南紀白浜旅行③last・千畳敷~本州最南端~橋杭岩~那智の滝。帰路へ

南紀白浜旅行3日目の始まり。

この旅行の最終日となります。

 

本日の予定はホテル白浜舘から出発し、紀伊半島を反時計回りに進み観光しつつ名古屋へ帰ります。

 

まずは白浜観光名所・千畳敷へ行きます。

その後は串本町の最南端に寄りつつ、観光名所・橋杭岩で昼食をとった後、那智の滝で観光し帰宅します。

 

なかなかの長距離ドライブですが、運転はカミさんと交代交代だし、まあ余裕でしょ、と思っていたがまさかの事態が発生!?

 

泣いても笑っても旅行最終日。

全員元気に帰ることができるのか~?

白良浜~千畳敷~串本町・本州最南端

7月27日(日)旅行三日目(最終日)

前回まではこちら

→ 南紀白浜旅行②・三段壁~とれとれ市場~白良浜海水浴・手持ち花火

→ 南紀白浜旅行①・アドベンチャーワールド&とれとれヴィレッジ&温泉

→ 夏休み!南紀白浜旅行をかけて子供が挑む!・・気になる緊急事態宣言と台風の行方

さらば白良浜!さらばホテル白浜舘!

おはようございます。家族はまだ寝てます。

僕は5~6時間寝ると目が覚める習慣がついているので、朝はたいてい独りぼっちです。(笑)

こういう見知らぬ土地でそうなると、やることは一つ。

徘徊もしくは散歩です。

 

ホテルの中を風呂に行きがてら探検を兼ねてうろうろ徘徊するか、外に出て近所を散歩するかの二つに一つ。

今日は昨日と同じ、散歩を選択します。

家族を起こさぬよう、こそこそっとホテルを出発。

 

AM6:00 白良浜を散歩

今朝の白良浜は天気に恵まれ、美しいビーチ姿です。

気温は高くもなく低くもなく丁度良い。風も程よく吹くので気持ち良いです。

ビーチにはすでにテントを張ったファミリーが何組かいて、もう泳いでいる子供もいた。

それから20分ぐらい後に、ビーチの整備をする業者の方々が登場。

流木やゴミ、花火の残骸などを回収しつつ、機械を使って浜辺を綺麗にしてくれていた。

僕はビーチのこの光景を生まれて初めて見た。

なるほど、こうやって業者の手で整備してくれているから安全が保たれているんだな。

ありがたや・・・と、心の中で感謝しつつ、自分もモラルを通す必要性を再認識しました。

 

1時間ほど白良浜をぶらぶらしてホテルへ戻るとみんな起きていた。

近くにファミリーマートがあるので、みんなでそこで朝ごはんを買いにいくことに。

ホテル白浜舘は素泊まりプランにしたので、飯は自分で調達せねばならない。

んが、時間と場所の縛りがないのは気持ち的に楽です。

白良浜ビーチにて朝ごはん。

こんな綺麗な海を見ながら朝ごはんなんて贅沢だね。

朝は人出が少ないので、白良浜の美しさがとても映えます。

タコの遊具を発見!こんなのがあったんですね。

 

この近くに有名な神社・熊野三所神社があるので行きたかったがパス。

今日は他に寄りたいところがたくさんあるので、そろそろ準備して出発せねばならない。

旅行というのは欲張ったらキリがありませんな。。。

 

支度中にロビーでひと遊びするボウズら。

なつかしいサッカーゲーム。このレトロさは子供も大人も異様に好奇心をそそります。

 

ホテル白浜舘とお別れ。

良心価格でその割に設備もちゃんとしており、部屋に足湯もついているのでちょっとしたラッキー感も味わえました。

なにより白良浜ビーチの真ん前という立地条件が素晴らしい。

もちろん、スタッフの対応も良かったです!

 

海水浴を楽しむのにベストなホテルでした。

お世話になりました!

千畳敷の絶景に降り立つ!

