スピンバイクが我が家に来て1年4ヶ月。
一時、サボっていた時期もあるが、ここんところは定期的に活用しています。
今から4ヶ月前、要するに購入してから1年を迎えた頃に異音が鳴るようになりました。
その音はキィ~~~~!と耳をつんざくような大きい音。
しかも、ガラスを引っかいたような不快極まりない音です。(汗)
だけど、負荷を調整すればその音は収まります。
ある一定の負荷領域にしか発生しないので、そこを避ければ問題ありません。
んが、あまりにも不便だったので、異音の発生源であるブレーキパッドを交換することにしました。(4ヶ月経ってようやく)
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異音の調査
構造のおさらい
スピンバイクはペダルを漕ぐ力を重くしたり軽くしたり調整することで、自分に適した負荷で運動できるマシンです。
その負荷調整は非常にシンプルな構成です。
例えば負荷を上げる時は下記の流れとなります。
- 乗車して手元のつまみを右に回す
- ボルトが締まることで先端がブレーキパッドを押す
- ブレーキパッドがホイールを押し付けることで摩擦力が上がる
- ペダルが重くなる
- しんどくなる
負荷を下げる時はその逆となります。
異音の原因
異音が発生するのは、ある位置からある位置までの一定の負荷領域です。(説明能力が低くてスミマセン)
異音が凄く高音なので近所迷惑になります。隣室で寝ている子供たちも起こしてしまいます。
なので、その異音発生領域は一気にツマミを回して無音領域にしなければなりません。
この異音発生領域、実は最も負荷を微調整したい領域です。
よって現状、ちょっと軽すぎる負荷とちょっと重い負荷の2つの位置で使用しています。
ひじょ~に不便です。
おそらく原因はコレ。ブレーキパッドの劣化。
ブレーキパッドを交換すれば直ると思っていましたが、ずるずると月日が流れて4ヶ月。
ようやく実行開始です。
スピンバイクのブレーキパッドを交換
このスピンバイクの型番はHG-YX-5006なので、下記の適合パーツを購入しました。
古いブレーキパッドを外す
ブレーキパッドを外すのはすごく簡単。
2点のボルトナットで取り付けられてるだけなので、くるくると外します。
ボルトナットを外したらブレーキパッドをブラケットから抜くだけ。
引っこ抜くときにちょっと力が要りますが強引に。
新旧ブレーキパッドを並べてみる。
写真では分かりにくいが、いつの間にかこんなに擦り減っていたのかと知った。
取り付け側はサビと劣化が目立つ。
長い間ゴクロウであった。
新しいブレーキパッドを取り付ける
取り付けは取り外しと逆の手順でOKだがここで注意。
ブレーキパッドとブラケットがきつくてなかなか嵌らないので強引に嵌める。
すると、ブレーキパッドの位置がホイールと沿っていない。
なので、ブラケットの根元のボルトを緩めて位置調整。その後、ボルトを締め直します。
よし、ブレーキパッドの位置はこんなもんかな。
あとはブレーキパッドの取り付けボルトを締めれば
ハイ、完了。
ちなみに、手前は古いブレーキパッドだがシューの擦り減り具合が良く分かります。
これで異音は解消したはず。
異音変わらず
新品のブレーキパッドの性能を確認するため、ペダルを漕ぎながら負荷を調整します。
と・こ・ろ・が、キィ~~~~!
・・・!?マジか?
まったくの予想外。
全然変わってないじゃん!なぜ鳴く?(汗)
ブレーキパッドに不備は無いし、取り付けも完璧だと自負しています。
これで直らないと打つ手が無いぞ。
お先真っ暗に。
解決
キィ~~~~!ペダルを漕ぎながら左手でブレーキパッドを右側へ押してみると、
シーン。・・・静かになった!
手を離すと再びキィ~~~~!と鳴りはじめる。(汗)
うーむ、詳細は分からんが、ブレーキパッドをやや右に押した状態をキープしておけば本来の静音性能を発揮できるらしい。
もちろん、乗るたびにブレーキパッドを左手で押し続けるなんてことしません。(笑)
そんなんなら、もうこのマシンに乗ることはないでしょう。
なんらかの方法でブレーキパッドが右に寄った状態にしておけば良い。
いろんな方法はあると思うが、僕が直感的に出した答えはこうです。
家にあったタイラップを3本ほど使って
ブレーキパッドをタイラップで右フォークに引っ掛けてキツく締める。
これでどだ?
テスト結果は合格です。
異音は全くのゼロ。どんな負荷レベルでも静音でした。
・・・ブレーキパッド交換しなくてもこの方法で異音は解消されたのでは?という素朴な疑問が残りましたが、もう交換しちゃったし、まあいいか。(笑)
タイラップが見た目ダサいが、まあ、個人使用だし気にしません。
まとめ
異音が解消された今、負荷調整は自由自在です。
どの負荷レベルでも静音ってのは本当にストレスゼロです。
もっと早くやれば良かった。
結局、異音の解消はブレーキパッドの交換ではなく、右に少し押すことが肝要でした。
交換する前にこの方法を思いついて試せば良かったが、後の祭りです。
たかがブレーキパッドを右にちょっと押すだけなのに、4ヶ月間、なぜこの方法に気が付かなかったんだろう?(汗)
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(おまけ)トゥストラップ交換【2018/10/20追記】
トゥストラップが劣化して切れてしまいました。
さすがに1年以上も経つといろんな消耗品が悲鳴をあげます。
トゥストラップは漕ぎ足の安定と引き足に欠かせないので即対応せねばなりません。
というわけでアマゾンで購入。
トゥストラップはトゥカバーさえ固定できれば銘柄は何でも良い。
価格もピンキリでいろいろありますが、安いものと高いもので何が違うのかよく分かりません。
たぶん、高額なほど耐久性が高いのだろうけど、そんな保証はどこにも無いだろうし。。。
ただのトゥストラップに1000円も払うのはちょっとイヤです。(汗)
というわけで、今回は試しに一番安いやつを買いました。
まあ、見た目や触った感じ、安いからといって特に何か落ち度があるようには見えません。
ほんとフツーです。
早速これを取り付けます。
バッチシです。
ストラップ幅が記載されていなかったので、穴に通せるかちょっと不安はありましたが問題なし。
今回、切れたトゥストラップは左側だけでしたが、右側の劣化具合からするともうじきでしょう。
その時にまた交換します。
さあ、これで漕ぎまくれるぞ。