後続車のライトが眩しい!サイドミラー防眩化DIY・・・衝撃の結末!

後続車のライトが眩しい!シリーズ第二段はサイド(ドア)ミラーの防眩対策です。

 

前回、ガラスフィルム(スモーク)を貼ることでずいぶん良くなりました。

関連記事→ 後続車のライトが眩しい!ガラスフィルム(スモーク)が効果的

 

んが、最も煩わしいのはサイドミラーに反射した後続車のヘッドライトです。

これをクリアできるかできないかで、快適なドライブかどうかが決まります。

 

そこで登場するのがブルーレンズです。

後続車のライトが眩しい!サイドミラーに防眩ブルーレンズを貼る

ブルーレンズとは?その方法

解説するまでもないとは思いますが、ブルーレンズとはその名の通り、青い反射鏡のことです。

ミラー自体が青いことにより、無色透明なミラーに比べて反射の眩しさを抑えてくれます。

ドアミラーに反射した後続車のライトの眩しさを手軽に何とかしたいなら、ブルーレンズ化するしかありません。

 

ブルーレンズ化する方法は大きく分けて2パターン。

  • メーカー純正のブルーミラーを買って既存のものと交換する
  • ブルーレンズを買ってドアミラーに貼る

メーカー純正のブルーミラーを買って既存のものと交換する

トヨタでは「レインクリアリングブルーミラー」という名で販売しています。

僕は新車を買う際、必ず付けるオプションです。

 

このミラーの本来の目的は、その名の通り、雨対策のものです。

雨などで濡れたドアミラーは水滴が邪魔で視界が悪くなりますが、このミラーは親水効果があるので勝手に水滴を落としてくれます。

んが、このミラーは、ブルーミラーでありながら防眩効果は謳っていない。

なので、そこは「おまけ」程度と考えたほうが良いかも。

 

水滴をどかして眩しさを抑える一石二鳥なブルーミラーです。

これは一度味わうと離せなくなるシロモノです。

 

ただし、純正品なので値はそれなりにします。

入手自体はディーラーへ行っても買えるし、アマゾンや楽天でも簡単に手に入ります。

自分で換装するのも良し、ディーラーでやってもらうのも良し。

 

ミラーの換装はさほど難しいものではないので、やった事がない人でも、その辺のネット情報で知識を得れば誰でもできます。

しかし、どんな簡単な作業でも予期せぬ出来事、トラブルは生じるものなので、それも含めて全て自己責任なのでご注意を。

 

安全パイにいきたいのであれば、ディーラーでやってもらったほうが確実な出来栄えです。

しかし、その場合は工賃がかかるのでその辺が少しネック。

ブルーレンズ単品を買ってドアミラーに貼る

この方法は基本的に自分でDIYすることになります。

ブルーレンズはアマゾンや楽天などのネットショップでいろんなものが販売されているので、ポチっと入手して、自分でドアミラーに貼り付けます。

この方法が一番安上がりですが、全て自己責任になるのでご注意。

そのブルーレンズは自分の車とちゃんと適合しているかどうか、車検に対応しているかなど、作業性だけでなくパーツの正当性も見極める必要があります。

ブルーレンズ単品を買って自分で貼る!

    僕は当然、安上がり重視なので、DIYにて行います。

    買ったのはコレ。

    アマゾンで4000円もしない安いやつです。

    僕のアクアの適合性もバッチリなのは確認済みです。

     

    アマゾンでも、発注してから届くまで1週間かかりました。

    あまりにも無骨な箱で送られてきたので、最初は何なのか分かりませんでした。(汗)

    中身はちゃんとしたブルーレンズです。

    おお!ちゃんと青いぞ。おもったより濃い。

    その分、トヨタ純正品「レインクリアリングブルーミラー」よりも高い防眩効果が期待できる。

    こいつを既存のドアミラーに貼り付けるだけだが、いろいろと下準備が要ります。

    この時のために一緒に買ったシリコンオフ。

    シリコンオフは今回用に買ったものですので、チビ缶でも十分すぎるほどの量です。

    ブルーレンズの裏面をこのシリコンオフで拭くことで、表面に付着している油膜を取り除きます。

    そして付属の両面テープを貼る。これで貼付力アップです。

    車の外側に貼るものなので、万が一、スコーンと外れてしまうと思わぬトラブルになりかねない。

    そう思うと、高くても純正品「レインクリアリングミラー」にした方が無難かも。

     