AM 9:30 千畳敷

ここは広大なスロープ状の岩盤が一面に広がる景勝海岸。

昨日の三段壁と双璧をなす絶景の観光スポットです。

千畳敷とは、畳が千枚敷けるほど広大、というのが名前の由来のようですが、この広さは千畳どころではありません。

それにしてもこの景色はすごい。

「新第三紀層」といって、紀元前2300万年~250万年の間に形成されたであろうというこの歴史の深さ。

それを思えば、人間の日々の悩みや一生なんてちっぽけなもんかもしれませんね。

どんどん先へ行くボウズら。特に規制も無く、出入り自由です。

ここは思ったよりも歩きやすいところだが油断は禁物。

 

さあ、ワシも行こっと!

波打ち際までおりてきました。

天気も良いし、波もほどほどにあるので絶好の撮影日和となりました。

 

これにて白浜町とはオサラバです。

アドベンチャーワールド、とれとれヴィレッジ、三段壁、白良浜をめぐり、たくさんの思い出と感動をこの南紀白浜でいただきました。

天気にも恵まれ、やりたかったことはほぼ達成したので感無量です。

僕はもう南紀白浜に来ることは無いと思うが、ボウズらは大人になったら来るかもしれません。

その時はこやつらをよろしくお頼み申す。

 

さて、紀伊半島を南下して観光しつつ帰るルートをとります。

この先は「南紀白浜旅行」という題名から逸れます。(笑)

串本町・本州最南端

PM12:00 潮岬観光タワー

ここは串本町の最南端。

千畳敷から南へ下って1時間半ぐらいのところです。

ここのドライブインに駐車して、歩いてすぐのところが本州最南端と呼ばれるところらしい。

ちょっと興味があったので寄り道した次第です。

広大な原っぱを縦断して歩くとそれはあるはず。

それにしてもクソ暑い!日差しの下はかなりヤバい。

しかし、日よけは全くない。耐えろ。(汗)

ありました!本州最南端の石碑。何を隠そう、ただこれだけです。(笑)

何かしらの先端に一度到達してみたくて、それだけのためにここへ寄り道しました。

白良浜の熊野三所神社と引き換えに、この場所をとったと言ってもいいでしょう。

本州の最南端に来ました!ってことで記念撮影。

先端自慢になるんかな?「本州」ってところがちょっと微妙ですがね。(笑)

 

ここから紀伊半島を海岸沿いに愛知県に向かって走ります。

カミさんが何やら疲れたようで、ここから僕が車の運転をすることに。

橋杭岩 ~那智の滝、そして帰路へ

観光名所・橋杭岩(はしくいいわ)にて昼ごはん

PM12:40 道の駅 くしもと橋杭岩

ここで観光がてら昼ごはんにします。

ところが、カミさんの具合がさらにグロッキー状態に。(汗)

おそらく旅行疲れ+車酔い。

食欲がないとの事なので、ソフトクリームなら食べれるか?と与えてみたがそれも拒否。

途端にそのアイスはボウズらが貪り尽くした。(汗)

 

しゃあない。

とりあえずカミさんは車中で寝てもらって、その間、野郎三人で昼ご飯をとることに。

そばが名物らしいので注文してみた。長男はざるそば。次男はうどん。

美味です!美味ですが!・・・そばってなかなかグルメリポートしにくい。(汗)

どう伝えれば良いのか・・・スミマセン。

 

昼食後、橋杭岩を眺めてみる。

なんとも奇怪ですね。まるで何かの歯並びみたいだ。

本当は岩を触りに行きたいが、カミさんがあんな状態なので早めに車に戻らねば。(汗)

先もまだ長いし、ここはこれで切り上げることにします。

 

車に戻るとやはりカミさんはグロッキー状態。

この先も僕が全部運転ということになりますね。

かなりの距離がありますが。。。

しかし大丈夫。車がノアなので車内が広い分、長距離運転もそこまで苦じゃありません。

 

それにしてもヤレヤレだ。こんな中途半端なところで倒れるとは・・・。

白浜で倒れたなら予定変更して、高速使って名古屋へ直行帰宅するのだが、ここからだと逆に遠回りになる。

あと寄るのは那智の滝だけなので、ボウズらも楽しみにしてることだし、ここまで来たら我慢してもらおうか。

せめて残りは車の中で寝てるがいい。(苦笑)

