(汗)
ドライソケットを乗り越えた先人の記事も見つけたが、乗り越え方が凄くて僕には真似できない。(汗)
しかも、僕より壮絶な痛みと闘っている感じだ。
もちろん参考にはなるが、もうちょっと自分に近いパターンがあってほしい。
ここは逆に、参考を増やす側に転じました。
同じような苦しみと不安に陥っている方たちに、僕の体験談が参考になれば幸いかと思います。
ドライソケット激痛地獄5日間の死闘
ドライソケットの痛みを疑いはじめたのは2日前からですが、本当の地獄は今からの5日間です。
痛みレベル5以上 激痛地獄の開幕です。
【2019年11月30日(土)】抜歯4日目・さらに痛くなる!
【激痛地獄1日目】
昨夜は激痛に起こされた。
特に、顎関節付近の痛みが強烈だった。
なぜ急にここが痛くなるのか、さっぱり分からない。
他にも痛いところはあるが、この顎関節付近の痛みがとにかく酷かった。
ロキソニンのおかげで再び就寝することはできた。
起きたら早速、痛みがじわじわ襲ってきたが、激痛レベルまで上昇するのはあっという間です。
今日は休日なので、調子が悪ければゴロンと寝れるから心理的には助かる。
が、全体的に昨日よりも痛みがグレードアップしているので、心理的にはマイナスである。→痛みレベル4.5
この痛みの強さは終日続いた。
しかし、ロキソニンを飲めば4時間ぐらいはその苦しみから解放される。
が、さすがに遠出をしたいとは思わない。
近場の公園に子供を連れて行くぐらいしかできなかった。
今が痛さのピークだと思いたい。
明日から少しずつ痛みは治まっていくと信じたい。
が、その希望を嘲笑うかのように、夕方、夜になるにつれて痛さはアップした。
→痛みレベル5
・・・うう痛すぎる。
両手で顔を覆い、しばらく固まる。
こ、これはたまらん。
早くロキソニン効いてくれ。。。
20分ほど耐えるとロキソニン効果が発動する。
ようやく痛みから解放される。
ヤレヤレだ。
夜飯は今日から普通飯に戻した。
おじやは昨日で終わりにした。
あまり顎を使わなさすぎるのもどうかと思ったからです。
それに、もう飽きた。(汗)
それでも、右側でしか噛めないし、左側に食べカスがいかないように気を使うのは依然として変わらない。
面倒でかなわん。
夜中、またも痛みで目が覚める。
ロキソニンを飲む。
効いてきたら再び就寝。
しんどいわー。
痛いのは5箇所、なぜ?
- 左側の額の頭痛
- 左顎関節付近(三叉神経節?)
- 左上の奥歯
- 抜歯窩と隣の歯
- 左唇下の顎
痛みは全て顔面の左側で、右側は何の支障もない。
左下の親知らずを抜歯したので、左側に痛みが出るのはある意味、健全かもしれない。
痛み方は5ヵ所同時の時もあれば、ランダムの時もある。
ネット上で明記されていたドライソケットの痛む箇所は抜歯窩と唇下の顎。
それ以外の箇所の痛みについては見当たらない。
僕だけの発症箇所か。
僕の場合、抜歯窩の隣の歯まで痛い。
ただ、抜歯するということは神経を引きちぎる事なので、その付近なら神経痛の余波はあってもおかしくはないかなと思う。
今一つ解せんのは顎関節付近の痛み。
親知らずを抜歯した翌日は疲労による痛みはあったが、それはとっくに治まっていた。
なぜ今になって連動して痛くなるのかが分からない。
もっと解せんのは頭痛と上の歯の奥歯の痛み。
特に上の歯の奥歯。
上の歯は触れてすらいないのに、なぜ??
上の歯まで神経痛って連動するものなのか?
それとも新たな虫歯か?
不安は募るばかりだ。(汗)
【2019年12月1日(日)】抜歯5日目・サードオピニオン
【激痛地獄2日目】
痛い!
