全身蕁麻疹(じんましん)!原因はサバ?自律神経の異常? まさかのピロリ

サバを食べた後に蕁麻疹(じんましん)が発生!

顔→首→胸→下半身へと、時間の経過と共に徐々に下り広がる蕁麻疹。

これはいったい??

全身に赤いボツボツの蕁麻疹と痒みに苛まれ、次第に回復していった1週間を記録しました。

全身蕁麻疹(じんましん)戦記!原因はまさかのアレ

蕁麻疹(じんましん)なんていつ振りぐらいだろうか。

小学生の頃に2~3回発症した記憶はあるから、それ以来振りということになる。ざっと40年振りぐらいか。

しかし、その時は体の一部分にしかなったことがない。

この歳になって何の脈絡もなく突然の全身蕁麻疹・・・?

やれやれ、、、今度は何の病気だろうか?

ここんところよく訪れる体のトラブルにうんざり。(汗)

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【3/28(火)】20:30蕁麻疹発生!さっき食べたサバが原因?

仕事から帰ってきて、夜ご飯のサバを食べ終えた15分後ぐらいに蕁麻疹(じんましん)が発症した。

 

僕の顔と首の蕁麻疹に気付いたのはカミさん。

特に痒くも痛くもなく、なんとなく肌が張っているというか、若干熱いような感覚はあったが、カミさんに指摘されて鏡を見る。

ほんとだ。

とはいえ、そこまで酷いわけでもない。

 

でも、なんで??

これは多分、サバが当たったのだろう、と我々はそう予想した。

稀に青魚を食べるとそういう事がある、というのを聞いたことがある。

食べて15分後に発症・・・、タイミングからしてもまず間違いないだろうと思った。

 

んが、青魚を食べて蕁麻疹が出たのは初めてだ。

僕は昔から大の青魚好きで、サンマを筆頭にイワシ、サバなど、今まで何百と食べてきて平気だったのに、今さらアレルギー反応とは謎。

 

今回のサバは特別に長男が焼いてくれた。もちろん、カミさん監修のもとで。

僕も焼き具合は確認した上で食べたし、何の問題もないと確信していたのに、なぜ蕁麻疹?

しかも、時間が経つにつれて蕁麻疹は胸元まで下りてきた。(汗)

 

たまたまだろう、朝には治っているだろう、と高をくくって就寝した。

【3/29(水)】翌朝の状態「なんじゃこりゃあ!?」

夜中、就寝中に体のあちこちが痒いと感じながらも、掻くと余計に酷くなると思い、なるべく掻かないように寝続けた。

とはいえ、ある程度は無意識に搔いていたと思われる。

 

翌朝。

さあ、蕁麻疹は引いたかな、という予想のもと鏡を見る。

 

!!!!

驚愕。

真逆の現実がそこにあった。

昨夜より酷くなっている!(汗)

昨夜は上半身だけだったが、今朝は下半身も全てこんな状態になっていた。

「なんじゃこりゃあ!」と叫びたくなる。

 

昨夜よりも蕁麻疹の凸凹の起伏度はさらにアップしており、体中もうボッコボコ。

尻もボッコボコで酷いもんだ。痒くてしゃあない。

もちろん足も全部そうで、なんと、足の裏まで蕁麻疹。(汗)

 

ただ、顔にはボツボツはなく、全体的に赤く熱を帯びて腫れぼったい状態。

顔の皮膚が突っ張っているような感じである。

耳も全体的に赤く腫れており、やたら熱を帯びている。

やや頭も痒いので、髪の毛で見えないが、おそらく頭皮にまで蕁麻疹が蔓延っていると思われる。

腕も全体的に蕁麻疹デコボコだらけで、手のひらまでポツポツとある。(汗)

 

・・・おいおい、サバを1人前食べただけでこんなんになるかフツー?

万が一にもアレルギーだとしても、頭の先から足の裏までこんなにびっしり蕁麻疹になるものか??

もしかしたら原因はサバではなく、本当の要因は別のところにあるのでは??

