ただの腰椎ヘルニアの再発かと思いきや、MRIで判明した変形性腰椎症。
しかも、やや間欠性跛行にもなっているので、おそらく脊柱管狭窄症でもある。
あのMRI画像を見て余計に精神的ダメージを被ったのか、痛みが余計に強く感じる。(汗)
座っていても足腰がピリピリしてじっとしてられないし、のそのそ歩くだけでも腰に手をやる始末。
・・・再発以来、一番不調な日々が続いている。
椎間板だけでなく、腰椎までそんな惨状では、この先の人生思いやられるわ。
まあ、歳相応といえばそれまでだが、このタイミングでそれはかなりマズイ。
今の僕は3週間後に旅行が控えているので、それまでに人並の足腰を取り戻さねば地獄の腰痛旅行 or 欠席になり兼ねん。 (汗)
ヘルニアがそんな短期間で治るとはとても思えないが、治るとまではいかなくても、出来る限り痛みを削減する方法を考えました。
もちろん、保存療法で。
名付けて、「ヘルニア治し作戦!本気で治す6つの方法」です!
腰椎ヘルニアを本気で治す6つの方法を考案!自己治癒力UP&ストイックにならないこと
どうやってヘルニアを早く治すのか?
ヘルニアの原理を考える。
腰椎ヘルニアで痛みを感じる原因は、つぶれた椎間板(ヘルニア)が神経根を押すことで神経が炎症しているからだという。
ということは、神経の炎症が治まれば痛みも消える。
炎症が治まるのは、神経根を押しているヘルニアが消失し、神経根を押さなくなった時だ。
神経根を押しているのが椎間板であれば、それは時間の経過と共に消失するが、もし神経根を押しているのが骨棘であれば、それは自然消失することはないので絶望的だ。(汗)
だからそこは考えずに、椎間板によるヘルニアだと思う事にする。
椎間板の消失も神経の炎症も、自己治癒力自体がアップすればそのぶん早く治る。
もう自分は若くはないので、自己治癒力を内部から活発化する力は期待できない。
なので、外部からの助長しかない。
要するに、薬と適度な運動、そして栄養素の摂取ぐらいしかありません。
なので、一片の無駄なく、的を得た事をする必要があります。
ヘルニア治し作戦① 筋弛緩剤復活とロキソプロフェン常用
筋弛緩剤を復活する。
痛い時しか飲んでなかったロキソプロフェンも、痛い、痛くないに関わらず常用する。
これらは先月、整形外科に最初に行ったときにもらった薬である。それを再開する。
まだ、まるっと3週間分はある。
この筋弛緩剤とロキソプロフェンは、ただ単に痛みを緩くする一時しのぎの薬ではない。
ロキソプロフェンは痛み止めと同時に、神経の炎症を治す役割もあることを今さらながらに知りました。(汗)
しかし、痛み止めの類は、常用しすぎると効果が薄れると思っていたのでたまにしか飲まなかったが、炎症自体を治す能力があるなら常用したほうが良い。
そして、筋弛緩剤は筋肉の緊張、痛みをごまかす効果がある。
- 筋弛緩剤:エペリゾン
- 胃薬:レバミピド
- 消炎鎮痛剤:ロキソプロフェン
これらを毎食後、各1錠服用する。
これらが本当に効果があるのかどうか不明だけど、どのみち今の体調はどん底状態。
何を飲んでもこれ以上の悪化はないだろう。
であれば、わずかな可能性にかけてみるべきかなと。
ヘルニア治し作戦② 25分ウォーキング
適度に体を動かす必要もある。
ビビッて何もせずにじっとしてるだけでは、回復どころか余計に体が弱る。
自己治癒力を高めるためには、適度に体を動かして血流を促し、代謝を高めねばならない。
ただし、腰椎ヘルニアにおいては、この「適度」の塩梅が難しい。
ちょっとでもやり方を間違えると、かえって悪化を招く。
焦りとストレスからミスを誘発しやすくもある。
僕の場合、今までのミスからはじき出した答えが25分以内のウォーキングだ。
それも、ゆっくりウォーキングだ。
シャキシャキ歩くと、その時は調子良くても翌日に腰にくるのは今までの経験でよく分かっている。
40分以上歩くのもヤバい。
まずは大目に余裕をみて制限時間を25分以内にし、しかも、ゆっくり歩くのが今の僕には一番妥当と踏んだ。
我ながら何ともショボい運動量だと思うが、ここは急がば回れ。
できる範囲のところから徐々に広げていくしかない。
ウォーキングは毎日したくなるが、1日置きぐらいが妥当と考える。
25分程度でもだ。
どのみち仕事の都合や悪天候にも左右されるから毎日は難しいけどね。