昨日と同じぐらいの痛みを引き継いでいる。→痛みレベル5
今日は朝から行動を起こすことにした。
別の歯医者に診てもらうのだ。
今回の件で歯医者を回るのは3件目である。
とはいえ、今日は日曜日。
大多数の医療機関は休みである。
しかし、日曜日でも稼働している歯医者は少し点在する。
その中でも、ドライソケットのうんちくを多少なりとも謳っているHPの歯医者を選んだ。
いろいろ調べると、家から車で20分程度のところに評判の良い歯医者を見つけた。
今日の今日なので、予約なしで飛び込みOKであることが前提だが、とりあえず電話して聞いてみた。
なんと、向こう2ヵ月は予約で埋め尽くされているとの事。(汗)
飛び込みを受け付けれる状況ではないみたいだ。
それでも何とか食い下がってねじ込もうとするワタクシ。(スンマソン)
結果的に飛び込みOKをもらった。
ただし、今から40分後には受付してほしいとの事。
超ダッシュで着替えて歯磨いて出発。
セーフ!
非常に小さなテナントの歯医者。
見た目はそこそこ年季入ってるが、設備は割と新しい。
それにしても
さすが日曜日でも稼働している歯医者。
患者はひっきりなしに来る。
インドネシア系の外人ファミリーが多い印象。
在日歴が長いのかコミュニケーションは良好でとても雰囲気が良い。
控室が狭いのですぐに満室になってしまうが、医師が2人体制のようでサイクルは早いと思った。
受付を済ませ、待合室で待つ。
どのタイミングで診察してくれるのか皆目見当もつかないが、例え何時間かかろうとテコでも動かないつもりだった。
と思いきや、すぐに呼ばれた。
ラッキーである。
歯科助手に状況を説明し、まずはレントゲンを撮るとの事。
その後、チェアーユニットに座って待っていたら院長が診察に来てくれた。
診察の結果と心構え
その院長は僕との会話を紳士的かつ穏やかに対応してくれた。
人柄も良く、経験も豊富そうだ。
(こりゃあ、人気なのも分かるわ)
抜歯窩の中に食べカスがたくさん詰まっているらしく、まずはそれらを除去しなければドライソケットかどうか分からない。
それらをピンセットで取り除いてくれた。
・・・自分で鏡で見る分には何も見えなかったが、そうか、詰まっているもんなんだ、と学習した。
院長:ドライソケットではありません。しかし、血餅が薄すぎる。
僕は、とりあえずドライソケットではない、という事に安堵した。
薄っすら血餅が骨を覆っている事に命綱を感じた。
僕:抜歯窩以外のいろんな箇所がなぜ痛くなるのか?
院長は三叉神経を指摘した。
三叉神経の一つ、下顎神経に接していた親知らずを抜歯したことが影響(下図のX)して、抜歯窩付近と唇下の顎がビリビリするとの事。
一見、レントゲンでは下顎神経は切断されているように見えるが、そうではない。
切断されていればもう治る術はなく一生麻痺したままらしいが、傷ついている程度なので自然に治癒するとの事。
その他の箇所の痛みに関しては不明のようだ。
神経節で繋がっているとはいえ、下顎神経に何かあっても他の神経に影響が及ぶのはイマイチ考えられないみたいだ。
まあいい、とりあえず様子見かな。
かろうじてドライソケットではないみたいだが、似たような症状が出ているので引き続きロキソニンで凌ぐしかないとの事。
一応、感染症対策として抗生剤をいただいた。
院長に深々礼を述べ、この歯医者を後にした。
良い歯医者だった。
都合がよければ常連になりたいところだが、予約も取りにくいみたいだし、地理的にもやや不利なので通うのは難しい。
なので、残念だがこの歯医者に来ることはもう無いであろう。
さらば。
そして夜中
就寝中、激痛で目を覚ます。
今度のは一段とキツイ!→痛みレベル6
マジか?さらに痛みが増すのか?(汗)
ドライソケットではないと言われたが、症状や痛さ的にはドライソケットと何ら変わらんではないか?
それとも本当のドライソケットはもっと痛いのか?
