突然の鼻血ボタボタ&口からゼリー状の血の塊!数時間おきに繰り返す!病気?

いきなりですが、1日に何度も鼻血が出るようになりました。

何もしてなくても、何も食べなくてもです。

血は喉に落ちてゼリー状の塊となって口から吐き出す始末。

これはいったい??なんかの病気??

病気?突然の鼻血と喉から血の塊!1日に何度もそれはやってくる

チョコレートを食べると鼻血が出る、という話は誰もが一度は聞いた事あるはず。

実際、子供の頃に経験した人はいることでしょう。

大人とて食べ過ぎればそうなるかもしれないが、小さいのを数個食べたぐらいで鼻血なんか出るわけがない。

んが、まさかの・・・。

【2月14日】夜スタート

今日はバレンタインデーだったので、夜仕事から帰ってきたらカミさんからチョコレートをもらえた。

チョコレートはごくごく普通のもの。

箱の中はひと口サイズのチョコレートが30個ぐらい整然と並べられていた。

食後のデザートとして、ひと口サイズのチョコレートを数個、口の中に放り込みました。

 

20分後、一すじの液体が左の鼻から垂れたのを感じた。

鼻水だろうと思ってティッシュで拭くと鮮血だったことにびっくり。

ん?なぜ??

半世紀生きてきたが、チョコレート食べて鼻血が出たのは初めてのことです。

 

鼻血はすぐに止まったので、たまたまだろうと思ってその日はそれで終わったが、それはただの序章にすぎなかった。

翌日から1日3回の鼻血&喉に落ちた血の塊

翌日から出血は本格始動された。

チョコレートを食べなくても鼻血は周期的にドバっと出るようになった。

実際どれぐらいの出血量かは分からない。大量に見えるが実は意外と多くはないのかもしれない。

ティッシュは液体を吸収すると浸透するので、それが鮮血となれば余計に多く見える、というだけかもしれない。

 

出るのは決まって左の鼻。たまに溢れて右から出る場合もある。

 

しばらく鼻にティッシュを詰めてじっとしてれば5分もしないうちに血は止まる。

長時間続くわけではないのでそれは助かるが、問題は鼻血だけではない。

血は喉にも落ちる。それはゼリー状の塊となって口の中に落ちてくる。

飲み込むのは気持ち悪いので、口から吐き出したい。

最初はこれを洗面所で吐き出したが、それは失敗だった。

 

洗面所の流し口は大きなゴミをキャッチするために、たいてい網の目のフィルターが備えられています。

洗面所にペッと吐き出した血の塊はその網の目を潜ることができない。

あろうことか網の目を塞いでしまい、洗面所の流しは栓をした状態と同じになる。

無論、そのあとに流した水は全て流しに溜まる。汚ねー。

この血の塊は痰(たん)とは比べ物にならないぐらい固形化されており、何日経っても自然に溶けることはなく、永遠に停滞するのではないか?という勢いだ。

なので、手で取り除くしか方法がない。

よって、血の塊を吐き出すならフィルターを取り外してからしなければならない、ということを知った。

洗面所ではなく、トイレで吐き出して流すのが妥当のようだ。

 

なぜこんな症状になったのか、まったくもって身に覚えがない。(汗)

鼻をほじって鼻血を出したことはあるが、今回は何もしていないのに突然鼻血がだらだら出るなんて前代未聞だ。

 

別に鼻炎でもないし、風邪を引いているわけでもない。鼻づまりひとつしていない。

花粉症の酷い人だと鼻血が出るケースはあるかもしれないが、僕は花粉症ではない。

これはまさかヤバい病気なのでは?(汗)

という恐怖心にかられた。

 

というのも、僕はかれこれ15年前、34歳の時に悪性リンパ腫になったことがある。

これは血液のガンの一種で、同類の病気として、白血病、骨髄性多発種などあります。

→ 悪性リンパ腫戦記 その1 ~謎の首の腫れ

寛解から15年経てまさかの再発?もしくはそれに近い病気?

いきなり鼻血が出るなんて、まさか白血病の兆しじゃないだろうな?(汗汗汗汗汗)

昔、そんなドラマを見た事がある。世界の中心で愛を叫ぶだっけ?