ヘルニア治し作戦③ サプリメント
困ったときのサプリメント。
サプリ作戦は以前、親知らずを抜いてドライソケットになり、激痛地獄を味わったときにも登場した。
→ 親知らず抜歯戦記② ドライソケット激痛地獄5日間 サプリとシリンジ
このとき正直、サプリが効いたのかどうか定かではないが、気のせいだとしても崖っぷちだったので、心の拠り所にはなった。(笑)
今回も崖っぷちなので、サプリの登場となった。
いろいろ調べると、腰椎ヘルニアの回復において最も大事な栄養素はビタミンB12という。
というわけで近所のドラッグストアでこれを購入。
そして、ビタミンB12をより効果的にするためにはビタミンB1だのB2だの・・・さらに助長させるにはなんとかかんとか。。。(汗)
このテの事を調べると、芋づる式にいろんなビタミンの名前が出てきてキリがない。
結局のところ、全部繋がっているということみたいなので、面倒だからコレを購入。
さらに、骨に関わる事でもあるので、カルシウムも服用するのが良いかと。
こいつは以前の親知らず抜歯戦記の余りがあったので、買う必要はなかった。
→ 親知らず抜歯戦記② ドライソケット激痛地獄5日間 サプリとシリンジ
効果は気休め程度だと思うが、気休めになるのでやります。(笑)
それだけ追いつめられているというわけです。
ヘルニア治し作戦④ 体操、ストレッチは微々たるもの
ヘルニアにおいて一番難しいのが、この体操、ストレッチ系です。
いろんな情報を総合的にみると、体操、ストレッチはやったほうが良いという結論だが、僕はちょっと懐疑的なところがある。
やる、やらないだけで言えば、答えはやったほうが良い、かもしれない。
しかし、それは専門医の指示に従ってセオリー通りに、しかも少しの間違いもなくやればであって、個人がにわか仕込みの知識で独断でやるのはリスクだ。
であれば、全くやらないほうがまだマシだと思っている。
せっかく1歩進んだ回復も、下手に体操、ストレッチをやったせいで2歩3歩退くことになるのは切なすぎる。
基本的にヘルニアは、いつか自然治癒するもの、だと思っている。
手術が必要なほど酷いヘルニアでなければ、何もしなくても月日が経てばじきにに治るものである。
では、なぜ体操、ストレッチをするのか?
なぜそれを世間は勧めるのか?
答えは簡単。早く治したいから。
それを一人でも多くの人に伝えたいからでしょう。
腰回りの柔軟性、筋力を付ければ快方に向かうというセオリーがあり、ろくに運動できないヘルニア患者にできる事といえば、体操、ストレッチぐらいだ。
ヘルニア地獄に陥っている人からすれば、1日でも早く解放されたいと思うのは当然。
地獄の真っただ中にいるだけに、何かをすれば魔法のように治るかも、なんて酔狂をどこか信じていたりする。
しかも手軽にお金もかからず、好きな時間に好きな場所で、自分のさじ加減で自由度の高いものといえば、体操、ストレッチぐらいしかない。
だから逆にリスクが潜んでいるのである。
実際、それで良くない結果に向かった事がある人はゴマンといる。
僕もそのうちの一人だ。しかも何回もある。
だからといって、何もしなさ過ぎるのはストレスである。
というか不可能である。
長期間、何もしないことを続けれるのは死人だけだ。
生きている以上、何かしら大なり小なり、何らかの発想や考えが生まれ、自然と行動を起こすものである。
その行動の質と量をいかに自制できるかが運命の分かれ道となる。
なので、僕が行う体操やストレッチは、かなり微々たるものにしている。
体操の種類はごくごく一般的なものを3つほど。前、横、後ろの曲げ伸ばし。
その強度はかなり緩めで、回数も2~3回程度だ。
ストレッチも一般的な腰痛ストレッチで、腿裏と尻に効くものを2~3つ程度。
もちろん、かなり緩め。
時間もかなり短時間で、体操、ストレッチ合わせて4分程度で終わる。
自分で言うのもなんだが、この程度の運動量、やってないに等しいと思うぐらいだ。
だが、どちらかと言えば、僕は腰のためにというよりも、ストレスを小出しするためにやっている。
長期間、何もしない我慢をし続けると、そのストレスは溜まりに溜まり、どこかでドッカーン!と、大きな行動を起こしたくなる衝動にかられる。
そういう時のメンタルは善悪の見境が曖昧になり、その行動もついやり過ぎてしまった事にすら気が付かない。
