前回からのつづき~

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痔戦記③ 治療 ~座薬と漢方、塗り薬

 

○○病院の治療法にシビレを切らした僕は○○クリニックに変えた。

そこでは僕の希望通り、超スムーズに手術までの段取りが進んだ。

胸のすく思いである。

 

年内の手術は病院と自分の都合が折り合わないため、年明け早々に行うスケジュールを組む事にしました。

年内に終えねばならないのは採血と大腸内視鏡検査である。

手術前の検査

2013年12月24日 採血と検査の事前説明

街中はクリスマスムード一色。

仕事をちょっと早抜けし街中に繰り出します・・・採血のために。

クリスマスの夜にこんな街中まで来て行き先が飲み屋ではなく病院とは。。。

 

採血以外にも細々した検査はあったが、これといって特筆する事はありません。

今日大事なのは採血の後の大腸内視鏡検査の事前説明である。

大腸内視鏡検査は初なので分からないことばかり。

検査は一発でクリアしたいのでちゃんと聞いておかねば。

 

大腸内視鏡検査はご存知、尻からカメラを突っ込み、大腸内に異常が無いか覗きながら腸内を進んでいく。

ちょっと想像すると怖いっす。

小さいポリープ(いぼ)ならそのついでに取ることは可能との事。

 

大腸内視鏡検査の目的は大腸に異常が無いことを確認するため。

痔以前に大腸に何か悪性のものがあればすんなり手術というわけにもいかなくなるからであろう。

 

大腸内視鏡検査に際して、2パターンの選択肢が与えられました。

検査は大腸の浅いところで止めておくか、深いところまで検査するか。

 

深いところまで検査した方が当然良いのは分かるが、それ相応に苦痛も生じるし時間もかかる。

僕は大腸がんは無いことを信じて、浅いところまでの検査を希望しました。

 

検査前日は17時以降、飲まず食わずで来院してくれとの事。

来院後、下剤を飲んで排便が終えたら手術を行う。

しかし排便のタイミングは誰も予想がつかないので、なるべく早く病院へ来た方が良いとの事。

とまあ、いろいろと説明を受けた。

 

ついでに、生命保険に入っているなら手術代は保険が下りるので保険会社に確認した方が良いとの事。

2013年12月28日(土)内視鏡検査と手術に関する説明

この日はクリニックの今年最後の締めである。

僕は昨日が仕事納めだったので連休初日である。

年休を取らずして検査を受けれるのでラッキーだ。

 

しかしキツイ。

言いつけ通り、昨日の17時から飲まず食わず。

腹減った。。。

 

朝一で来院し所定の手続きを終えた後、検査着に着替えて予定通り下剤を飲む。

 

腸内の○ンコを全部出し切らないと内視鏡検査が出来ない。

 

どうやら内視鏡が入ると腸を刺激するため○ンコがしたくなるらしい。

腸内に少しでも残っていたら大参事になるのでは?などと心配になってきた。

 

下剤が効かなかったらどうしようと思いながら、出ろ出ろと念じる。

出なければ検査は後日持越しになる。

それだけは避けたい。

 

病院側は、検査は何時でも良いよ的な感じで気長に待ってくれます。

全然焦らせる雰囲気はありません。

とても気楽です。

 

それが良かったのか、しばらく待つと

キター!

さすが専門病院。効き目抜群の下剤です。

 

全部出し切った感があります。

これで一安心。

 

僕がOKを出したので検査開始となりました。

いつもの横寝尻出しスタイルです。

 

内視鏡検査・・・そういうのをすることになるとは。

ワシも歳をとったんだなと、もう若くない事を痛感します。

 

ケツからカメラが入る感覚は何というか・・・浣腸されている感覚に近い。

意外なことに痛みは全然ありません。

 

頭を上げるとモニターがあるので、内視鏡から映し出された腸内の映像をリアルに自分の目で確認することができる。

へ~、自分の腸内はこんなふうになっているのか・・・。

 

検査医師は明るい感じの方で、分かり易い解説付きでカメラは進んでいきます。

映像はカラーではなくセピア的な色合いだが解像度が高いので分かり易い。

 

奥へ進むほど腸内の壁に白い付着物が増えていきます。

要するに○ンコです。

白いのであまり汚く見えません。形状は汚らしいですが。

フルカラーだと気持ち悪くて見てられないかもしれませんね。(汗)

 

検査範囲は腸内の浅いところまでを希望していたが、それでもまあまあ奥までいきます。

同時に便意を催したくなる感覚がずっと続く。

しかし、感覚だけで出るものは何もないから大丈夫なはず。

 

検査終了。

長ーい内視鏡を抜き取った後、ゆっくり起き上がる。

検査時間としては5分ぐらいだったかな。

やられてる側はもっと長く感じたが。

 

検査結果としては特に異常なし。

ポリープも無かったとの事。

 

このあと、手術に際しての事前説明を受ける。

手術の事前説明

説明内容はざっくりこうだ。

手術は午後から行われるが、朝一で来院するようにとの事。

当日の朝は絶食で、飲み物は来院するまでならOK。それ以降はNG。

 

来院後は今日と同じように下剤を飲んで、全部出しきってからの手術となるそうだ。

一応、僕は14時からの手術予定ではあるが排便後が優先されるため、他の患者の都合も関係して時間は前後するらしい。

 

当日の車の運転は厳禁。

交通機関などを利用するようにと言われた。

日帰りとはいえ曲りなりにもれっきとした手術なので、術後すぐに車の運転なんて認められるわけはない。

それ以前に、どのみち術後の傷の痛みで運転する余裕は無いとの事。

 

なるほど、この病院が交通機関の発達した街中でよかった。

 

術後は定期的に診察をするが、最初は1週間後に診察、その後は1ヵ月に一度、3ヵ月に一度と通院スパンが長くなるとの事。

 

などなど説明を受けた後、病院を後にした。

まとめ

いろいろと不安もあるが、その辺は当日まで封印しておこう。

年末年始の暴飲暴食を楽しむことだけを考えよう。

 

何にせよ、病院を変えた事によって流れが好転したのは事実。

我ながらナイス決断&行動です。(笑)

しかしそれは近隣に病院が充実しているからこそ選択肢が生まれたわけで、とても有難いことだと思いました。

 

自分は名古屋市内に住んでいますが、政令指定都市だけあって環境はそれなりに恵まれています。

若いころは医者要らずの体でしたが、歳を重ねるにつれ病院の有難さを痛感します。

 

話が逸れましたが、

ここまで段取りをつけたので、今年は何の憂いも無く年を越せます。

来年こそ長年の痔とオサラバし、全快の自分を取り戻せる気がしていた。

 

つづき

痔戦記⑤ 日帰り手術 ~激痛のジオン注射

 

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痔戦記① 兆候 ~肛門が痒すぎる!病院の座薬と薬の効果