今日はドライブレコーダーを車に取り付けます。

ユピテル製DRY-ST3000c。先日、楽天でポチっとしました。

接続方法はシガーソケットに差し込むやり方ではなく、ヒューズBOXから接続する方法をとります。

そうなると、ちょっと敷居が高くなるので全くの未経験の自分1人だけで行うのは不安。

なので、その分野に詳しい会社の後輩に付き合ってもらうことに。

 

ただし、作業をするのはあくまで自分自身で、後輩は後ろから指示するだけにしてくれと頼みました。

今後、DIYを自分の力だけでやれるようになるためです。

 

ドラレコ設置に挑戦!

そうめったに行う事ではないため、記憶がHOTなうちに作った忘備録です。

 

同じようにDIYに興味を持った初心者の、初心者による、初心者のための手順マニュアルです。参考にしてみてください。

準備したもの

今回、いや、今後のためにも、取り付けるための道具をオートバックスで買いました。

ターミナルセット検電テスター電源ソケット

電源ソケットは今回の接続用に使います。

これはドライブレコーダー本体から伸びているソケットをこれに接続することで電圧を調整してくれる役割を果たします。(DRY-ST3000cは5V入力なので)

乗用車のバッテリーは12V(世界共通)。このドラレコは5Vまでしか対応していないので、そのまま繋げると過電圧により故障します。よって、12V→5Vへ変換する必要があるため、この電源ソケットを間に繋げてその役目を果たします。

設置シミュレーション

作業前に設置位置を決めときます。

僕の車は130系ヴィッツです。主に通勤用の車として使ってますが、長距離通勤ゆえに事故対策装備はしておきたい。

ヴィッツは真ん中付近に設置しようとするとルームミラーが非常に邪魔。
・・・とはいえ、他にあまり良いと思う位置が自分的にはなかったのでこの辺にしました。

作業開始!

左側のフロントピラーを外します。

理由は、ヴィッツのヒューズBOXは助手席側にあるので配線の取り回しは左側に向かうからです。

ウェザーストリップをちょっとめくって、手でえいっとやれば簡単に外れました。昔、業者がカーナビを取り付けた際に一度外しているので簡単に外れるのであろう。

グローブBOXを外します。これは意外と硬かった。

この中にヒューズBOXがあるはずなんですが・・・あれ?ないぞ?

・・・と思ったらどうやら下から覗き込まないと見えない位置にありました。

ACC電源から接続したいのでヒューズカバーで位置を確認。赤枠の5Aである。また後で。


ドラレコのコードをルーフに押し込みます。


それをフロントピラーへ通します。


先っぽのシガーソケットをインパネの中へ落とします。


グローブBOXの下へ通過させます。


先ほどの赤枠に相当する位置のヒューズをペンチで抜く。



これは後輩からもらったフリータイプヒューズ電源

これをヒューズBOXに接続する前に、


先ほどの抜いたヒューズをここに入れる。

ヒューズBOXに接続。

この時、さっき見たヒューズBOXのカバーはもう嵌めれない事に気付く。(汗)

ま、カバーはグローブBOXの中に入れておくか。

とりあえず、本当に通電しているか確認したいので

さっきオートバックスで買った検電テスターを使う。


検電テスターのクリップをアースと繋げるために、適当にインパネリインホースのナットを噛ませる。


イグニションをACCに回す(エンジンがかかる1歩手前)

すると検電テスターが赤く光ったので通電している事がわかった。

ドラレコ側のソケットとオートバックスで買った電源ソケットを接続します。


電源ソケットの反対側の先っぽ。左側の白いラインが入っている方がヒューズBOX接続側。(日光で見にくいかな)

もう一方がアースに繋げる方である。こいつらに接続端子を付けるために

オートバックスで買ったターミナルセットが登場する。


ターミナルセットの中に入っているギボシ端子のオスを付けます。


先に半透明の保護カバーをコードに通す。向きがあるので注意。すぼまっている方が奥になるように。
先端をシルバーの金具に入れる。赤い矢印が通電カシメ部なので電線がむき出しの部分を入れる。黄色の矢印がコード自体と金具を固定するので被覆のままでOK。

電工ペンチを使ってカシメる。

この電工ペンチのカシメ穴は3箇所ある。用途に応じて使い分ける。
ちなみに、電線むき出し部は1発でカシメるのではなく、2段階でカシメる。
まず赤い矢印のところでカシメてから、黄色の矢印のところでカシメる。
矢印の無い一番先っちょのカシメ穴は被覆部のカシメに使う。これは1発でカシメる。


カシメた後、先に通した半透明の保護カバーを被せて完了。


先ほどヒューズBOXに挿したフリータイプヒューズ電源と接続させる。


アース金具の接続も同じ要領でやる。


アースはインパネリインホースから伸びているブラケット。これに突き出ているボルトにナットでかませた。

これが終わった段階で、今一度、イグニションをACCに回して、ドラレコが作動するか確認しよう。

OKだったので、ダラダラしたこれらを綺麗にまとめる。

コードを適当に束ねて


押し込んでおく。(雑だな)


余談だが、こういうY字のギボシがあることを教えてもらった。
いずれレーダーを付けたいと思っているので、その時に出番がくるであろう。覚えとこ。

ドラレコはガラス面に両面テープで貼りつけた。

しかしルームミラーとの隙間が狭すぎて、ルームミラーをちょっと動かすと接触してしまう。

これではカメラの位置がズレてしまう可能性があるため、せっかく貼りつけたドラレコを剥がすはめに。(汗)

一度剥がすと両面テープの粘着力が落ちるため、別で用意した両面テープで貼り直してポジションを変えた。

完成!

外から見るとこんな感じ。

貼り直した両面テープが白いのでちょっと目立つかな? まあいいや。

後は、グローブBOXとフロントピラーを取り付けて完了です。

動作確認もします。ちゃんと録画も確認とれたので文句なしです。

 

ただし欠点があります。

 

常にルームミラーの後ろ側に隠れているので、ルームミラーを傾けないとモニターが確認できない。(汗)

たまにちょくちょく確認しますが、知らん間にモニターがズレている、なんてことは一度も無いので大丈夫です。

んが、やはり普段から目の届く位置に無いと有事の際、役に立つのかちょっと不信感があったりします。(^^;)

まとめ

何もかもが初めての経験でしたが、結構楽しいと感じました。

教わりながら写真を撮りながらなので、まあまあ時間食いました。

経験者ならちょちょいのちょいで終わるでしょう。

 

全部自分で完結できるとカッコいいと思うのは僕だけでしょうか。

金銭的にも店に依頼すると工賃だけで1万以上取られるので勿体無いですよね。

浮いたお金で別のパーツを買うか、旅行にでも使おうかな。

 

なにより、自分の車に自分で取り付けたものが正常に可動している、というところに満足感があります。

 


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