    貼り付け時の作業性を良くするために、取っ手替わりに吸盤を付けておく。

    既存のドアミラーにもシリコンオフで油膜を取り除いておく。

    本番前に練習がてらフィット性を確認。

    一発で決めねばならないので慎重に。。。

     

    さて、両面テープの離型紙をとって本番いきます!

    注意深く、スローに近づけて貼り付け!

    よしグッド!我ながら上手い出来です。(笑)

     

    続いて反対側も。

    貼り付け完了。

    サイドミラーが青いというだけで、クールというか、涼しげな高級感が漂います。

    ブルーレンズの実力レビュー

    ブルーレンズで実際走ってみました。

    昼間のブルーレンズ

    全体的に良い感じです。

    視認性も全く損なわれていないし、太陽光の反射もよく抑えられています。

    特に真夏。ギラギラした暑い季節にこのブルーレンズは涼しげでとても見やすい。

     

    サイドミラーを見るのが楽しくなります。(笑)

    夜間のブルーレンズ

    注目していたのは夜の視認性です。

    後続車のライトの眩しさは以前に比べて抑えられていますが、正直なところ、思ったほどではない、という感想。

    もちろん、無色透明よりは全然良いですが、眩しいものは眩しい。(汗)

    自分の期待値が高すぎたのかもしれません。

    所詮、4000円弱のモノだし、まあこんなもんかな、という印象。

    ただ、ブルーレンズは夜間の視認性も昼間同様バッチシでした。

    左側のブルーレンズがズレていたので貼り直し

    翌日、左側のブルーレンズの貼り付け位置が甘かったことに気付きました。

    写真では分かりにくいが、少し隙間アリ。

    よって、若干だが無色透明のミラーが覗いてます。

    これは運転しているとちょっとだけ気になるレベルです。

     

    ・・・やはり、ミラーを外して作業すれば良かった。

    めんどくさがったバチが当たりました。(汗)

     

    この程度なら放置しようと思いましたが、どうせなら修正も経験してみることに。

    さすがに今回はミラーを取り外す工程が必要です。

     

    さて、あれから三日後。作業開始です。

    サイドミラーの外し方は、ミラーの上部を手で押すことで下に隙間をつくり、そこにマイナスドライバーを突っ込んで接合箇所をコジるだけ。

    少々コツが要りますが、上手くいけば比較的簡単にパコン!と外れます。

    この程度の作業を貼り付けの際にサボったことを少し後悔した。(汗)

     

    この位置でミラーがハマっていたんですね。(ピンボケですみません)

     

    家に持ち帰って隙間を再確認。

    一度、ブルーレンズを完全に剥がさねば。

    大量の洗剤水を流し込めば両面テープがふやけるはず。そしてマイナスドライバーを突っ込んで引き離す。

    ここで気付いたのは両面テープの甘さ。

    四か所貼った両面テープだったが、実際に機能していたのは二か所だけだった。(汗)

    ちゃんと均等にしっかり貼ったつもりだったが・・・分からんもんだな~。

     

    マイナスドライバーで少しずつ力を加えて剥がしていく。

    ところが、ここで悲劇が起きる!

    バリ!!!

    ゲッ!割れてしまった!

    ・・・しまった。もっと時間をかけて両面テープをふやかせればよかった。(涙)

     

    くっそー、また買わないとダメだがや。。。

    安上がりにするつもりでやったのに、これでは本末転倒だ。

     

    いや、待てよ。

    もう一度同じものを買うか、トヨタ純正の「レインクリアリングミラー」を買うか、迷い始めた。

     

    両面テープが二か所しか機能していなかったので、安全性に疑問が生まれたからである。

     

    うーむ、車外に付けるものだけに、経年劣化の度合いも著しいはず。

    たかが両面テープなので風化は避けられないのでは?

