上腕骨外側上顆炎(じょうわんこつがいそくじょうかえん)
(通称:テニス肘)
この症状を患ってからほぼ1年が経過。
依然として解決していません。
ホントに僕の右腕はいったいどうなってしまったのか?
テニスプレーヤーによくある症状だからテニス肘と呼ばれているみたいですが、テニスをしていなくてもよくある障害らしい。
特に、パソコンをよく使っている人。
僕みたいな人間です。(汗)
テニス肘の主な症状をまとめると、
- 肘付近の腕橈骨筋に常時痛み
- 腕の角度によって痛み度合いが異なる
- 握力を使うと腕橈骨筋に激しい痛み
- 外側の肘を指で押すとかなりの痛み
- パソコンのマウスを使い続けると痛みが増す
なんともやっかいな症状です。
不本意ながら、テニス肘1周年記念を迎えようとしているワタクシですが、ぜんぜん卒業できる気配がありません。
最初の頃は、知らん間に治っているだろうと軽く考えていましたが、その考えは甘々の大甘ちゃんでした。
今では、何をやっても永遠に治らないかも・・・と思うように。(汗)
数々の病や怪我と戦い生き延びてきましたが、このテニス肘は意外と最強の敵かもしれません。
→ 闘病記録
しかしながらこのテニス肘、
苦労した分、それなりに学んだ事もあります。
その振り返りと打開案を記載します。
テニス肘戦記②~ステロイド注射の効果とパソコン対策
ステロイド注射の効きが悪くなってきた
この間、通算3度目のステロイド注射をしました。
ぷくっとしてます。
ステロイドが注入されているからです。
しばらくすれば元通りぺったんこになる。
今夜は湯舟には入らないでね、と言われた。
肘に直接ステロイドを注入することで痛みが素早く消える魔法のような処置。
ただし、有効期限は長くて5か月、短くて3か月ちょい、というのが僕の過去2度の経験。
気になっていたのは、2度目のステロイド注射が3カ月半で効力が消えたこと。
1度目は5か月以上もったのに。。。
しかも3度目の注射はなんと、すぐに効果が出なかったのだ。
今までは注射を打ったらすぐに痛みは消えたが、今回は注射後3日間は痛いままだった。
4日目あたりからようやく効果が出始めて、今のところは鎮痛効果が出ている。
しかし、痛みは微妙に残ったまま。
今までみたいに完全に消えない。
これは何を意味するのだろうか?
薬は服用し過ぎると効かなくなるという。
このステロイド注射もそういう事なのだろうか??
だとしたら、今回の鎮痛期間は3ヵ月以下かもしれない?
それは困る。
もし、ステロイド注射が効かないとなると、残された手段はもう手術しかない。
手術となるといろいろと面倒だし、出費もデカいし、それでいて再発リスクも大いにあるから、出来ればやりたくない。
そうならないためにも
どうにか自分で治す方法、もしくは小康状態にする方法を編み出さねばならない。
・・・そんな方法あるんかいな??(汗)
テニス肘の原因はやはりパソコンなのか?
人は、身に覚えのない不調や病を患った時、その苦しみから解放されるためにまず原因を探るはずです。
原因さえ明確に分かれば、苦しみから解放される手段も見つけやすくなる。
しかし世の中、これだけ医学や科学が発達しても、原因がはっきりしない事の方が多い。
このテニス肘もその一つです。
病院の先生はパソコンのし過ぎを指摘しますが、それもちょっと曖昧である。
パソコンごときで???というのが本音。(苦笑)
しかし、他に思い当たるフシも無いので、とりあえずパソコンが原因とします。
パソコンで肘を痛める要因としては、
- キーボードでタイピングする際の手首の角度
- マウスでクリック操作(特に中指のクリック操作)する際の筋肉疲労、神経疲労
というところか。
肘への負担が大きいのは、どちらかといえばマウスクリック操作な気がしている。
特に中指でのクリック。要するに右クリックである。
中指でクリックすると、その筋肉は手の甲から橈骨頭筋を伝って、外側の肘付近まで伝っている気がする。
しかし、あんなクリックという軽いタッチでこんなに肘が痛くなるかね??