そうであってほしくないため、すぐさまグーグル先生でこの意味不明な鼻血を検索してみた。

 

一言で鼻血といっても、その原因は多岐にわたることを知った。

  • 花粉や鼻炎もしくは乾燥で鼻の粘膜がやられて出血しやすくなる場合。
  • 咽頭部からの出血
  • 高血圧症、動脈硬化
  • 肝臓、腎臓の異常
  • 白血病

ざっとまとめればこんなところですね。

もう調べすぎてどのサイトを見ても見た事あるやつに辿り着いてしまいます。(笑)

 

花粉や鼻炎による出血はメジャーな部類だが、咽頭部からの出血もそこまで稀ではないようだ。

最初、僕はこの咽頭部を疑った。

出血が鼻からだけでなく、喉にまで落ちてくるのは上咽頭からの出血だと思ったからである。

自分では出血の出どころは分からないため、やはり病院で診てもらうしかない。

 

ネットサーフィンでひとつ分かった事がある。

それは血圧が高いと鼻血が出やすいということ。

鼻血自体の原因はまだ不明だが、血の出やすさや量は血圧で左右されるようだ。

 

実はワタクシ、数年前から毎年11月の健康診断は全て高血圧と認定されています。(汗)

高血圧症ということかな。。動脈硬化の予備軍?

知りたくはないけど、現状を知るべく血圧を測る。

何か月か前にアマゾンで買ったやつです。

現実逃避でずっとサボってましたが、こうなるとマメに測らねばなりません。。。

 

さて、いくつかな、、、

145-100

高!

健康診断の時より高くなってるじゃん。(汗)

こりゃあ鼻血が出やすい血圧かも。

こうなったら食生活を改善して血圧を下げるしかない。

運動も兼ねたいところだが、今の僕は何もしなくても鼻血が出るので、運動なんてしたら一発で鼻血ブーだろう。

なので、まずは食生活だけ見直し、次第に血圧を下げていくしかない。

 

翌日も鼻血は周期的に出た。

鼻の中でタラりとした感触が鼻血のサインだ。

いきなりドバっと噴火するわけではなく、本当にタラりと何の前触れもなく落ちてくる。

 

鼻をすすってティッシュを準備する時間稼ぎをし、それを鼻の中に詰める。

もう手慣れたもんです。

もしかしたらイレギュラー的にドバっと出る可能性もあるので、会社ではマスクの下は終始、鼻にティッシュを詰めています。(苦笑)

マスクが無ければあまりにもアホな姿。(汗)

絶対、出勤はおろか外出したくない見た目です。

マスク様様だ。

鬱陶しいコロナ禍のマスク文化が、まさかこんなところで役に立とうとは。

・・・何とも皮肉なもんですな。

【2月17日】腕立て伏せすると鼻血!最寄りのクリニックで電気メスをする

朝8時、僕は軽く腕立て伏せをした。

1週間前ぐらい前から朝晩の腕立て伏せはルーティーンである。

約10カ月前に腰椎ヘルニアを再発してから筋トレは封印していたが、ここんところ腰の調子が上がってきたのでやり出したのだ。

→ 腰椎椎間板ヘルニア戦記2022-⑤ 再発から5か月経過の状態

 

んが、腕立て伏せは10回目で鼻血が出た。(汗)

ゲ・・・昨日までは大丈夫だったのに。。。

やはり筋トレ、とくに腕立て伏せは回数を重ねると血圧は上がる。

しかし、昨日までは大丈夫で今日は出血したということは、症状が悪化しているということか?(汗)

鼻血が出るたびにブルーになるが、悪化したと思うと輪をかけてブルーになる。

 

しかし、今日こそは病院に行ける。

在宅勤務の日なので、途中で中抜けすることができるからだ。

この意味不明な鼻血ブーの原因と治療が叶うかもしれない。

 

10時頃、最寄りのクリニックにて診察してもらった。

結論から言うと、出血部位は咽頭部ではなく、キーゼルバッハ部位との事。

 

このキーゼルバッハ、鼻血についてネット検索すると必ず一番最初に出てくるワードだ。

キーゼルバッハとは、鼻の入り口から約1cmのところにある毛細血管を指す。

かなり浅い位置からの出血ということになる。

世の中の鼻血はたいてい、このキーゼルバッハ部位だという。

ちなみに、キーゼルバッハとは人の名前だったもよう。

 

