ヘルニア再発から一カ月半経過。

調子が上がったり下がったりするたびに一喜一憂する日々は未だに続いている。

週一でマイベスト接骨院に通っているが、根本的な快方には至らない。

 

さすがに不調がここまで長引くと不安は輪をかけて大きくなり、このまま放置することもできなくなった。

なによりもハウステンボス旅行まであと一ヵ月をきってしまったので焦りが募る。

何かしら別の対策を打って快方に向かわせなければ、旅行中ずっと腰痛だ。(汗)

せっかく高い金出して九州くんだりまで行くのにそんなん嫌や。

 

致し方ないので、MRIを撮ることを決意しました。

まずは画像を見て、医師の判断を聞いてみることに。

さて、ワシの椎間板は現在どうなっているのか。

MRIで分かった腰椎の骨棘化!変形性腰椎症

思わぬ事態で腰椎ヘルニア症状が再発してしまい、以来、腰痛と坐骨神経痛と隣り合わせな日々の6月であった。

→ 腰椎椎間板ヘルニア戦記2022-①ふとした油断から再発~腰痛に苛まれる日々

【2022年7月前半】脊柱管狭窄症かも

7月に入ってからというもの、基本的に調子が悪い。

常にじんわりと腰痛、左足に坐骨神経痛が走る。

先月までは、たまに調子の良かった日はあったが、もうあれ以来そんな日は来てない。

 

ちなみに、坐骨神経痛は痛む場所で、どこのヘルニアがトリガーになっているのか分かることを知りました。

こちらのサイトに掲載されてました → 東京ブロック注射クリニック

これを見て、僕の場合、L4かL5が悪さをしていることになる。(汗)

 

ついでに、45分以上歩くと足腰がダルくなる。

歩けないことはないのだが、如実に腿にパワーが行き届かないのが分かる。

若干、腰もダルい。

まだ軽微な方だが、間欠性跛行の現れだ。

つまり、脊柱管狭窄症の疑いがあるということ。(汗)

 

さすがにここまでくると、そのうち治るなんて悠長なことは言ってられない。

個人的にはハウステンボス旅行が控えているため、それまでに調子を整えるならば猶予はあと一ヵ月も無いのだ。

腰椎ヘルニアをあと一ヵ月で改善するなんて非現実的だが、せめて小康状態にまで持っていかねばただの腰痛・坐骨神経痛我慢旅行になりかねん。(汗)

 

手間と出費をケチっていたせいでずっとMRIを撮るべきかどうか迷っていたが、うだうだ考えていてもしょうがないので、まずはMRIを撮ることから改善の第一歩が始まると踏んで決意した。

ま、画像を見たからどうこうなるものでもないが、現実を知り、医師の意見を聞きたいと思った。

【2022年7月前半】MRIの結果・・・おまけに腎のう胞

いつもの整形外科にて予約をし、MRIを撮ってもらった。

 

旅行前なのであまりお金を使いたくなかったが致し方ない。。。

6000円。

・・・意外と安かったので助かる。

14年前に撮った時はもっと大きな病院だったからかもしれんが、1万円ぐらいした記憶がある。

この小さな整形外科にでもMRIが完備されている時代だし、それだけMRIは手軽な時代になったということかね。

 

本邦初公開。

今の僕の腰椎の画像がコチラ。

画像を見ればお分かりの通り、第4腰椎、第5腰椎、仙骨のそれぞれの間の椎間板にヘルニアが確認できる。

右側の画像は下から見た断面だが、これは正常な状態を比較元とするため、第1腰椎と第2腰椎の間(L1)の断面を映している。

椎間板は正常なので脊柱管も正常な形である。

 

この時、この断面画像にもあるように、左側の腎臓に腎のう胞があることを先生から指摘された。

腎のう胞とは、腎臓の中にできる水たまりの袋の事。

基本的に無害。悪性ではないが、気になるなら然るべきところで精密検査は必要なようです。

確かに健康診断ではいつも腎臓は「要経過観察」。

ずっと知らんぷりしてきたが、さすがにこれを見ると無視できないかも。(汗)

この腎のう胞のサイズは結構大きいみたいだし、近いうちに受診してこよっと。

まさか整形外科でこんなことを指摘されるとは思いもしなかった。。。

 

さて、本題に戻る。

今度はL5の断面である。ここが一番の問題である。

先ほどのL1断面と比べて、このL5断面は椎間板が飛び出て脊柱管を圧迫していることがわかる。

脊柱管の中を走っている神経をヘルニアが押していることもこの画像から分かる。

ほんの若干だが、左側の方が脊柱管を押している度合いが強そうだ。

なので、この神経への圧迫が、腰痛と左足への坐骨神経痛を引き起こしている。

まあ、ここまでは想定内だが、改めて見るとやっぱりショックだ。(汗)

14年前の時はL4だけだったが、やっぱりL5にもヘルニアが生じていたのね。

→ 腰椎椎間板ヘルニア戦記②坐骨神経痛、腰痛、両肩の痛み

 

しかし、問題はそれだけに留まらない。

今回、最大の問題にしてショックだったのが、第5腰椎が変形していることだ。

ここの部分。お分かりだろうか。

骨棘(こつきょく)と言って、骨がトゲ状に変形して飛び出していることが死刑宣告に近い。(汗)

ヘルニアのせいで腰椎の形状が変わってしまったらしい。

これを変形性腰椎症と言うようです。

こうなると、もう二度と元の形に戻らないという。(汗汗(;’∀’))

 

じゃあ、もしかして再発発症の時のムニッとしたあの感覚はこの骨棘ができた証??

