突然ですが

ガングリオン治りました!

 

うそだと思う人もいるでしょうが、ホントです。

 

まずは治る前、before写真。

この写真は以前に見せたものと同じものです。(2017年11月)

 

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そして現在の左手の写真

ややぽっこりしているように見えますが、もはや正常レベルです。

 

横から見てもご覧の通り。

左手のこのストレートライン。

ほんっと、久しぶりに見ますw

 

今日はこの治った秘訣を、当サイトに訪れてくれた方に

そ~~~

と、お教えします。(笑)

ガングリオンが治った!

気付いてしまった

ガングリオンが小さくなったことに気付いたのは今から3ヶ月前。

 

そう、

いきなり治った状態に気付いた訳ではなく、小さくなった状態に気付いた。

 

これがその時の写真。(2019年4月)

ちょっとピンボケですみません。

ま、これが小さくなった状態かどうかは本人にしか分からないでしょうが。(汗)

 

とにかく、これでも小さくなったんです!

 

この小さくなった状態は、なってすぐに気付いた。

この「すぐに」というのが、きっかけを分からせてくれました。

 

ガングリオンに限らず、自分の体のちょっとした異変というのはすぐには気付かないものです。

ある程度、日数が経って、何かのタイミングで気付く場合がほとんどです。

 

あれ?いつの間に?何がきっかけで出来たんだろう?

 

こうなると、もう決定的なきっかけを探り当てることはかなり難しい。

僕のガングリオンが発生した時がまさにそうで、こんなに目に付きやすい場所なのにすぐに気付かなかった・・・不思議だ。

 

今回の発見はとてもラッキーだということです。

やはり、このガングリオンは長いこと心のシコリになっていて、尚且つ、自分の目につきやすい位置だったからでしょう。

 

きっかけは、ある行為のおかげです。

異変にすぐに気付いたから確信がありました。

 

そして、その行為をスケジュールに組み込んだことで、だんだんガングリオンは小さくなり、終いには消えた。

そして3ヶ月経った今でもガングリオンは消えたままです。

再発もしていません。

 

そう、

再発する可能性もあったので、この記事をすぐに公表しなかったのです。

3ヶ月、様子見がてらこの記事を暖めていました。(笑)

再発していないので、この記事の公表に踏み切りました。

 

そんな物語の始まり始まり~。

【2019年4月】ガングリオンが小さくなったきっかけはコレだ!

いつも通り、少林寺拳法の修練の日。

仕事疲れを引きずりつつも、気持ちを切り替えて修練に向かいます。

 

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今日の修練はミットをつけて、お互いに突き蹴りを繰り出します。

こういうやつです。

 

我が道院では、ミットをつけた修練は月イチぐらいしかしません。

 

突きにもセオリーがあります。

手だけで突いても意味はありません。

 

足で地面からパワーを作り出し、腰から肩へ回転運動を伝達させ突きを繰り出す。

それがスピードとパワーのある突きを生みます。

 

各部、そういう体の使い方を意識してミットへ打ち込みます。

 

といっても、そんなドカドカと何百発と打ち込むわけではありません。

各道院の方針によりけりだと思いますが、ウチの道院では数十発ぐらいです。

 

そして翌朝。

 

歯を磨いている時に気付いた。

あり?

このガングリオン、ちょっと小さくなってないか?

 

毎朝、歯を磨いている時にガングリオンを見ているが、昨日は小さくなったという感覚になっていない。

明らかに今日初めて小さくなったと感じた。

 

では昨日、きっかけとなった何かがあるはず。

・・・当然、もうアレしかない。

 

ミットへの突き

 

それ以外は変わったことなど一つもしていない。

 

そう、このミットへの突き

これがガングリオンを縮小、ひいては治ったきっかけとなりました。

 

ミットへ打ち込んだ時の衝撃は当然、自分の手にも反動がくる。

この反動がガングリオンを破壊したと思われる。

効果が出た突き方

しかし、なぜ今になってこんな事が起きたんだろう?

 

ミットへの突きは昨日が初めてではない。

過去に何度もやっている。

 

答えはすぐに分かった。

 

振突(ふりづき)

 

少林寺拳法には振突という殴り方があります。

これでミットをやったのは初めてです。

 

振突とは呼んで字の如く、腕を横から振る突き方ですが、一般的な頬をめがけた横殴りとは違います。

 

まあ、横殴りと言えば横殴りですが、拳で当てるのではない。

この肉球で当てるのだ。

 

ターゲットは頬ではなくココ↓

ここは三日月という急所。

そこをめがけて振り抜く。

近い距離の間合いで使う技です。

 

この練習をミットに向かって20発ぐらい打ち込みました。

振突も他の突きと同様、足腰肩の回転運動を伝達させたパワーある打ち込みです。

 

なぜ、振突がガングリオンを縮小させたのか?

なぜ、他の突き方では効果が無かったのか?

