開業ホヤホヤの最新機器満載の歯医者で虫歯の検査してもらうことにした。
レントゲンを撮って、僕の虫歯の状況を確認する。
神経を抜いて虫歯治療をし、さらに虫歯の原因となった親知らずも抜く方が賢明ということを知った。
まずは虫歯治療が先決ということで、そのまま1回目の治療を受けることにした。
前回
→ 虫歯戦記① 歯医者を探す~評判?営業時間?場所?何をとるのか
虫歯治療~神経を抜く!
【2019年11月20日(水)】治療開始(1回目)
施術室のチェアーユニットにて主治医を待つ。
歯の神経を抜いて治療をすることを根管治療と言うそうだ。
虫歯菌が神経に達するとその神経を伝って様々な弊害を起こす。
その神経を取り除くことで歯を抜かずに済む治療法。
ただし、その歯は神経が無くなるので、生きている、とは言えなくなる。
見た目だけである。
そう思うと、何十年も一緒に過ごしたこの歯とお別れは悲しい気持ちになる。
ちゃんとケアしなかったばかりに・・・ごめんよ~。
今日すぐに本格的な治療を受けられるとは思いもしなかった。
ラッキーである。
今は正午。午前の部の最終である。
僕の後に予定が無いからだろう。
主治医は院長、かと思いきや違った。
優しい感じの女性の医師だった。
挨拶もそこそこに施術開始。
兎にも角にも、麻酔注射をうつことから始める。
そのために、まず表面麻酔を施す。
表面麻酔をすれば注射針を刺してもあまり痛くないのだ。
表面麻酔はニガい、という忠告をしてくれた。
ふふん、ビールやブラックコーヒーを好む僕からしたらそんなの大したこと無いだろうと思っていたが・・・喉に垂れてきて
グエ!にっがっ!!
こいつはヒドい苦さだ。(汗)
そして麻酔注射をうつ。何か所も。
基本、痛くはないが、場所によっては、少し痛いところもある。
が、大した痛さではない。
麻酔は即効性があるみたいで、すぐに施術にとりかかる。
僕は目を閉じている状態なので外の景色を見ることはできないが、音と感覚でおおざっぱに実況中継します。(笑)
といっても、歯医者なんて誰も一度は経験してるだろうから、解説は不要かと思いますが。。。
ギュイーンという音と共に歯を削る感覚。
水をかけながらの研磨作業だから、水が喉にどんどん溜まる。
このままでは僕は呼吸ができないので、助手が水を吸引作業してくれる。
それでも苦しいので、医師がタイミングをとって、うがいタイムを設けてくれる。
そして再びギュイーンタイム。
しばらくその繰り返し。
ほどなくして、作業が変わる。
今度は歯をほじくるような感じ。
痛かったら手を挙げてくださいと言われた。
すぐに痛みはきた。
痛!!
手を挙げなくても僕の表情で女医は察してくれた。
すぐに麻酔を追加する。
現在、神経を直接触っているとの事。
ついに歯の内部まできたか。
歯の神経を取り除く作業は時間がかかる。
少しずつ奥へ奥へと進みながら掻き出していく。
その度に
痛!
となるが、都度、麻酔をうって痛くない処置をしてくれる。
今日の処置内容の説明
本日の治療は終了した。
かれこれ40分ぐらいはかかっただろうか。
今日の処置内容を分かりやすいアニメーション付きで解説をしてくれた。
簡単に言えば
歯を削って神経を掻き出し、その空洞を洗浄し薬を流し込み蓋をした、というところです。
良い参考動画がありました。こんな感じです。
動画で見ると結構エグいな。(汗)
こんなことをされていたのか。怖!