まずはホッとした。

・・・良かった、白血病とかじゃなさそうだ。(汗)

鼻血の原因は、鼻をほじる行為によってその粘膜が傷つくから、というのが一般論だが、僕の場合はそれに当てはまらない。

どちらかといえば、この季節ならではの花粉か乾燥が粘膜にダメージを与えた、という路線のほうだと思うが、先生はそこまで断定はしない。

原因は不明だがカメラで見る限り、出血はキーゼルバッハ部位であるため、そこを電気で焼きを入れるとの事。

電気メスと呼ばれるものだが、これは出血部位の粘膜を少し焼いて、かさぶたを作らせ修復を促すもよう。

 

まずは鼻の粘膜に麻酔をするので、麻酔を含んだティッシュを10分ほど、ギュッと鼻の中にに押し付けておかねばならない。

その状態のまま待合室に戻り、しばらくそこで待つ。

ま、耳鼻科なので、こんな状態で待合室の椅子に座ってても何の不思議もないが、2~3歳児には怪訝な表情で見つめられる。(汗)

 

再び診察室に呼ばれ、電気メスでチチチと焼かれる。

麻酔がよく効いているので全然痛くはない。余裕だ。

処置はすぐに終わる。

 

とりあえず、出血部位はこれで大丈夫との事。

しばらく様子をみて、もしこれでなお出血するようであればまた来て、との事。

化膿止めの抗生剤と胃腸薬、止血液をもらって帰宅した。

 

これで一安心、と思いきや、夕方また鼻血。(汗)

・・・キーゼルバッハは電気メスを入れたはずなのに出血するということは、もっと奥の方からの出血では?

それともやはり白血病の類?腎臓、肝臓の病気?

肝臓の値はいつも健康診断でひっかかるが、そこまで重症だったのか?

という、再び最悪なイメージに陥った。

 

再びクリニックにて診察。

今度はカメラを鼻の奥まで突っ込んで調べてくれた。

これ、やられる方はかなりキツイんだな~。(汗)

 

先生いわく、やはり奥の方に出血のあとは見られない、との事。

キーゼルバッハ部位からの出血が濃厚なので、もう一度、午前とは別のキーゼルバッハ部位に電気メスを入れた。

これで土日様子を見て、再び出血するような事があれば大学病院の紹介状を書くとの事。

クリニックではここまでの処置が限界のようです。

 

もし、鼻の奥の出血であれば、クリニックの電気メスでは患部に当てることはできない。

鼻の奥はぐねぐねと入り組んだ構造なので、こんな直線棒の電気メスでは挿入は不可能。

しなる形状の電気メスが必要となり、道具的にも技術的にも大病院でしかできないようだ。

どうやら岸田首相はそういう処置をされたらしい。

 

繰り返す鼻血、処置しても鼻血、調べても不明。。。

この出口のない状況のせいで、ちょっと本気で白血病や骨髄腫の類を疑い始めた。(汗)

これらの病気は、血液のガンという括りでは悪性リンパ腫と同類だが、命の危険度と闘病生活の過酷さはその上をいく。

15年前、僕は闘病中、短期間だが白血病患者、骨髄腫患者らと同室で入院していた事があるので、彼らの闘病の大変さはそれなりに見ている。

→ 悪性リンパ腫戦記 その4~リアルな死の恐怖

僕もキツい闘病生活を送ったが、今思えばあの時はまだ良い方だったかもしれない。

子供がまだいなかったからだ。

 

闘病生活の苦しみ、その大変さは自分自身とそれをフォローするカミさんである。

言い換えれば大人だけで完結する分、まだマシであると言える。

今は小学生ボウズが2人もいる。

彼らの遊びたい盛りに付き合ってやることもできず、生じたマイナス面はカミさんひとりに降りかかってくるのも忍びない。

ましてや自分が死ぬとなればなんという心残りか。(汗)

 

15年前の悪性リンパ腫の時、同室で入院していた白血病のKさんがまさにそうだったことを思い出した。

今の僕はあの時のKさんと同じ年齢になった。

あの時、Kさんの見舞いに来ていたお子さん達も、今のボウズらと同じぐらいの年ごろだった。

Kさんがその後どうなったかは分からないが、今も無事であることを願う。

とまあ、いろいろと感慨深くなってしまうがそれはさておき、とにかくガンだけは嫌だ。(汗)