疑心。
それはさておき、
こういうアイテムを使っていることは前回申した。
今でも活用はしているが、所詮、気休め程度である。
効果は無い。
マウスも左手用のものにした。
この左手用はエルゴノミクス形状ゆえ、人によって好みが分かれるところだが、僕は悪くないという印象。
ただし、所詮は左手なので、右利きの僕にスマートな操作はできない。
それに、
ただのネットサーフィン程度なら問題ないが、たくさん記事を書いたり、ソフトを操作したりなど、業務的な活用には向かない。
頻繁にマウスを持ったり離したり、繊細なマウス操作ではいちいちタイムロスが発生する。
要するに、作業が捗らないのだ。
結局、面倒になってこのマウスはお蔵入りとなった。(汗)
さあ困った。
もう打つ手がない。(汗)
マウスをペンタイプに!
せめてマウスぐらい何とかならないかな?と考えていた時、ふと20年ぐらい前の事を思い出した。
その時、仕事で使っていたCADのマウスがペンタイプだったことを。
ペンタイプなら鉛筆を持った状態とほぼ変わらないので、その状態で指クリックしても肘への負担はあまりないのでは?
と、少し都合の良いほうへ考えました。(苦笑)
そもそも、そんなペンタイプのマウスなんて売ってるんかいな?
ん?いや、ペンタイプのマウス?
そういえば昔、「重版出来!」というドラマを観た時に、漫画家を演じた小日向文世がイラストを描く際、液晶ディスプレイに絵を描いていたような記憶がある。
その時は、
・・・今は紙ではなくディスプレイに描くのか・・・
と時代の進化に少し驚いたのを覚えている。
確か、その時に持っていたのはペンタイプのマウス。
僕は別に、絵を描く事を目的としているわけではないが、そういうのが存在する以上、普通にペンタイプのマウスは出回っているのでは?
アマゾンで検索してみるとやっぱりありました。
1220円。安い!
こいつはもちろん、お約束の中華製だが評価がイマイチだな~。(笑)
んが、この価格帯はどれもこれも似たようなもん。
この程度の評価であれば買わないが、1220円ならまあ失敗してもいいか、ということでポチっと。
中身を広げてみると、取説とペンマウスと無線の親機。
タブレットでも使えるよう、タイプB → USB、タイプC → USB変換コネクタがご丁寧に同梱されていた。
この価格でこのサービス。なんて良心的なんだ。
持った感じ、まあアリかな。
肝心の使い勝手を検証します。
一番下のボタンが左クリック、その上がスクロール、一番上のボタンは・・・不明。(汗)
ホントに分からないんです。押しても何の変化もありません。
外側のボタンは右クリック。
結論から申せば、そこそこ・・・まあそこそこ使えるかな、と思った一品です。
左クリックのボタンは押しやすいがたまにレスポンスが悪い時がある。
右クリックボタンは位置がやや高いので押し難く、狙った位置でなかなか押せない。(汗)
もう少し下にあれば良かったのに、て感じです。
スクロールは良好です。
電波感度も良好。ポインターの動きも良好です。
キーボード操作に移る際、ペンマウスが邪魔になります。
このペン立てに都度置くか、手元に置くか、もしくは持ったままキーボードを打つか。
今一つ定まりませんが、なんにせよ普通のマウスに比べて少々手間が必要となります。
こいつでクリックすれば、普通のマウスに比べて肘への影響は少ないような気がします。
ただ、このペンマウスの操作は慣れが必要です。
まとめ
しばらくこのペンマウスで様子見です。
パソコン対策だとこれぐらいしかやる事ない気がしますが。(汗)
大きな成果は期待できませんが、何事も経験かな。
残る問題はキーボード。
これだけは代替えが利かない。。。
いったいどうしたらいいだろう?
個人的な理想としては
このような装置でキーボードもマウス作業もまかなえると助かるなー。
この腕の角度なら肘に負担はかからないし、腱鞘炎も無縁です。
はやくこんな時代が来ないかな~。(汗)