那智の滝 ~11年振りは長男と

PM14:20 那智の滝

那智の滝に到着。

車から降りて開口一番「暑い!」

日が当たるとジリジリと暑くてしゃあない。

 

橋杭岩からここまで約45分ぐらいだったが、感覚的にはすごく遠く感じた。

なぜなら昼飯のあとの道中の運転は睡魔との戦いだったからです。

僕以外は遠慮なくグースカ寝てるもんで余計に眠くなる、が、何とか眠気を振り払って運転できた。(汗)

 

僕とカミさんは11年振り二度目となるこの場所。

その時は大門坂をえっちらおっちら歩いて登ったが、今回は時間的に余裕が無いのでここまで車で来ました。

ま、そもそもカミさんがこんな状態だし。。。(汗)

那智の滝にある神社はヒロウ神社っていうんですね。二度目にして初めて知りました。(苦笑)

 

さあ行くか、というところで約二名、いきなり留守番宣言をした者が現れた。(汗)

カミさんは当たり前だが、なんと次男まで具合が悪いと言い出した。

次男もおそらくカミさんと同じ、旅行疲れ+車酔い。

 

しょうがない。

その二人は車中で待っててもらおう。

元気な僕と長男だけで滝へ向かうとする。

滝までの道のりはここからなら歩いて5分ぐらいなので、まあ30分もあれば車に戻ってこれるでしょう。

その間は車中でエアコンをガンガン効かせて寝ててくれ。

神秘的な樹木の中を進む。マイナスイオン出まくりで心はリフレッシュ。とてもとても癒されます。

しかも、この自然のトンネルの涼しいこと。活力が蘇ります。

 

長男はちょっとした探検気分なのかルンルンで歩く。

長い下りの階段の先にゴールが見えてきた。なんかワクワクする。(笑)

11年前もこんな光景と気持ちだったのを思い出した。

到着~。11年前に来た時はすごく人が多かった記憶があるが、今日はすごく少ないな。

平日だからなのかコロナの影響なのか分からんけど、人出が少ないのは助かる。

ここまでの動画を即席ですが倍速モードで作ってみました。

んが、ちょっと動きがカクカクで見辛いです。(汗)スミマセン。

 

これを作るならGOPROで撮影すべきでした。反省。。。

 

まずはお参りをする。

この旅行が無事に終われそうな事に感謝の意を込めて。(カミさんと次男はKOだが)

那智の滝を拝む。あんな大量の水が年がら年中出続けているのか。。。凄いね。

 

さて、やはり予想通り、長男がおみくじをやりたいと言ってきた。

子供は大人以上におみくじが好きな生き物のようです。

普通サイズのみくじ筒もあるが、ドデカいみくじ筒もあったので、どうせならそっちでやりたいとの長男の申し出。

まずはワシが。思った通りちょっと重いし、振り難い。(笑)

出てきた番号を禰宜(ねぎ)さんに口頭で伝えておみくじを受け取る。

続いて長男。

10歳には少し大変な作業な気がするけど、本人は楽しいようです。(笑)

次男にもやらせたかったな。。。残念

 

僕はなんと大吉でした!長男は中吉。

大吉なんて何年振りだろうか。ご利益あると良いなー。

 

長男が護摩木(ごまぎ)もやりたいとの事なので付き合う。

人間の煩悩を焼いて心を新たにし、福が来るのを願う・・・といっても子供にはチンプンカンプンでしょうね。

 

さて、そろそろ戻るか。

これにて那智の滝を離脱します。

11年振りの那智の滝、まさか息子とツーショットで来ることになるとはね。(笑)

これも一興。

 

これにて全旅程終了です。

あとはカミさんと次男をいたわりつつ、4時間かけて帰路に就きます。(汗)

ガソリンもヤバいので途中で入れねば。。。

紀州名産のお土産を買う

帰りの途中、那智のおみやげセンターでこれを買う。

梅干しと那智黒飴。やっぱ紀州ならこれっしょ。

この梅干し、15個入りで1200円。僕にしてはかなりフンパツしたほうです。

しかし、人生一度ぐらい滅茶苦茶酸っぱい梅干しが食べたくて自分用に買いました。

店員さんに勧められてこれをチョイスしましたが、確かに人生で一番酸っぱい梅干しでした!