と、ネガティブはさらに加速した。

 

僕は可能性として、心的ストレスを疑った。

長年の職場のストレスがたたったのか、と。

ずうっと蓄積されてきたストレスがついに自律神経に異常をきたし、たまたまサバを食べ終えたタイミングでこんな形で現れた、とか?(汗)

だとしたら、かなり深刻。

食物アレルギーならそれを食べなければ済む話であるが、心的ストレスが原因だとそう簡単な話ではない。

心療内科にかからねばならないし、薬も飲まねばならないし、ヘタすれば退職しなければ根本的な治癒にはならないかもしれない。。。

会社を辞めれるのは嬉しいが、家族持ちの僕は収入源に支障をきたすと今の生活が瓦解する恐れがある。

この歳では転職も厳しく、リスクしか想像できない。(汗)

今まで積み上げてきたものが一気に吹っ飛ぶかもしれん。。。

と、50歳を迎えたばかりなのに早くも戦慄が走ったが、あくまでこれは僕の勝手な想像なので、とりあえず忘れることにした。

 

とにかく、この容姿ではうかつに外を出歩けない。

体は服で隠せるが、顔と首だけは無理。

今でこそコロナは落ち着いたが、まだナーバスなご時世。この赤く腫れた顔と首をみて、すれ違う人に変なウイルス感染者と思われたくはない。(汗)

そうでなくても屋外は紫外線を浴びるので、ここまで酷い蕁麻疹だと皮膚にいろんな弊害が起きそうだ。

さすがにこの皮膚の状態でUVクリームを塗るのは良くないだろうし、化粧水ですら危ない気がするので、治まるまで一切何も塗らない生活を余儀なくされた。

まだ冬じゃなくて幸いだ。風呂上がりや洗顔後は顔が突っ張ってしゃあないので、化粧水付けれないのはちょっとしんどいと思うので。(笑)

 

とりあえず、運良く今日は在宅勤務の日だったので会社に行かずに済むが、明日は出社なのでそれまでに蕁麻疹が引いてくれないと困る。

というわけで、明日は朝イチで最寄りの皮膚科に行かねばならないようだ。

 

・・・やれやれ、また病院かい。

先月も鼻血の一件や足の指の件でバタバタしたばかりなのに・・・もううんざり。(汗)

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皮膚科で診察 ~蕁麻疹の原因が分かった

今日は在宅勤務の日だが、気分的には仕事どころではない。

とはいえ、仕事は溜まっているので休むわけにもいかない。

午前中、上長に一言告げて皮膚科を受診しにいった。

 

皮膚科の先生にこの惨状を診てもらい、原因を探ってもらった。

個人的にはサバが原因ではないか、と伝えたが、先生はそうとは思っていない様子。

意外にもサバ案は簡単にスルーされてしまった。(汗)

 

では何だろう?? やはり心的ストレスか??(汗)

いや待てよ。。。

最近、外からの刺激で他に変わったことと言えば、ピロリ菌を除菌するために抗生剤を飲んでいたことだ。

→ 胃がんリスク検診を受けたらピロリ菌が見つかった~胃カメラ&抗生剤

その事を先生に告げたら、先生はそれだ、と指摘してきた。

 

まさか・・・、この蕁麻疹はその時飲んだ抗生剤クラリスロマイシンの薬疹?

否。先生はたぶんそうではないとの事。

では何なのか?

 

おそらく、ピロリ菌が死んだ事で、その死骸が胃液で消化されたことが原因だと言う。

ピロリ菌は、生きている間は胃液に消化されない。

んが、死ぬと胃液に消化されるという。

すると、全身に蕁麻疹を発症する人もいるとの事。

先生は、その症例の参考写真を見せてくれた

なるほど、僕と同じように全身に蕁麻疹がびっしり蔓延っている人の写真である。

 

ピロリ菌を殺すために、抗生剤クラリスロマイシンを朝晩1週間飲み続けるのがセオリーである。

僕はそのセオリーを守った。

抗生剤を飲み切った2日後に蕁麻疹が発生。

その翌日である今日、全身に蕁麻疹が蔓延った。

この抗生剤を飲み切った2~3日後のタイミングで蕁麻疹が出たことが、ピロリ菌死滅による症状の裏付けのようだ。

なるほど、僕のこの蕁麻疹の出方は特別でも何でもなかったというわけか。

 

後でネットで調べると、僕みたいに全身蕁麻疹が発症する確率は1/100のようだ。(汗)