最低でもボウズらが高校生以上に成長するまで待ってくれ、て感じ。

 

クリニックの先生に15年前の悪性リンパ腫の事を打ち明けてみた。

  • 寛解後、年一で腰から上をCT検査したこと
  • 12年続けてきたCT検査は3年前、コロナをきっかけに通院を打ち止めにされたこと(寛解10年以上経過しているから基本的に不要と判断されていた)

要するに、この3年、CT検査をしていない期間に悪性リンパ腫が再発、転移して、此度の鼻血に繋がってないか?というのが僕の最大の懸念点。

であれば、大病院でCT検査を受ける事は可能か?と訊いてみた。

 

先生の回答はこうだった。

  • あくまで耳鼻科としての紹介状なので、最終的にCTを撮るか撮らないかはそこの病院の耳鼻科の判断になる
  • 仮にCTになったとしても、どの部位までCTを撮ることができるかどこうかはそこの主治医と僕の話し合い次第

そして先生は付け加えた。

  • 20年以上医者をやっているが・・・止血のため大病院に出向したこともあるが、重い病気の患者はもっと大量の鼻血でなおかつ止血は困難なもの
  • 数分で止まる鼻血ならまず大ごとではない
  • とはいえ、ごく稀に鼻の奥のリンパや腫瘍が原因の場合もあるので完全否定はできないが、カメラで見る限りそれは見当たらない
  • 多くの患者を診てきたが、鼻血が出て白血病、という映画やドラマのようなことに出くわしたことはない

なるほど、確かにドラマや映画の世界ではそれなりに脚色してあるだろう。

どこまでがリアルでどこまでが脚色されたものかなんて、ただの視聴者には分からないしね。

 

完全に不安が拭えたわけではないが、先生の説明を聞いて少し安堵した。

 

やれやれ、僕にガン経験が無ければ、白血病なんて想像は皆無だっただろう。

しかし、こうなった以上、不安の芽は小さいうちに摘み取らねばこの先の人生計画も立てられない。

まずは、この土日で鼻血が出ないことを祈るのみ。

【2月22日】大学病院にて診察!・・・結果は

やはり来ることになってしまった大学病院。(汗)

土曜も快調に鼻血候だったので、一昨日月曜に紹介状を取りに行って、本日水曜日ここに至ります。

 

ただ、少し異変もあった。

日曜から1日1回しか鼻血が出てない。

それまでは1日3回は必ず出てたのに、1回になったのだ。

 

しかし、妙なことに、鼻血こそ出てないが時折、喉に血は落ちてくる。

吐き出せばいつものゼリー状の血の塊だ。

その時は妙につーんとした頭痛が鼻の奥から頭にかけて響くが、これは何?

ほんと訳が分からん。

んが、それも回数は減っていった。

 

変わった現象ではあるが、取りようによっては快方に向かっているとも考えれる。

なので、紹介状を書いてもらうか少し迷う部分もあった。

んが、1回でも鼻血や血の塊が出たことには変わりはないし、甘い期待をズルズル先延ばししても期待外れだった時に面倒なので、今ここで乗り掛かった舟に乗ることにした。

 

すでに24時間以上、鼻血も血の塊も出ていない。

この状態で診察しても何も出ないかも、というのは本来望むべき結果だろうが、ここまで来た以上、病原体が隠れているなら見つけてほしいもんだ。

 

この大学病院、歴史は古いが建物はリニューアルされたばかりなので凄く立派です。最新の設備が整っている。

受付した時に説明を受けたが、どうやら紹介状を持たずに来ると8000円ぐらい取られるそうだ。(汗)

僕は紹介状があるのでそこは無料です。

 

朝イチで総合受付で紹介状を渡し、書面にあれこれ記入し、4Fの耳鼻科へ促される。

館内はコンビニ、ATM、簡易郵便局、レストランなどなどいろいろ揃っててかつピカピカだ。

大学病院なので学生食堂まであるが、一般向けにも開放されている。

昼飯はここで食べようと画策していたが、4月頃まで工事中との事で閉鎖していた。残念。

 

