日曜大工・・・休日や余暇を利用して、趣味として木工製作する事を指す。
男ならたいてい一度はやった事あると思います。
僕も小学生の頃、何かの授業で釘と金槌をつかって本棚を作ったことがあります。
・・・が、それっきりです。(汗)
当時は特に何の感慨も湧きませんでしたが、スキルゼロのままおっさんになるとそういう木工能力が羨ましかったりします。
あまりにもやらなさ過ぎて、逆に敷居が高く感じます。
木材、工具、場所、費用、時間、スキルなど、敷居の高い要素はいくつもあります。
やりたいと思ってもなかなか腰が上がりません。(汗)
今まではこれらの難問を想像するだけで気持ちが萎えてしまっていたが、今回は一発奮起してやることに決めました。
最近、DIYという言葉が日常的に使われますが、DIYの原点は日曜大工です。
人類の全てはここから始まった、ていうぐらい王道DIYと言ってもいいでしょう。
男ならウズウズする趣味です。
神棚受けを作る!
神棚を置くための「受け」を作ります。
神棚本体はネットで買います。さすがに今の僕のレベルでは作れません。(汗)
ちなみに僕が購入した神棚はこれです。
「みんなの工作室」へ行く
個人的に木工DIYをする場合、壁の一つが工具類の入手。
特に電動工具は買い揃えるとなかなかの高額になります。
しかも、たまにしか使わないものなので、おいそれと買えません。
そこで救いとなるのが「みんなの工作室」です。
「みんなの工作室」とはカーマホームセンターが一般人向けに提供している工作室です。
だだっ広いカーマホームセンター内の一画にある工作室で、その名の通り、木工作業をするために必要な機材やツールが揃っている部屋です。
ただし、この店で買った木材しか加工が許されないのでご注意。
入室は無料。時間制限も特に定まっていない。
工具類は基本的に無料ですが、一部の機材(ボール盤や糸鋸盤、電動ドリルなど)は有料です。・・・と言っても1機材100円、200円のレベルだが。
電動工具に付ける「刃」は自分で購入のこと。
電動工具は借りれるけど、その刃(ドリルなど)は自分で調達するのがルールです。
ただ、刃に関してはこの店で購入したものじゃないとダメとは言われていないので、他店で買ったものでも良いかと。
ちなみに「みんなの工作室」は一部のカーマ店舗にしか設営されていません。
詳しくはコチラ。
ま、なんにせよ、
この工作室に来れば日曜大工レベルの機材なら全て揃っています。

しかし、いかに設備が整っていても、使い方や注意点が分からなければ豚に真珠。
特に電動工具は闇雲に使うと大ケガに繋がるので、未経験者からするとちょっと臆するところがあります。
でも大丈夫。
ちゃんとスタッフが常駐していますので丁寧に教えてくれます。(一時的に離れていることも多いですが)
店側としても客にケガさせないように配慮をしているので、ズブの素人でも安心して取り組めます。
カーマでなくても、カインズホームや他のホームセンターにも似たような工作室は設営されているところも多い。
日曜大工もやり易い時代になっていたんですね。
まずは木材を選ぶ
さっきも触れましたが、この店で買った木材じゃないと工作室は使わせてくれません。
企業が提供している以上、営利目的なのはしょうがないですね。
どっちみち、どこかで木材は買わねばならないので、僕みたいに何のツテも無い庶民には特に問題はない。
工作室の隣にある木材コーナーから選ぶ。
木材コーナーにはワンサカと板が積まれています。
木材の種類もいろいろあり過ぎて何を選べばよいのやら全く分かりません。(汗)
ここは素直にご教示いただくことに。
隣にいた木材加工コーナーの作業員のおじいさんに尋ねます。
おじいさんは元々職人だったのであろう。定年後、嘱託としてここで働いているとみた。
この「ファルカタ集成材」が軽くて加工し易いとの事。
後々、彫刻で彫ることも考えているので、それもこの木材が適しているとの事。
おじいさんはとても親切丁寧に教えてくれました。ありがたや。
150mm×600mm(板厚13mm) の板を2枚買いました。
この板を加工するわけですが、その前にいったんこの板をレジで清算しなければなりません。
レジに加工したい旨を伝えると、その後の手順をやさしく教えてくれます。
大まかな切断は有料サービスを使う
この長い板を最終的に神棚受けの形にするわけですが、まずは大きく切り分けねばなりません。
直線的にズバズバっと工作室で自分で切ることも可能ですが、僕は素人なので精度が出ません。
ビシッと正確に水平直角に切りたいので、ここは有料サービスでプロに切断してもらいます。
真っ直ぐに切るだけなら1カット30円でやってくれます。(真っ直ぐ以外の切断は不可)
あくまで1カットなので、板を重ね合わせて2枚一気に切断しても1カットです。
少しでも安上がりになるように切断してもらいます。
切断した後、再びレジに行って加工代金を支払います。
次は工作室の受付へ向かいます。
受付と準備
工作室の受付で申し込みをします。
有料の機材を使う場合はここで使用料を払います。
僕の場合は、「電動糸のこ盤」を使いたかったので使用料100円。
100円で今日1日使いたい放題なんで大変オトクです。
受付が完了すると、水色のエプロンを貸してもらえる↓
このエプロンが工作室の使用許可証みたいなもの。
木屑が飛んだり、何かで汚れたりする可能性が高いのでエプロンは必須です。
さあ、これで準備は整いました。
つづき