登山にちょうど良い気温になってきたので、一家揃って登山に行ってきました。
場所は金華山。
登頂するとこんな雄大な景色が拝めてしまいました。
頑張った甲斐があるというものです。これだから登山は良い!
・・・と、知ったようなセリフを吐いてますがワタクシ、登山というものを初めて経験しました。(汗)
この歳になるまで登山をしたことがありません。
子供に一度くらいは登山を体験させてあげたいため、自分も含めて子供といっしょにデビューです。
金華山・七曲り登山道は子連れと初心者にオススメだった
金華山とは
金華山は岐阜のシンボル的存在。
山頂にそびえ立つ岐阜城はとても雄雄しくロマンを感じさせます。
この金華山という名称は明治になってからの名称で、それまでは稲葉山と呼ばれていました。
戦国時代、織田信長の居城だったところで、ここから天下布武を掲げて天下統一へと走り出した原点となったお城です。
この山頂にある岐阜城は何度か行ったことありますが、ロープウェーでしか登ったことがありません。
登山でも山頂に行けることはなんとなく知っていましたが、いかんせん登山に無関心だった僕はあまり知らないままこの歳まで過ごしてきました。
どうやら金華山の登山ルートは全部で10コースあるらしく、この七曲り登山道が一番初心者向きとの事。
登頂まで所要時間は約1時間らしいので、僕らにはちょうど良い感じです。
詳しくはコチラ → ぎふネイチャーネット
七曲り登山道入口へ向かう
第一駐車場に車をとめて、岐阜公園内を軽く散策しながら登山道入り口を目指すことにします。
ルートはこんな感じ。
とりあえず、初心者なので前情報を得るため総合案内所へ寄ります。
目指すはあそこにある岐阜城。
登山に疎(うと)い僕からしたら果てしなく遠く感じる。(汗)
本当にあそこまで歩いて1時間で行けるのか?・・・ホンマかいな??
登山道入口へ向かう途中、岐阜公園を通過します。
綺麗に整備されている公園でとても心が和みます。
何回来ても飽きない公園です。
七曲り登山道入口への行き方はいたってシンプルです。
さきほどの地図の場所ら辺に向かえば親切に道しるべがあります。
ただし、普通の民家が立ち並ぶ道を通り過ぎるので、あまり大声で騒がないようマナーを守って通ります。
間違って百曲り登山道へ行かないように。レベル1の我々にはまだ早い。
七曲り登山道入口。さあ、頑張るぞー
・・・いきなり激坂スタートでちょっとたじろぐ我々。(汗)
もう1組のファミリーと並んでスタートしたが、おそらく2歳ぐらいであろうお子さん連れ。
スゲーっす!まだ歩くのもおぼつかないように見えるけど。。。
本当に大丈夫か?と思うが、多分、親御さんはここをよく知った上での子連れでしょう。
頑張ってね~。お先に!
七曲り登山道を登る
山道に入るとこんなつづら折りを延々と登ります。
七曲り登山道の七曲りとはつづら折りという意味らしい。なるほど。
常に先へ先へと行く長男。・・・さすが小1、若さと体力が有り余ってる。
途中で休憩。ちょうどベンチもあるし、ちょっと茶菓子でもしよう。
開始から20分、まだ半分も来てないがちょっと疲れた。
しかし、思ったほどの傾斜じゃない。まあまあ余裕の範囲。
ワシ、意外と登山向きかも?(笑)と、浮かれているのも束の間。
その鼻っ柱は後半でへし折られた。
後半になると傾斜がキツく、延々と階段地獄が続いた。
階段を登っても登ってもさらにキツい階段が襲ってくる。
終いには一段一段の高さがむっちゃ高く、次男なんて腿(もも)上げしないと登れない高さです。(ワシが次男の両手を引っ張るサポートをするハメに)
こんな階段地獄なんて聞いてないぞ。(汗)
ようやくゴールらしい雰囲気になってきました。
あそこはロープウェーの乗り口付近。
なんでもいいけど、階段地獄が終わってくれれば幸せ。(笑)
しかしまだ終わらない。
階段、階段、また階段・・・もうええっちゅーに。(汗)
おおっ、岐阜城が目の前。
とりあえず、あの岐阜城を目指します。
まだ階段はつづく・・。(汗)
岐阜城手前の絶景スポットで記念撮影。
素晴らしい景色に疲れが癒されます。
ここで登山道入口からちょうど1時間です。
・・・ホントに1時間で着いてしまった。あんなに遠く感じたのに不思議なもんだ。
ここで奇跡を見た。
登山道入口で一緒だったファミリーと出くわした。
あの2歳であろうお子さんもちゃんと歩いています!
途中経過を知らないので何とも言えませんが、ホントにここまで全部歩いてきたとしたらスーパーおぼっちゃんだぞ。(汗)
よっこいせ!と城の入り口の階段を上ります。
これが最後の階段です。
天守閣からの眺め。
長良川と岐阜の街並みが一望できます。
なによりもここは涼しい。すごく良い風が入ってきます。
暑さと疲れた体に心地よか~。
岐阜城をあとにした我々は展望レストランで昼ごはんを済ませてロープウェー乗り場に向かいます。
もちろん、帰りはロープウェーです!
帰りも自分の足で下山する人もいらっしゃるでしょうが、ロープウェーという選択肢があるなら僕は迷わず乗らせていただきます。(笑)
まとめ
初めての登山としてはThis is ちょうど良いです。
登りきった後は意外とまだイケる感じでしたが、ある程度、余力を残しておかないと帰りの運転がキツイのでこれぐらいがちょうど良い。
子連れと初心者で1時間の登山ならまた来ようと思えますね。
なにせ2歳ぐらいの子連れファミリーでも登頂できるぐらいなので気分的にも楽です。
1時間の登山とはいえ、お茶と冷凍アクエリアスは必須です。
もっとガッツリ登山をする人からしたら、今回の登山は登山とは言わないかもしれませんが、僕には立派な登山でした。
実はワタクシ、もともと登山は否定的なほうで、登山はなるべくしたくない派でした。
だって、坂道を長時間ずっと登り続けるなんて想像するだけでおぞましい。
そんな僕が加齢とともに健康志向になって、登山すら肯定的になり、実際に登山をしてしまい、楽しかったという感想を持ちました。
これは僕の中では革命的です。
あまり深みにハマるつもりはありませんが、これぐらいユルい登山なら趣味にしても良いかなと思いました。
次はもうちょっと距離の長い登山に兆戦しよかな。