 

自分なりにその理論を考えてみました。

ガングリオンが縮小した理由(自論)

僕のガングリオンはこの肉球のちょうど反対側に位置します。

 

ガングリオンはジェルが詰まった袋です。

肉球から伝わる衝撃波は、ガングリオンであるジェル袋に多くの振動衝撃を与える。

こんなふうにたった一発でも、ジェル袋は僅かながらもピンポン玉のように何回も跳ね返っているはず。

20発もミットへ打ち込めばその分、振動と衝撃も重なる。

 

この振動と衝撃によって、

ジェル袋が裂けて、中のジェルが多少漏れて膨らみが小さくなった。

と推察する。

 

ちなみに、ジェルが漏れたというのは手の内部へ、という話。

なので、外側はどこも濡れてないし、ジェルが漏れたという感覚も無い。

無論、痛みもない。

 

ただただ、膨らみが小さくなっただけです。

 

ミット打ちで、最も重要なのは当て方です。

この肉球側で当てるというのが最大の効果を発揮すると思われます。

なぜなら、ジェル袋の底面から衝撃がかかるからです。

 

底面から衝撃がかかれば、その後ろは全て皮で覆われているため、跳ね返りの衝撃も余すところ無くジェル袋を襲う。

 

普通に拳側で打ち抜く衝撃波は、ガングリオンへのダメージはあまり無い。

効果はゼロとは言わないが、ジェル袋に対して横から衝撃がかかるのであまりダメージを与えられない。

これでは、ほとんどの衝撃は行ったきりで終わってしまう。

 

それに、

手の甲より外側にも分散されるベクトルも多いので、ガングリオンへの衝撃はたかが知れている。

 

つまり、この打ち方では、ジェル袋への振動と衝撃は少なすぎる。

だから、変化も起きない。

 

よって、僕のガングリオンの場合、

拳で打つ突きよりも、肉球で打つ振突の方がガングリオンへの効果はであると考えます。

効果の大きい突き方なら、自力でジェル袋を裂いてジェルを減らすことが可能ということです。

 

以上が僕のガングリオン縮小理論です。

 

今まで、ガングリオンを膨らんでいる側(表)から押さえつけようとばかり考えていました。

もしくは、ガングリオンの中のジェルを注射で抜き取ることばかり。

 

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裏から衝撃を与えて袋を破りジェルを漏らす。

思いつきそうなアイデアだけど思いつきませんでした。(汗)

 

ミットに打ち込むだけ。

こんな簡単な方法があったとは。

 

灯台もと暗し。

縮小よりも消失させたい

ミットへの振突が結果的にガングリオンを小さくさせたのは間違いありません。

 

では、

もっともっと回数を重ねれば、いずれ消失するのではなかろうか?

と考えました。

 

なぜなら、

ジェル袋をもっともっとズタズタに裂いてやれば、袋としての機能を失い、ガングリオンは再生不可能になるのでは・・・?

 

そう、ガングリオンには再生能力があるんです。

過去の経験から、注射でガングリオンのジェルを抜いて膨らみを小さくしても2週間後には復活しています。

 

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ジェル自体は体内の成分で構成されているため、自分が生きている限り無限に生成される。

袋も、注射で穴が空いているはずなのにジェルが溜まるということは、袋自体も皮膚と同様、小さな穴や裂け目程度では再生する能力があるとみていい。

 

ジェルの入った袋そのものを何とかしない限りガングリオンは蘇る。

 

袋を完全に無くすなら手術するしかないが、袋は残っていても機能させなくすれば自力でできそうだし、結果オーライである。

 

これは、以前にトライして失敗に終わった「圧迫強制ガングリ封じ」が目指した姿です。

 

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今回は、ジェル袋を外から押さえつけるのではなく、衝撃波によって再生不可能なまでにジェル袋を破損させようと考えました。

 

仮説にすぎませんが、案外上手くいくような気がしていました。

もっと回数を重ねるための作戦

というわけで、ガングリオンを退治するためにミットへの振突をしまくわけですが。。。

 

残念ながらミットは道院にしかないので、そこでしかできない。

しかも、その日の修練の内容によって使ったり使わなかったりする。

 

たまにやるのではなく、定期的に継続するほうが効果があると考えました。

 

自分の都合でやりたい時にやりたいようにやるためには、ミットを買うしかありません。

 

というわけでコレ。

素人がミットに高い性能なんぞ求めません。

安ければOKです。

 

これで、いつでもやることができます。

 

問題は場所。

どこでやるか・・・です。

 

家の中の柱に括り付けてドカドカと打ち込む?

