コロナ感染が凄い世の中になっています。
全国で9万人近くにものぼります。
ここまで酷いと、もはや誰がどこで感染してもおかしくありません。
かく言う私も最近、コロナに感染してしまった1人です。
車で家と会社しか行き来してないのに、いったいどこで拾ったのか皆目見当もつきません。
突然の寒気(さむけ)と発熱に襲われ、病院で検査したらやっぱり陽性。。。
・・・なんてことだ、と、その時は頭の中が真っ白になりました。
- 家族もろともしばらく自宅待機?
- 会社の同僚も濃厚接触者として自宅待機させてしまう?
自分の容態がどうこうより、家族や会社への迷惑を考えると居ても立っても居られない気持ちに。(汗)
似たような境遇な人は僕の気持ちが分かると思いますが、まあ、結論から言えば「なんとかなる」です。
あまり深刻に考えたところで、なるようにしかなりません。
僕の実体験をもとに過ごした記録を残したいと思います。
コロナ感染症状と回復対策・自宅待機期間の感染対策
発熱症状は突然やってくる
その日は土曜日、休日でした。
朝起きた時、なんか微妙に喉が痛いかも?と思ったが、ほとんど絶好調だったので、いつも通りウォーキングとストレッチ、軽く筋トレをしました。
ところが2時間後、にわかに寒気(さむけ)と頭痛、微熱に襲われ、さらに2時間後には38.1°まで上昇。
午後の診察に駆け込み、そこで体温計ると38.9°まで上昇していた。
抗原検査の結果、陽性ということに。
・・・去年、ファイザー2回打っているけど、そんなん関係ないようだ。。。
あっという間に体温は39°近くまで上昇し、そこから2日間は頭痛と寒気に襲われました。
特に寒気はキツかった。
こんなに寒気が走るのはずっと昔、抗がん剤治療以来である。
とにかく寒くてたまらないので、体温を上げたくてアッチッチの湯舟に浸かりました。
たいていの人は風邪を引くと風呂に入らないと思いますが、僕は逆で、昔から風邪を引くと、より積極的に湯舟に入るタチです。
いつも以上にアッチッチの湯に長く浸かったおかげで、寒気は一気に吹っ飛びました。
んが、湯冷めするとまた寒気が襲ってくるはずなので、すぐに布団に入って就寝です。
しばらく、朝と晩は湯舟に浸かってました。
なにぶんその間、熱があるせいか布団の中で汗をよくかいていたという事もあり、朝起きると気持ち悪くて。。。(汗)
だから朝風呂は欠かせなかったし、さっぱりできるので、ひとつの楽しみでもありました。
発熱は計4日間続きました。
その間、ポカリスエットをガバガバと飲んで、なるべく排尿サイクルを高めて復調につなげた。
喉の痛みや鼻づまりは大したことなかったが、発熱3日目から咳が出始めました。
んが、それは2日間ぐらいで収まりましたが、深刻なのは、頭痛が後頭神経痛に変わったこと。
この後頭神経痛も大昔、一度だけ経験がありますが、これがマジで痛い。(汗)
→ 悪性リンパ腫戦記 その7~ 腕の血管痛と後頭神経痛~全クール終了
後頭神経痛は、ときたまボールペンの先っぽで後頭部を刺されるような激痛です。
・・・これ、ほんとにいつか治るの?と疑いながらも、次第に治りました。
体調不良は合計5日間で、その後は何の不調もありませんでした。
ちなみに、病院からもらった薬は、ただの風邪薬ととんぷく薬でした。
コロナとはいえ、ただの風邪薬なんですねー。
そうそう、病院からこうも言われました。
私が陽性者なので、当病院ではそのご家族を診察することはできません、と。
病院もいろいろと必死なので、まあ当然かもしれませんね。
陽性と診断されたら~保健所と会社
PCRもしくは抗原検査で陽性と診断されたら、その人はコロナ陽性者として、保健所から電話がかかってきます。
ただし、こんなコロナ全盛期ゆえ、全国的に保健所はパンク状態です。
自治体によっては保健所から電話をしない場合もあるので、地域情報をご確認ください。
僕の場合、その日に保健所から電話がありましたが、それはただの窓口的なお知らせで、専門員からの電話はそれから3日後にありました。
保健所からは、病状が悪化した際の電話番号を教えてくれます。
そして、いろいろと問い合わせに応えた後、自宅待機期間を言われます。
発症日の翌日からカウントして、10日間の自宅待機を言われました。
そして、同居の家族に対しては、7日間の自宅待機を言われました。(ちょっと前まで17日間だった)
しかし、僕が知りたいのはそんな誰でも知っている事ではない。
会社において、僕の濃厚接触者はどういう人物に該当するのか?を知る必要がある。
会社には会社のコロナに関する規定があり、すでに僕の席の列の人たちは濃厚接触者として自宅待機を余儀なくされているが、それ以外の近隣の人も該当するかどうか、保健所の判断を聞いて会社に報告せねばならない。
保健所としては、普段マスク着用で過ごしているならば、食事中が焦点になるとの事。
向かい合って喋り合って食べているならばクロだが、僕の会社の場合は、それぞれの自席で自分のPCモニターを見ながらの昼食である。しかも黙食である。
向かい側の席はパーテーションが張られているので問題なし。
よって、両隣に対しては、シロとまではいかないが、グレーであるとの回答。
そして、保健所から会社へ電話はしない、との事。
ちょっと前までは保健所から自分の会社に電話がいき、会社の話す内容次第で保健所が濃厚接触者の範囲を決めていたみたいだが、今はあまりにも感染者が多すぎて、保健所もそこまで手が回らないようだ。
というわけで、濃厚接触者の範囲は、会社判断オンリーということになった。
さらに、僕の場合ですが、コロナにかかると、会社に提出しなければならない書類がたくさんあります。
発症した日から遡って2日間、館内のどこを通ったのか、経路マップまで事細かに書かねばなりません。
・・・どこのトイレの何番目の便器まで書けという。。。
そこまで覚えてないわ(汗)
とにかく、僕のせいで同列の同僚たちは出社できない状態にさせてしまった事が心苦しい。(汗)
スマソ。。。復帰したら菓子折り持っていこっと。
ま、せめてもの救いは、当社は在宅勤務を充実させていたので、年休ではなく在宅勤務(リモートワーク)にできた事です。
在宅勤務可能な会社でよかった。
家庭内の感染対策~自宅待機期間
抗原検査の結果、陽性と診断されてすぐに、カミさんは家庭内感染対策を施しました。
我が家は僕とカミさんと小学生2人の4人家族。
3LDKの賃貸マンションなので、狭い空間なだけに感染しやすい環境です。
・・・ていうか、もうすでに感染しているのでは?(汗)
こやつらは元気みたいだけど、ただの無症状なだけでは?