今でも十分、死にそうなほど痛いぞ。
これはもうドライソケットであると心構えをすべきだ、と直感した。
いつも通り、ロキソニンでやり過ごす。
夜中にこう何度も無意味に激痛で起こされる生活・・・いつまで続くのか。(汗)
明日、いや、もう今日か・・・仕事だというのに・・・しかも月曜日。
滅入るわ~。
【2019年12月2日(月)】抜歯6日目・本領発揮のドライソケット痛
【激痛地獄3日目】
昨夜はついに、痛みレベル6に達した。
もはや規格外です。(汗)
このレベルは一時の事かと期待したが、その強さは継続した。
一般的に、痛みが弱くなれば峠は越したという解釈かと。
それはつまり、苦しみから解放される日が近いことを意味する。
が、痛みが強くなっているという事は、まだ地獄は続くということ・・・?
最低~。
午後から今一度、確認することにした。
痛みの臨界点を計ってやる。
何時間ロキソニン飲まずに耐えられるか限界に挑戦だ。
勤務中だが試してみた。
3時間経過・・・ジワジワと痛い。いつもよりその度合いは強い。
4時間経過・・・いつもならとっくにギブアップする痛さ。だが、もっと粘ってみる。
4時間半経過・・・限界!息も絶え絶えにロキソニンを飲んだ。(汗)→痛みレベル7
ああ、死ぬかと思った!
・・・て、オイ!
今まで一番痛いがや。(汗)
かつてない最強の痛さ、痛みレベル7を更新した。
余計にショックを受けただけだった。
ここまで痛いと、どう表現していいか難しいです。
その日は終日、痛みが発生するたびにその強さ。
もう我慢しても意味は無い。
遠慮なく3~4時間スパンでロキソニンを飲む。
しかし、それでも今日は頭がボーっとするし、全体的に具合も悪い。
仕事にならん。(汗)
神頼みのサプリメント作戦
・・・このままではマズイ。
僕は焦っていた。
なんとか、あと一週間である程度は回復していたい。
なぜなら、少林寺拳法に復帰したいからだ。
虫歯治療を含め、この一連のせいで既に1週間以上修練を怠っている。
自主練もほぼしていない。
自己都合でこれほどブランクを設けたのは初です。
それだけに凄く不安が生じる。
このままではサボり癖がつきそうで怖い。(汗)
培ってきたウデも鈍る。
1年4ヵ月続けてきた習い事をパアにするわけにはいかん。
しかし、今は何より自然治癒力を優先させねばならないので安静が一番大事な時期。
やりたくてもやれないのだ。
なんとか来週からは復帰したい。
そこで、僕なりに対抗策を考えた。
そして、それは昨日、手をうった。
・・・アマゾンで発注した品々が家に届いているはずだ。
帰宅後、商品が到着していたので早速開封。
サプリメント作戦です。
サプリメントによって治癒力をアップしようという作戦。
今回、治癒の対象は抜歯窩。
ドライソケットを一刻も早くブ厚い歯肉で覆ってほしいと切に願っている。
粘膜の回復なので、それを助長するサプリメントを選びました。
と言いながらも
もともと僕はサプリメントの効果をあまり信じていないタチでした。
そんな僕が苦肉の策として、神頼み的に実践しようというのだ。
ところが人間、追いつめられると洗脳されやすくなるみたいで、少しずつのめり込んでいった。(汗)
この歳で、今更ながらに知ったサプリのヤバさ。
当初は「あわよくば」程度だったが、考え方はだんだんと変わっていった。
知れば知るほど、あれもこれもと欲しくなってしまう、まさに蟻地獄。(汗)
結局全部繋がっているので、全部必要、という結論になりがちだが、そんな予算はない。
しかも、効果なんて曖昧なものだけに、この分野、ちょっと宗教的な要素を感じた。
一応、理性を保ちながらもチョイス。
が、思ったより出費してしまった。(汗)
マルチビタミンは朝。それ以外は夜に摂取。
マルチビタミンまで服用すると1日摂取規定量をオーバーするが、この際どうでもいい。
死にゃあせんだろう。(笑)
僕が気持ち的に救われるならそれで良しとする。
でも、やっぱり1日でも早く治ってほしい。
抜歯窩に詰まった食べカスを安全に除去できる神アイテム
昨日の歯医者で、抜歯窩に食べカスが溜まっていることを知った。
見た目、何もないように見えて実は溜まっている。
これはちょっとショックでした。
そこで自分なりにいろいろ調べてみました。
抜歯窩に食べカスが溜まるのは至極当然であり、食べカスが抜歯窩に流れないようどんなに気をつけても、多少なりとも必ずカップインするものである。
その食べカス、決して自分でピンセットかなんかで取ろうと思ってはいけない。
そもそも、見え難く狭い箇所に先端が尖ったものを近づける、というのはリスクこの上ない。
手元が狂って粘膜や血餅を傷つけ兼ねないからだ。
だからといって
毎食後、歯医者で取ってもらうのは不可能だ。
じゃあ、放置してても問題ないのか?