・・・悪性リンパ腫の時も確率1/20000と聞いたことあるが、今回またそういう系のハズレを引いてしまったのね。。。

 

だいたい1週間ぐらいで蕁麻疹は引いていくようだが、稀にずっと蕁麻疹が残り続けるパターンもあるらしい。

現時点では僕はどちらかは分からないが、絶対に1週間で治まってほしい。

 

蕁麻疹がこんな状態なので、薬を出してもらった。

タリオン錠リンデロン錠である。

  • タリオン:アレルギー反応を抑える薬で、蕁麻疹や花粉症の時に使われる。
  • リンデロン:湿疹や皮膚炎など、皮膚のトラブル全般的に使われる薬

リンデロンは、塗り薬なら何度も使ったことあるが飲み薬は初めてだ。

これらの薬は1週間分渡された。

 

上記以外に痒み緩和の塗り薬も調合して出してくれた。

こいつは助かる。なにせいろんなところが痒いので、悪化させないためにもなるべく搔きたくない。

特に就寝中は半分無意識なのでセーブできない。

この塗り薬で痒みが回避されれば大助かりだ。

 

また薬を飲む羽目になるが、もう何でもいいから早く症状が緩和される事を願う。

とりあえず、顔と首だけでも収まってくれれば会社には行けるので、まずはそこだけでいいからクリアしてほしい。

症状の経過

あれから3日経過しているが、蕁麻疹に変化はない。

毎日タリオンとリンデロンは服用しているのに・・・、効いてないのかな??

疑ったところで飲み続けるしかないのだが、ぼちぼち快方に向かってほしいところだ。

 

塗り薬は期待したほどの効果は感じられなかったが、必須アイテムではあることには間違いない。

塗っても痒みは生じるが、塗らないよりは断然良い。

なので、ほぼ全身に塗りたくっている。

特に就寝前、背中に塗るのはマストである。

塗っても痒いけど、塗らないと余計痒いので。。。

 

翌日、鏡を見ると、お?少し引いたかも、と思った。

全身蕁麻疹に違いはないが、デコボコの起伏が緩やかになったのが見受けられた。

ようやくピークが終わって、少し下り坂に入りかけた気がした。

タリオンやリンデロンが効いたかどうかは自分では実感できないが、それから4日後。

要するに、薬を飲み始めてから1週間、薬を飲み切った頃にはだいぶ収束した感じ。

ただ、ご覧の通り、蕁麻疹の赤い斑点は残ったまま。

デコボコが無くなった程度に過ぎない。

とはいえ、痒みがほとんど治まったのは助かる。まだちょっと痒いけど。

 

ま、そのうち全て元通りに治っていくであろう、という予感はしていた。

 

とりあえず、顔と首はほとんど跡形もなく消えた。

もう外を出歩いても問題ない。会社にも行ける。

ようやく普通の生活に戻れるぜ。

【追記】1か月後

ようやく赤い斑点が全て消えた!と、言いたいところだが、まだです。(汗)

両足の太ももだけまだ少し残っている。

それ以外の部分は綺麗さっぱり消えたのに、なんでここだけこんなにしぶといんだ??

ま、そのうち消えるだろうし、こんな人目につかない部分、たとえ残り続けても大した問題は無い。

まとめ

とにかく治った良かった。

蕁麻疹は1か月以内に収束すれば急性蕁麻疹、それ以上続くようなら慢性蕁麻疹ということになる。

僕は幸いなことに急性蕁麻疹で済んだようだ。

 

果たしてピロリ菌は撲滅したんだろうか?

こんな酷い目にあってまだピロリ菌は健在ですなんて、ちょっと気持ち的にやりきれないな~。(汗)

もう懲り懲りなんで、ピロリがいなくなっている事を願うのみ。

 

さて、あなたならどうしますか?

将来のリスクを断つためにピロリ菌を除菌しますか?

それとも、胃がんリスクはあるけど、そうならないかもしれない可能性を信じて放っておきますか?

ウソかホントか分らんけど、急性蕁麻疹になる確率は1/100、慢性蕁麻疹になる確率は1/1000という噂。

 

どちらをとっても正解、不正解はありませんが、どちらにせよそれなりに覚悟は要るかも。。。

 

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