とまあ、いろいろと勘ぐるところはあるが、それでも最善は尽くさねばなりません。
これからしばらく全員、自宅待機期間に突入するし、逃げ場が無いからと言って諦めるわけにもいかない。
それにしても、子供らは学校、習い事まで行けないってのは痛い。
- 全員、四六時中マスク着用のこと。
- 手を拭くタオルをペーパータオルに変更。
- あらゆるところに消毒液を設置し、しょっちゅう手に塗る。
- 大人はトイレを使った後、レバーと便座は除菌で拭いてから出る。
- 僕は一室に隔離:家族とはほとんど合わないよう配慮。もちろん飯も隔離。コップと皿は紙の使い捨てのやつを使い、捨てる時は袋に閉じ込めて捨てる。
- 洗面所は僕だけ専用とし、家族は台所を使う。その代わり僕は、台所はおろかキッチン立ち入り禁止とし、リビングもダイニングも立ち入り禁止。
- 風呂は僕は一番最後。
- 洗濯物は僕だけ別で洗う。
- 飛沫対策として、歯磨き、うがいなど洗面所でしない。僕だけは風呂場でまとめて行う。
- 全部屋しょっちゅう換気を行う。玄関ドアも開けて全部屋に風邪を通すなど、昭和さながらのセキュリティ無視。
- 自宅期間中はネットスーパーを活用。(このご時世、思うように予約がとれないのでご注意)。
- 宅配物は全て、玄関前置き配にて受け取り。
なんとも縛りの多い生活でしたが、意外と慣れます。(笑)
なんなら、これからのスタンダードとして定着する習慣もできそうです。(軽く潔癖症になりそう・・・汗)
甲斐あってか、僕以外、誰も感染症状は出ませんでした。
無症状なだけかもしれませんが。(汗)
コロナ感染予防アイテム
自宅待機期間に用意した感染対策アイテムを紹介します。
ペーパータオルは必須です。
普通のタオルをみんなで使いまわすと感染リスクになるので、しばらくペーパータオルです。
ハンドジェルは今に始まった事ではありませんが、いつも以上にたくさん頻度を上げるべきものですね。
これはトイレ用。
トイレットペーパーを適当にちぎって、こいつを上から押すとトイレットペーパーに除菌液がつく。
それで便座やレバーをふいて、ふき終わった後は便器の中へポイっとするだけ。
用を足したあと、必ずやります。
鼻うがいは意外とコロナに効果的だと思いました。
ウィルスや菌は副鼻腔に付着しがちなので、それを洗浄液で一気に洗い流すのが一番手っ取り早い除去法かと。
朝起きてハナノアをするとかなりスッキリします。
鼻うがいは食塩と煮沸したお湯を配合して自作することは可能ですが、いちいち煮沸して冷まさねばならないのが面倒なのでハナノアに頼ってしまいます。
コロナ感染・まとめ
ざっくりですが、自分の経験をもとにまとめてみました。
- 発熱は発症から数時間で39°近くまで上昇する
- PCR検査もしくは抗原検査で陽性と診断されたら保健所から電話がきて、今後の指示を仰ぐ
- 会社は会社の規定に則り、保健所からの指示も含めて方向性を仰ぐ
- 家庭内に1人でも陽性者が出た場合、同居の家族全員、濃厚接触者として7日間、自宅待機。要請者は10日間
- 自宅待機期間中、家庭内感染リスクをなるべく減らすために、換気、消毒、隔離など、思いつく限りのことを徹底的にやる
コロナのめんどくささを肌で感じました。
1人感染したら周囲に影響をもたらす・・・なんとも息苦しい限りです。
僕の場合、家族に感染はしなかったが、もし子供が陽性となった場合、僕は陽性者から濃厚接触者として、さらに自宅待機期間が延びるってことですかね?
濃厚接触者はまたゼロからカウントされて自宅待機期間が延びるってことですかね?
こんなやり方してたら日本の経済は沈没してしまうような。。。
と言っても他に方法も無いだろうから、一刻も早く良質なワクチンが出来て普及される事を願う。