否、それは違うとの事。

このトゲはそんな突発的に変形するものではなく、時間をかけて徐々に形成されるものらしい。

 

この骨棘は引っ込むことはない・・・ということは、ずっと腰痛と坐骨神経痛は治らない???(汗汗汗)

確実な事を知りたいなら、この病院に背骨の専門医が月イチで来るので、その方から直接話を伺ってはどうか?との提案を受けたので、それに乗っかることにした。

 

とはいえ、この腰椎の状態は加齢によるもので、別段珍しいものでも何でもないとの事。

特に、僕の年齢なら誰でも普通にありえる事らしい。

 

そういう意味では心配はないが、今は目先のハウステンボス旅行を普通に楽しめるような足腰にしなければならない。

なにせテーマパークなので、朝から晩までほとんど歩き通しになる事は想像に容易い。

道中の飛行機や列車においては長時間座り続けることになる。

車と違って移動は常に足を使い、大きな荷物も手で運ぶ必要がある。

旅行日数は3日間。

この3日間は足腰に相当な負担がかかるものと思われる。

下手をすれば、そのせいで余計に悪化するかもしれん。(汗)

 

くそ、なんでこのタイミングでこんなザマに・・、という憤り。

今さらそんな事言ってもしょうがないので、現状をなんとかする事だけ考えるが・・・ちょっと絶望的かも。(汗)

 

先生は薬と湿布で安静に過ごすぐらいしか方法がないとの事。

もちろん、手術するような事態ではないので、先生は保存療法を前提に話をしている。

・・・結局、画像を撮ってショックを受けただけ。(汗)

おまけに腎のう胞。。。

【2022年7月後半】背骨の専門医に相談!L4ヘルニアが元凶だった

前回、MRIを撮った際に、先生から背骨の専門医に相談してはどうか?との提案を受けたので乗っかった。

それから2週間が経ち、ようやくその日がやってきた。

 

前回撮ったMRIをもとに、専門医は解説してくれた。

結論から言うと、L4のヘルニアが今回の腰痛と坐骨神経痛を引き起こしているとの事。

L5のヘルニアも無関係ではないが、L4のヘルニアの断面のほうが脊柱管をかなり圧迫していることが分かる。

 

僕は、今回のヘルニアはL5の骨棘が一番悪だと思っていただけに、思わず「へ~」でした。

L5の骨棘が神経根を押すなら、もっと出っ張っているはず、というのが専門医の見解。

じゃあ、今回はL4ヘルニアを重視すれば良いということになる。

 

ヘルニアはいずれ消失するというが、それはもっとヘルニアが出っ張っていればの話。

僕の場合、出っ張りが少ないので消失は時間はかかるかもしれないようだ。

しかし、僕はこのL4のヘルニアも骨棘があるのでは?と、家に帰ってからこの画像をみてそう疑った。

専門医は何も言わなかったが、気付かなかったのだろうか?それとも違うからそう言わなかったのだろうか?

もし骨棘ならば、対象がL5からL4になっただけで、状況的には何ら変わらん。(汗)

そうでないことを願うのみ。

 

ちなみに、ジェットコースターとか乗ったら悪化する?と訊いてみたが、答えは不明とのこと。

なるかもしれないし、ならないかもしれないし。(汗)

まあ、そりゃあそうだわな。

できればハウステンボスでVR-KINGに乗りたかったが、VRといえどかなりの揺れと衝撃なので、やっぱやめといたほうが良いかな。。。

 

腕立て、腹筋などの筋トレもヘルニアには良くないらしい。

普段の生活動作だけで最低限の筋トレになるので、あまり酷使しないようにとの事でした。

MRI・まとめ

MRIを撮って正解かどうかは分かりませんが、骨棘(こつきょく)というショックな現実は知らないほうが良かった。(汗)

 

なにせ、もう元の形には戻らない、なんて言われてしまいましたからね。

それでも、長い月日の経過と共に保存療法で痛みがなくなるのであれば、骨棘なんて現実、知らずに済むなら知らないほうが良いと思います。

ま、僕の場合、腎のう胞というおまけ的な発見があったから結果的に良かったのかもしれませんが。。。

 

いつからこの骨棘が発生したのかは定かではありません。

半年前から?1年前から?5年前から?

まあ、そもそもL5のヘルニア自体、いつから発生したのか分かりませんがね。

年齢も年齢だし、どんな状態だろうと別段、何の不思議もありませんが、ああキツイな。。。

歳はとりたくないもんだ。

 

さて、この超絶悪い状況をどうやって打破しようか。

寝ても覚めてもそればかり考えてますわ。。。

 

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