上質で攻撃的な酸っぱさが欲しいならこれはオススメです。

まとめ

二泊三日・南紀白浜旅行でした。

最後までお読みいただき有難うございました。

 

あの後、那智の滝を出て1時間後に次男の体調は復活しました。

その後、休憩を挟みながら、道路工事で迂回させられたりもしたので、帰宅に5時間ぐらいかかりました。

 

カミさんは夜飯も拒否するので、男どもも飯抜きで、家に帰るのを最優先。

で、家に到着したのがPM8:30。

カミさんは最後までグロッキーで、家に着いてもグロッキーのまま。(汗)

カミさんだけ先に布団に転がして寝室につけ置き。

 

その後、ボウズらが風呂に入っている間に、夜飯を調達しにすき家の牛丼をテイクアウト。

ボウズらにそれを与えた後、寝室に放り込む。

その後、ワシは風呂に入って一人で夜飯食べて・・・とまあ、最終日の夜はバタバタと過ぎました。(汗)

翌朝、カミさんは完全に復活してました。ヤレヤレ。

 

本当は熊野三山(熊野本宮大社、那智大社、熊野速玉大社)を巡って神様にお礼を言いたかった。

11年前、熊野三山はカミさんと一緒に制覇しましたが、帰宅後すぐにカミさんの妊娠が発覚。

直感ですが、熊野三山のご利益では?と。

特に、那智大社の胎内くぐりが激しく効いたような気がしています。(笑)

なので、那智大社だけでも家族全員で行きたかった、という思いでした。

うーん残念。ニアピンで終わってしまいました。

 

僕が和歌山に行くのはこれで最後と決めて今回の旅行に臨みましたが。那智大社に行けなかったのは心残り。

子連れとなると、どうしてもプランがそっちよりになるので、神社仏閣は後回しになってしまいます。

ちょっと欲張り過ぎたかな。

 

それにしても旅行というのはお金がかかる。。。

楽しいプランばかりに目がいってて、いつの間にか出費が予想の上をいってました。(汗)

ただ以前、通勤用マイカーの事故で示談金と保証金、お見舞金が入ってきたことが大きい。

→ 車をぶつけられた①・事故対応と保険会社連絡~俺のヴィッツどうなる?

だから旅費にまわすことができました。

 

今後の旅行はかなり不透明。・・・まあ、世の中みんなそうでしょうけど。(汗)

所得面も不安だが、緊急事態宣言やまん防、ETC割引、GOTOトラベル割など、規制の強化や恩恵の滞りも痛い。

だいたい、お店や旅館が倒れては元も子もない。

旅先でも人の密を避けながらの行動になるし、何がトラブルの元になるか分かったものではない。

やはり世情が落ち着かないと始まらない。

早くコロナ収束・・・はムリだろうけど、下火になってほしい。

 

この記事を書いている時、日本は未曽有のコロナ感染者数でザワついてます。

旅行の時は首都圏だけでしたが、あれから一ヵ月も経たないうちにこんな最悪に変化するものか、と驚きを隠せません。

そして尚、悪化の一途をたどっている。

さらに全国的に豪雨被害がハンパなく、いったい日本はどうなってしまうのか・・・と、もはや不安しかない。(汗)

 

今の世情は旅行どころではないが、あの時、この旅行に行っておいて良かったと思う。

ETC割もGOTO割も無く、満額負担で懐事情に不安を抱えながら実行したが、もし実行していなかったら旅行自体封じられていたわけで。。。

 

早くまともな世の中になってくれないかなー、と願うばかりですね。

 

南紀白浜旅行・完

 

夏休み!南紀白浜旅行をかけて子供が挑む!・・気になる緊急事態宣言と台風の行方

南紀白浜旅行①・アドベンチャーワールド&とれとれヴィレッジ&温泉

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