この病院は外来患者一人一人にタブレットを持たせてくれる。

タブレットといっても機能的にはただの案内掲示板。

順番が来たらお知らせが入り、ここへ来てくださいと画面にメッセージが表示される。

なので、館内のどこで何をしようが、タブレットの知らせを聞いてメッセージに従っていれば何も問題は起きないということだ。

これはいいね。

呼ばれるまで科の前でへばりついてなくても良いのでこれは助かる。

 

好奇心の赴くまま館内を徘徊していたら順番が来てしまった。

僕は旅行先のホテルや旅館でもそうだが、ここでもついつい徘徊癖が出てしまった。(汗)

暇つぶしに小説持参で来たが、その出番は無かった。

 

診察室にて。

診察の先生は若い。30手前というところか。

早速、カメラを鼻の奥に突っ込まれた。

これでもかっていうぐらい奥へ奥へとカメラを潜らせ、喉にまで到達するぐらいだ。

こちとら痛いわ気持ち悪いわなのに、先生はそのままもっと前かがみになれだの、顔を前に出せだの注文が多い。(汗)

オエ~、副鼻腔の中をカメラが通る・・・不快極まりない。

 

診察の結果、奥に出血らしき跡は見当たらないとの事だった。

・・・やはりね。すでに24時間近く鼻も口からも血は出していないので、なおさら見つけ難いかもしれん。

キーゼルバッハはすでにかさぶたになっているとの事。

 

この先生にも15年前の悪性リンパ腫の事、年イチで腰から上のCT検査を受け続けた事、3年前にそれが途絶えた事を話し、この病院でもそういうCT検査は可能か訊いてみた。

先生いわく、それならばここではなく、当時のその病院でやってもらう事をすすめてきた。

やはり当時のデータがその病院にはあるので、いろんな側面から見てもそっちのほうが効率的との事。

しかし、3年前に途絶えた検査の続きをしてもらえるのだろうか?と訊くと、ちょっと気になるんで、と言えばやってくれるはずとの事。

 

とどのつまり、この病院の先生的には、当院の耳鼻科としてカメラで検査したが、異常は見つからないのでCT検査までしたくない、というのが本音のよう。

造血管細胞を疑ってのCT検査を希望するのであれば当時の病院でやってほしい、という事であろう。

 

・・・診察の結果はクリニックの先生と同じだったし、まあいいか、という気持ちになり引き上げることにした。

 

とは思ったものの、耳鼻科の待合室の椅子に座ってしばらく考え込む。

会社に年休とってここまで来て、何も見つからず、クリニックと同じ結果で終わって良いものかどうか。。。

本当の本当に何も異常が無いなら万歳だが、もし死角に病巣があって、将来それが命を脅かすものに成長するやつだったら、今ここで引き下がった事を一生悔やむかもしれん。

 

出血したての状態で、さっきのように奥深くカメラを突っ込んだら何か見えるかも?

まだ会計前だし、再診は割と早めに順番を回してくれるかもしれんし、最後の悪あがきをしてみるか。。。

ちょっと恥ずかしいが、なるべく目立たないよう、あそこの隅っこで腕立て伏せして血圧上げれば鼻血は出るはず。

 

10回ほど腕立て伏せをした。

あれ?鼻血出ないな。。。もしかして、本当に治ったのか?

それならば最良だが、もうちょっとやってみることに。

大病院の待合室の隅っこで腕立て伏せをする外来患者なんて前代未聞だろう。(苦笑)

 

さらに5回ほど腕立て伏せをしたら、キター!鼻血だ。

こうなる事を想定していたので、すでに鼻にはティッシュを詰めてある。(笑)

今まで鼻血が出るたびにブルーになっていたが、今回ばかりは良し!という気構えだ。

 

急いで耳鼻科の窓口にこの状態を見せ、再診を依頼した。

予想以上の鼻血の量だったので少し焦ったが、緊迫感が伝わったのか、窓口のスタッフも思わずティッシュを差し出してくれて、すぐに先生に電話をしてくれた。

そのまま中待合室に通された。

よーし、想定通りの運びだ。(笑)

 

んが、こんなに出血した状態でも、なかなか診察室に呼ばれない。(汗)

鼻血ぐらいじゃ救急扱いしてくれないか。

さすが大病院。

 

中待合室で20分近く待たされ、ようやく診察室に呼ばれた。

くそ~、遅いよ。

 

再びさっきの先生とご対面。

早速、さっきと同じようにカメラを突っ込んでくれと頼んだ。

 

カメラが鼻の奥に入る。

これ、何回やっても痛いし気持ち悪い。

できれば一生御免被りたいのに、1日に二度も。(汗)

さて、何か見えるか!?