神経を抜く作業は今日の1回だけでは終わらない。
あと1~2回は行うとの事。
今は麻酔が効いているので左顎周辺は感覚がない状態だが、あと2~3時間もすれば麻酔が切れて痛みが発生する。
その時のために、痛み止めをいただいた。
お馴染み、カロナールという薬だ。
1回2錠服用し、次の服用は6時間空けるようにとの事。
神経を抜いた歯は簡易的な蓋をしてあるが、あまり固い食べ物をその歯で噛むと取れる可能性もあるのでなるべく避けるように言われた。
歯ブラシは軽めにとの事。
今日の段階では親知らずは弄(いじ)ってない。
次回以降という事になる。
お礼を言って会計しここをあとにした。
ちなみに本日の会計は初診料込みで5000円ぐらい。
あまり現金を持たない主義の僕は、本当は病院でもクレジットカードが使えると助かる。
が、保険治療でクレジットカードが使える病院はまだまだ稀。
保険治療ではなく、自費治療の場合のみクレジットカード払いができるのが一般的のようだ。
会社を中抜けした感想
さて、会社に戻るか。
気分的には今日はもう終わったような感覚。(笑)
家に帰りたいが、会社を中抜けしているからそうもいかない。
時計を見ると13:20。
やはり、昼休憩1時間だけでは納まりきらないか。
初診なので尚更時間がかかった。
今日は移動含めて2時間はかかった。
なので、今日の会社勤務は1時間ほど余分に居残りしないと帰れない。
だが
仕事帰りに歯医者に寄るパターンと比べるとすごく心に余裕がある。
時間に追われてカッ飛ばさなくても良いからだ。
イライラ運転や事故のリスクを減らせれたと考えればメリットは大きい。
ただ、あまり多用できる手段ではない。
今回は仕事がそんなに忙しくない時期だったから良かったが、だとしてもほどほどにしておかないと会社にもチームのメンバーにもバツが悪くなる。
今回の虫歯治療の間だけの手段としたい。
麻酔が切れた後の痛み
術後2時間が経つ頃、麻酔が切れてきた。
入れ替わりに少しずつ痛みへと変化していく。
カロナールを飲んだが、あまり効果を感じない。
術後4時間経過。
結構痛い。
思わず口に手をあててしまう。
だが、まだポーカーフェイスは保てる痛さだ。
家に帰ってきた。
術後7時間経過。
痛い。
風呂はシャワーのみ。
湯舟に入ると痛みが増しそうだったのでやめた。
就寝前に痛み止めを飲む。
カロナールではあまり痛みはとれない。
家にあったロキソニンを飲んだ。
これは効いた。
おかげで朝までしっかり寝れた。
【2019年11月21日(木)】痛みは夜で終わる
朝から痛い。
痛いが、会社を休むほどではないので通常通りに出勤する。
ロキソニンはもうない。
カロナールでその日を過ごすが、相変わらず痛い。
20時、帰路の運転中、痛みがなくなってきた。
ほぼ急速な感じである。
ずいぶん楽になったが、どうせ一時的なものだろうと覚悟はしていた。
が、
そのまま痛みがぶり返す事はなかったので、その日は湯舟につかることにした。
【2019年11月22日(金)】治療(2回目)
翌朝、痛みは全くない。
なんて楽なんだ。
が、今日は2回目の治療の日。
治療後はまた痛くなるのだろうか。。。
そして午後、会社を中抜けして歯医者にきた。
今日は院長が直々に施術してくれるそうだ。
口を開けて麻酔をうち、ギュイーンが始まる。
今日の施術は20分足らずで終わった。
もうほとんど神経はとれたので次回で終わりです、と告げられた。
次回、治療した歯にちゃんとした被せ物をするとの事。
順調、順調・・・チョイ待ち!
親知らずは抜かないのか?と聞いた。
・・・次回にまとめて行うとの事。(先生、忘れていたな?汗)
次回の通院は4日後の火曜日となった。
まあ、親知らずを抜くならその方が都合が良い。
なぜなら、この土日は少林寺拳法の大会スタッフとして働かねばならないからだ。
歯が痛くては存分な働きができないだろうから、終えてからのほうが助かる。
親知らずを抜いたら、どんな痛みに苛まれる生活なんだろうか?
今回よりも長丁場でもっと痛い気がする。(汗)
ああ憂鬱。。。
明日からの3日間が快適生活の最後となる。
意外なことに、今回の治療後は痛みが発生しなかった。
麻酔が切れたら痛みが襲ってくるものだと構えていたが・・・何も起こらなかった。
神経を抜ききってしまったからなのか?
よく分からんが、痛くないのは何よりだ。
さて
次回、最後の治療はこの続きと、仕上げに被せ物をするだけだが、その前に親知らずを抜歯する。
ちょっと怖いが、これを乗り切れば終わりである。
次回
ドライソケット編 → 親知らず抜歯戦記① 顎関節異変とドライソケット激痛始まり
ドライソケット編はとばして虫歯治療編→ 虫歯戦記③ 虫歯治療再開!術後の痛み~被せ物まで
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