結局、悪化してしまったというのが関の山だ。
そうならないために、ストレスの小出しを日々行う必要がある。
だから、僕の体操とストレッチは、あえて微々たるもので終えているのだ。
ヘルニア治し作戦⑤ 猫背、背筋矯正ベルト
これ、テストしたら意外と効果有りなので、作戦レギュラー入りしました。
僕の場合、腰椎ヘルニアが再発すると、必ず連動して左肩にも痛みが走ります。
たいていの専門医は、腰椎ヘルニアと上半身の痛みは無関係と言うが、実際に僕自身この十何年、身を持って実証済みです。
なので、試しに背筋矯正ベルトをはめて過ごしてみました。
するとなんと、肩の痛みはウソみたいに消え、腰痛も軽くなりました。(矯正ベルト販売の回し者ではありませんよ)
もちろん、背筋矯正ベルトをはめている間だけで、外すと元の不具合に戻ります。
僕は若い頃から猫背体質で、おそらくこのヘルニア症も腰痛も、長年の猫背が要因の一つと思っています。
矯正ベルトをすると、背筋は本来あるべき形になり、自然と胸を張って歩くようになります。
座っているだけでも姿勢が良くなり、脊椎は綺麗なS字カーブを描いているであろうという体感があります。
これはすなわち、壊れた腰椎への負荷が減ることを意味し、実際、腰痛も坐骨神経痛も軽減されてます。
アマゾンで1~2千円で売られているので、手軽に試しやすい価格です。
おすすめです。
ヘルニア治し作戦⑥ ストイックなマインドは厳禁!適当に流す程度で
おそらく、これが一番難しい作戦です。
なぜなら、腰椎ヘルニアからの回復において、一番の難題は自分との戦いだからです。
どこまで自分に対して妥協できるか。我慢ではなく、まあこれで十分だ、と思えれるか。
自分の体を追い込むようなストイックな考えを一切捨てることが重要である。
早く治したい、毎日の痛みや不都合から解放されたいと願うあまり、いろんなことをクソ真面目に全力で取り組んでしまいがちだが、それは確実に悪化に繋がる。
例えばストレッチひとつにしても、ギュウギュウと臨界点近くまでやるのではなく、軽く適当に流す程度で終えておく。
それだと全然物足らない、この程度では意味がない、と思うところが大きいが、その程度でも十分効果は蓄積されているはず。
前述したが、体操やストレッチの一番の目的は、精神的ストレスを大きく溜めないためであり、ちょこっとの動きでもそれはそれで筋肉を動かしていることに変わりはない。
体を動かしている以上、自覚は無くても体内ではちゃんと血流は促されており、代謝を高めている。
要するに、自分の焦りとは裏腹に、身体の回復スピードはどんなトレーニングをしてもなるようにしかならない。
回復スピードをUPする方法は自己治癒力のUPだけだ。
ウォーキングや体操、ストレッチなど、テレビを観ながら気楽な気持ちで適当に体を動かし、そして3食バランスの良い食事をとり、サプリや薬を服用して自己治癒力を促す。
もちろん、その程度では少しずつしか快方に向かわないし、体感することは極めて難しい。
いや、むしろそれでも昨日より調子悪いと思う日も多々あるから、精神的に追い詰められ、いらん事を考え、やらんでも良い事をして悪化を招く。
ヘルニアの快方への道は、何をしても超長期戦になるのは確実なので、焦ったら負けである。
とまあ、言うのは容易いが、これは非常に難しい。
焦るなと言われても、それが長期に渡れば、誰でも絶対に焦る気持ちは募るからだ。
いかに毎日を自然体で過ごせるか、いかに自分の痛みや不都合に無関心な気持ちで過ごせるか、それが結果的に早い快方への道である。
なかなか超人的なマインドだと思うが、他にどうしようもないというのが僕の結論です。
まとめ
僕の持論をつらつら書きましたが、あくまで僕の経験と見聞からくるものです。
人それぞれ年齢や体質など千差万別だから答えは無数にあると思いますが、結局、行き着く先は僕の持論に近いものになるのでは?と思ってます。
とまあ、こんなエラそうな事を言っていても、上手く事が運ばないことの方が多いので、本当にヘルニアというのはやっかいです。
この6つの方法の効果はいかに!?
ハウステンボス旅行までにヘルニアは快方に向かうのか!?
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