これはネット情報でしかないが、有害無害、両論あった。
結論的に、僕は食べカスを取り除く方向を選んだ。
なぜなら、知ってしまった以上、気になるからだ。
ピンセット以外で食べカスを取り除く方法・・・しかもノーリスクで。
そんな都合の良いアイテムがこの世に一つだけ存在することを知った。
それがこれ、デンタルシリンジ。
コイツもアマゾンで調達済みだ。
抜歯窩の食べカス問題は結構メジャーみたいで、このデンタルシリンジは先人達の間では常識化されていた。(汗)
真似させていただきました。
この中に水を入れて、抜歯窩に向けてチューっと噴出すれば、食べカスが水流に押し出されるとの事。
水は水道水そのままではなく、生理食塩水を使用している先人が多いみたいだ。
生理食塩水の作り方は、鼻うがいの時に何度も経験している。
とりあえず初回ということで、衛生的に品質の高い、有料の生理食塩水を使ってみることにした。
そう、蓄膿症で世話になったハナノアである。
僕は蓄膿症が発症しやすいので、緊急用として家に一つ常備してあります。
ハナノアをコップに適量入れて、シリンジで吸い取る。
所詮、抜歯窩程度の容積。少量で済む。
これを抜歯窩に向けてチューっと噴出。
僕はギョッとした。
出るわ出るわ。(汗)
ビビったのは米粒がまるまる4粒も入ってた事。
こんなに入るものなのか。。。
感動すら覚えたが、抜歯窩の奥行の深さにショックを受けた。
ホントにいずれ、この穴が全部塞がるのだろうか??
とても信じられんが。(汗)
とにかく、このアイテムのおかげでスッキリした。
久々に、目から鱗が落ちたアイテムだ。
ただ、これをやったあとは局部がややしみる。(汗)
まだ血餅が薄いので、冷たいものを感じやすいのだろう。
温ければ大丈夫である。
それと
あまり噴出を力強くすると、それはそれで傷になるとの情報もあった。
ある程度、加減を調整しながら使うのがコツかも。
ちなみに、2度目以降はハナノアは使っていません。
これ、結構ランニングコストがかかるので、できればあまり多用したくない。
それにこの使い方なら塩水で十分だと思った。
わざわざシビアな配分の生理食塩水でなくても良い。
雑な塩水でも十分目的は果たせる。
ざざっと適当に食塩を入れて、水または湯を入れてかき混ぜて出来上がり。
さらに、会社や外出先でも使用が可能なようパッケージ化した。
100均で揃えたものばかりだが、しばらくこの抜歯窩洗浄キットは常備せねばならない。
このシリンジは朝昼晩の毎食後、歯磨きとセットで行う。
ちょっと億劫なのが昼。
会社のトイレの洗面所でやることになる。
昼休憩なので、人の出入りがやや多い。
歯磨きをする人はよく見かけるのでどうってことはないだろう。
しかし、シリンジをする人はいないでしょう。(汗)
会社のトイレの洗面所で前のめりに鏡に向かって、左指で口を横に広げてシリンジを突っ込む姿。
この姿を見た人はかなり奇怪に映るでしょう。
何してんだ?と思われるだろうが、どうとでも思え、です。(笑)
【2019年12月3日(火)】抜歯7日目・今日も激痛
【激痛地獄4日目】
朝から滅入っていた。
昨日は痛みレベル7を更新したから、もしかしたら今日はさらに更新するのでは?という滅入り。
いつまで経っても見えない出口にイラつく。
痛みが襲ってくる恐怖心は無い。
ロキソニンさえ飲めば痛くないからだ。
副作用もそこまで大したことなく、多少、腹が緩む程度。
なんてことは無い。
逆に、ロキソニンが効かなくなったら、という恐怖心は大いにある。
ロキソニンがあるから会社にも行けるし、なんとか人並みの生活ができるのである。
同じ薬を頻繁に飲み続けると効かなくなる・・・そんなような事を昔どこかで聞いたような気がする。