 

診察の結果、奥からは出血の跡は見られない、との事だった。

さっきと一緒だ。

出血の出どころはキーゼルバッハ。

電気メスでかさぶたになったところからか、その周辺にしわ寄せがいって出血したのかは定かではない。

とにかく、何も見つからなかった、という結果だけだ。

 

そうか、もういいわ、というのが僕の答えだ。

やれるだけの事をやって結果がこれだったので、やりきった感がある。

この鼻血騒動はこれにて終了する決意ができた。

万が一にもこの先、鼻血+αの違和感、不調を生じた場合は、腰から頭までCT検査をしに行くとする。

 

というわけで一件落着としました。

もうこれ以上、あれこれ考えることはしません。

 

さて、せっかくの年休。せっかくの平日。

ちょうど自動車運転免許の更新のハガキも来ていたことだし、ちょっくら行ってくるとするか。

まとめ

たかが鼻血、されど鼻血の鼻血騒動でした。

 

まとめ

2/14(火)PM8:00 チョコレート食後30分、ひと筋の鼻血が出た
2/15(水)AM10:00、PM4:00、PM9:00
鼻血&口からゼリー状の血の塊
2/16(木)PM2:00、PM7:00
鼻血&口からゼリー状の血の塊
2/17(金)AM8:00、PM2:00、PM5:30
鼻血&口からゼリー状の血の塊
AM10:00、PM6:30
クリニックにて電気メス
2/18(土)AM3:00、AM11:30、PM8:00
鼻血&口からゼリー状の血の塊
2/19(日)AM10:00、PM9:00
口からゼリー状の血の塊 、頭痛
AM11:45
鼻血&口からゼリー状の血の塊
2/20(月)PM2:30
鼻血
2/21(火)PM11:30
鼻血(ウォーキング中)
2/22(水)AM10:30
わざと鼻血&口からゼリー状の血の塊 (大学病院で腕立て伏せ)
AM10:00、10:50
大学病院にて診察

その後、出血なし。

 

いろいろと振り回された1週間でした。

このインターネットの世の中、情報を手軽に入れれるのは有り難いが、無駄に不安が増す情報まで入ってくるので、どう向き合うのか難しいところです。

ただ、いろいろと勉強になるので、今回、鼻血についてはかなりの知識人になってしまいました。(笑)

 

血圧が上がると鼻血は出やすくなりますが、今ではだいぶ小康状態。

この1週間、アルコールと塩分を控えた食生活にした結果、血圧は15下がり、その甲斐あってのことかもしれません。

でも、腕立て伏せだけはタブー。いつまでなのか、一生なのか分からないが夏ぐらいまでは封印です。

ウォーキングぐらいならもう鼻血は出なくなりました。

 

鼻血のはっきりした原因は不明ですが、たぶん花粉か粘膜の乾燥によるものと思う事にしました。

いかに電気メスを入れても、しばらく鼻血は出るものだと学びました。

 

今回は血圧とも向き合う結果となりました。

食生活の改善はそのうちそのうちと思ってましたが、始める良いきっかけになった事件になりました。

今回の鼻血はガンや肝臓病からくるものではなかったものの、警鐘として捉えるべきと踏みました。

ホント冷や汗ものでした。

 

普通に過ごせていること、普通に家族と生活できること、普通に働けること。

この当たり前の普通がいかに幸せな事かを振り返ることができました。

人は身勝手なもので、こういう冷やっとした機会がないと真剣に考えません。

健康こそ最大にして最高の幸せであると感じました。

食生活改善はこの先も続けていきます。

 

今回、50歳目前にして、健康に対して神様の注意喚起を受けた気がします。

・・・50歳か~。じじいやん。(汗)

 

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