    いつかは何かの衝撃でポローンと取れてしまわないだろうか?

    それが走行中であれば、近くの車や歩行者を傷つける結果にならないだろうか・・・?

     

    そうなったらちょっと厄介だな。

    自分が運転している時よりも、カミさんの運転中にそれが起きたら、と思うと胸が痛む。(汗)

     

    とりあえず、しばらく左側のサイドミラーだけ無色透明のまま過ごすしかないか。

    カッコわり~。

    まとめ

    なんとも無残な結末で終えてしまいました。

    右側だけブルーミラー、左側は無色透明。。。

    近年稀に見るDIY失敗例を作ってしまいました。(汗)

     

    DIYの鉄則は、前向きな姿勢と入念な下調べ、そして安全であること、と思っています。

    自分への安全が第一ですが、引いては誰にもリスクがおよばない事。

     

    今回のDIYはミラーを扱う作業だけに、細心の注意をはらったつもりでしたが失敗に終わりました。

    僕自身は怪我一つないので良かったですが、この失敗のおかげで、その後のリスクを少し垣間見ることができました。

     

    極小のプラスチックパーツであれば、走行中に外れても大したことはありませんが、ミラーは割れるとその破片は鋭利な刃物と同じ。

    人を傷つける可能性が高い。

     

    やはり、車外に付けるものはちゃんと勘合で接続できるパーツの方が後々の憂いを絶つことに繋がる。

    よって、トヨタ純正の「レインクリアリングミラー」を買うことにします。

     

    今回の出費は勉強代です。

    痛い出費だが、痛いだけに勉強になりました。

    【追記】レインクリアリングブルーミラーに交換した

    あの衝撃の事件から1週間後、トヨタ純正「レインクリアリングブルーミラー」が届きました。

    ミラーは青いけど、やや薄い。やっぱり防眩効果も薄いかもしれない。(汗)

    上がブルーレンズ、下が純正品のレインクリアリングブルーミラー。

    やっぱり純正品は薄いな。一目瞭然です。

    左が無色透明のミラー、右が純正品のレインクリアリングブルーミラー。

    さすがに無色透明よりは青いが、ブルーレンズを知ってしまうとこの薄さに不満すら覚える。

    が、そもそもこれは水滴付着防止機能がメインである。

    防眩とは謳っていないので、そこに不満を持つのはお門違いか。(汗)

     

    まあいい、とりあえず左側だけ装着する。

    やっぱ薄いな。

    右側のブルーレンズ。やっぱブルーレンズのほうが良いな。

     

    ま、とりあえずこの状態で夜間走ってみることに。

    夜間走行レビュー

    ちょうどヘッドライトが異常に眩しい車が後ろについたので比較できました。

    右のブルーレンズ、左の純正品、と交互に後続車のヘッドライトをあてるように運転する。

    ま、二種類のミラーを同時に比較できるのはこのアクアぐらいでしょう。(笑)

     

    やはり右側のブルーレンズの方が防眩効果は高い。

    んが、正直なところ、その差は思ったほど大きくない。

    純正品でも一応、眩しさをおさえてくれてます。

    無色透明よりは遥かに良いです。

     

    結論的にはどちらのミラーでも、眩しいものは眩しい。(汗)

    んが、若干の差でブルーレンズの方が勝る、という感じでしょうか。

     

    この僅かの防眩効果のためにブルーレンズを取るか、防眩効果は劣るけど親水効果のある純正品を取るか。

    ま、こんなところでしょう。

     

    どちらを取るかは本人次第ですが、両方経験した僕ならブルーレンズを取ります。

    ただし、何があろうとブルーレンズを貼り付けている両面テープは剥がれないこと。これが絶対条件です。

    親水効果はそのテのものをブルーレンズに定期的に塗れば済む話なので。

     

    少しでも防眩に注力するならブルーレンズです。(要確認:車検対応)

     

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