ロキソニンでそんなことになったら、ワシャ本当に死んでまう。(汗)
迷信であってほしい。
さて、今日は歯医者に行く予定日である。
今日も、会社を中抜けして行く。
今日で抜歯からちょうど1週間か。
ていうかまだ1週間か。。。
滅茶苦茶長く感じた1週間だった。
今日は前回やれなかった虫歯治療をする予定だったが、当然、この状況下でそれは無い。
院長にはこの1週間の状況を全部説明した。
当然、こないだの日曜日に別の歯医者に通ったことも伝えた。
今が一番、痛みが強く出ていることも言った。
実は今、こうして院長と話をしている間、ロキソニンの効力がほぼ切れかけていてかなり痛いのだ。(汗)
僕は痛みと我慢しながら院長と話しています。
あえて診察時間にこうなるよう、ロキソニンを飲むタイミングを調整した。
普段ならロキソニンを飲むが、今はあえて飲まない。
なぜなら、どこがどういうふうに、どれだけ痛いのかを正確に伝えたいからだ。
そして、院長にドライソケットになっているかどうかを改めて診てもらった。
院長:ドライソケットではない。薄っすらと膜がかかっています。
・・・やはり、日曜日に行った歯医者と同じ診断結果だ。
院長:ドライソケットの痛みが続くのは抜歯後2週間。長くても3週間。それ以上を私は見た事ありません。
ということは
この痛みはあと1~2週間続くのか。(汗)
気は重いが、反面、その期間を乗り切ればこの地獄から確実に釈放されるわけだ。
治療法としては、再掻爬(さいそうは)もしくは自然治癒の二通りあるが、自然治癒で治すのが一般的との事。
この辺はネット情報と何ら変わらない。
抜歯窩への消毒をするために週2ペースで通院することを勧められたが、その消毒に大した効果があるわけではないみたいだ。
なので、また一週間後に来る予定を組んで歯医者を後にした。
その日は終日、痛みレベル7に達する前にロキソニンで凌いだ。
毎食後のシリンジと朝晩のサプリメントも昨日から日課にしている。
効果があろうとなかろうと、途中下車はしません。
継続あるのみ。
【2019年12月4日(水)】抜歯8日目・激痛変わらず
【激痛地獄5日目】
特に何の変化もない。
昨日と同じ激痛。
痛みが最高潮になる前にロキソ!ロキソ!のリズムなので、正確な痛みレベルは分からない。
もはや調べる気にならない。
とにかくあと一週間、長くても二週間で痛みから解放される、という事例を信じるのみです。
今一つ信じられないのが抜歯窩。
前にも言ったが、この穴、本当に自然に塞がるのか?
かなり疑心暗鬼。
シリンジで抜歯窩を洗浄すると、流れ出るその食べカスの多さに毎度驚かされる。
ここまで派手に出てくると楽しくもなるが、永遠にやり続けねばならない人生は嫌だ。(汗)
早いとこ卒業したい。
ちなみに、明日は次男の幼稚園の遊戯会を観に行くため、年休をとってある。
当然、僕は撮影係である。
ドライソケット痛が中途半端なタイミング発症されると撮影に支障をきたすので、遊戯会開始前にロキソニンを飲んでおかねばならない。
という、本来考えなくても良いことまで考えねばならないのがウザい。(汗)
早く普通になりたい。
洗面所でいつも通り歯を磨いて口をゆすいでペッとすると、変な黒い塊のようなものが出た。
あまりにも不意打ちだったので、あ!と気付いた時には流れてしまった。
・・・い、今のは血餅だったのでは?と、恐れに恐れた。(汗)
そうだとしたら、明日からどうなるのか。。。
この地獄はまだ続くのだろうか?
それとも更にキツい地獄が待っているのだろうか?
やってらんねー。
次回
→ 親知らず抜歯戦記③ 激痛沈静化へ ~口腔内カメラを買ってみた
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