いやいや、

柱を傷めるし、けっこうな騒音と振動で家中に響き渡ります。(汗)

近所迷惑にもなります。

 

といって、

ミットをボウズや嫁に持ってもらって打ち込むには、支える側がひ弱すぎる。(汗)

持ってもらうなら、成人男性じゃないと無理。

 

家の中でやるのは難しい。

 

そこで、車庫でやることを考えた。

が、車庫に適度な設置場所となると、シャッター付近入り口の壁の角しかない。

 

よって、シャッターを開けた状態にしなければならない。

 

となると、

いちいち車をどかさないとできないし、それ以上に、自宅の車庫でミットに打ち込む姿をご近所さんや通りすがりの人たちにさらすのもどうかと思う。(汗)

 

というわけで、公園でやることにしました。

 

公園ならミットを括りつける柱となるものはいくらでもある。

 

どのみち、ミットに打ち込む姿を人目にさらすことにはなるが、公園なら「どこぞのおっさん」なので、誰もあまり気にしないであろう。

だけど、なるべく人の往来の少ない公園を選びたいところ。

 

欠点は

  • 騒音になるので近くに民家が無いこと
  • 雨の日はできない
  • 夏は蚊にさされる

というところかな。

 

周りに民家の無い公園が前提となる。

結局、ミットを買っても縛りが多いが、悩んでいても何も変わらない。

実行あるのみです。

 

ちなみに、

僕は以前より、土日の早朝は1時間ほど、ウォーキングがてら公園で少林寺拳法の突きや蹴り、形(かた)の練習をしています。(雨天の場合は中止)

この流れにミット打ちを組み込む事にしました。

 

よって、ウォーキングコースを変更し、民家の無い公園を目指します。

 

実際、近場の公園で周りに民家が無いところ、というのはなかなか難しい。

小さい公園は幾つかあるが、民家が隣接したような公園ばかりなので脚下。

 

15分ぐらい歩いたところに大きな公園がある。

大きな公園なら、中ほどに進めば騒音問題にはならない。

 

ただし、昼は人出が多いので、どのみち早朝にしかやれない。

実践する

さて、条件に合った公園に到着しました。

早速、ミットを柱にくくりつけます。

 

この柱は日よけのための頑丈な鉄柱です。

天然の木は自然保護のため避けます。

それに、打ち込んだ時の振動で、上の枝から変な虫が落ちてくるのも嫌だし。(汗)

 

このミットに振突で打ち込みます。

こんなふうに↓

これを何回も繰り返す事で、ガングリオンに衝撃波を加え続けます。

 

オラ!オラ!オラ!!

死ねい!くそガングリ野郎!!!!!(心の叫び)

積年の恨みを晴らすかのように、一心不乱に打ち込む。

 

この動画は紹介用なので簡易的に済ませてますが、実際はかなりの数をフルパワーで打ち込んでます。(汗)

 

 

時々、早朝ウォーキングするじーさんばーさんに見られるが、無視。

どうとでも思えばいい。

誰の迷惑にもなっていないはず。

 

さすがに今日の今日でガングリオンは消えません。

継続あるのみです。

 

土日の早朝しかやれないが、思ったより結果は早くでた。

【2019年5月】ガングリオンが消えた

で、こうなったわけです。

だからといって、まだ油断はできません。

また復活する可能性はあります。

 

しばらくこの生活を続けて様子を見るしかありません。

【2019年6月】ガングリオン消失宣言

2ヵ月後の現在、ガングリオンの復活はありません。

ストレートラインをキープしたままです。

その後、ミット打ちを一ヶ月ほどサボってもガングリオンは復活しません。

 

僕の予想では、おそらく左手の中はこうなっていると思われる。

 

ガングリオンはなくなったが、ジェル袋の残骸は残っている。

 

だからなのか、右手と比べるとやや膨らんでいるように感じます。

んが、ほとんど分からない領域。

先入観によって膨らんでいるように感じているのかもしれません。

 

この残骸は一生残るか、そのうち消えるのか分かりませんが、かなり散り散りになったと思われるので、もう袋にはならないでしょう。

 

これは事実上、消失と宣言しても良いのではないでしょうか。

まとめ

こうして、5年間のガングリオンとの生活に終止符を打つことができました。

長かった。

 

謎の多いガングリオンだったが、いろいろと分かった気がします。

が、あくまで自論なので科学的根拠はありません。(笑)

、少なくとも、僕のガングリオンは治りました。

 

ガングリオンはいろんな関節付近にできます。

僕の場合は手だったのでミット打ちで解決できましたが、他の場所ではこうはいかないかもしれません。

足の裏なら足の甲でミット打ちをすれば治るかもしれません。

しかし、難解な場所にある場合は、それなりに工夫とアイデアが必要でしょう。

 

自然に治るのが一番最良ですが、自分で試行錯誤して結果を出すのも一味違った嬉しさがあります。

まあ、偶然が生んだ産物でしたが。。。

 

一言で言えば、少林寺拳法のおかげです。

少林寺拳法を始めていなければ振突でミット打ちをする機会も無いので、この先もガングリオンと共同生活だったでしょう。

 

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僕の場合はたまたま上手くいっただけかもしれませんが、この一件が同じような悩みを持つ方の参考になれば幸いです。

 

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