戸隠スキー場は本当に超パウダースノーだった穴場的ゲレンデ&ロッジレビュー

戸隠スキー場で滑ってきました。

僕はスノボ、ボウズら(小5、小3)はスキーです。

このスキー場の最大のウリ「魔法の粉雪」がどの程度のものか、その雪質を堪能させてもらいました!

戸隠スキー場の魔法の粉雪で滑る楽しさは格別!コスパ最強のゲレ食にも注目!

いろいろあって念願叶った戸隠スキー場でしたが、その話は後ほど。

まずはゲレンデレビュー。

戸隠スキー場で滑る!(午前)

8:30 戸隠スキー場に到着。朝日が眩しい。

まずはボウズらのスキー用品をレンタルせねば。

あの建物「ゲストハウス岩戸」の2Fでレンタルできるので向かう。

事前にスマホから公式HPで子供の身長や足のサイズを登録しておけば簡単に手続きできます。

レンタル

1Fの窓口でリフト券も買えるので、僕と子供2人分の3枚セット(1万円)で買うと1人1000円分の食券もついてきた。

今回はのランチはゲレ食(ゲレンデで食事)になるので、この食券は有効活用できる。

 

準備が整ったところでリフトに乗車!

 

初めて行くスキー場の最初に乗るリフトはこの歳になってもワクワクするもんですが、今回の僕は今までとだいぶ違う。

正直言って不安しかない。。。

なぜなら腰。

今回は腰椎ヘルニア症を患っているからです。(汗)

→ 腰椎椎間板ヘルニア戦記2022-⑧ 接骨院変更!保険適用外の施術で回復!

ここ3日間は腰痛、坐骨神経痛はだいぶ沈静化されているが、腰に爆弾を抱えている状態に変わりない。

基本的に転ぶことはおろか、転ばないにしても足腰に大きな負担をかけるような動作はヘルニア痛のトリガーを引きかねない。

 

とはいえ、オブラートに滑っているだけでもヘルニアは起爆する可能性はあるわけで、発症後の重度は神のみぞ知る。

もしかしたら、寝たきりの体になる可能性だって否定できない。(汗)

と、不安がよぎるとどこまでもネガティブ思考に転げ落ちていくので、考えるのをなるべくやめることにしようと頑張ります。(笑)

ここまできたら現状を楽しまねば!

山頂から滑る。空は快晴!ロケーションも素晴らしく、雪質も上々!

 

そう、雪質がハンパなく上質で、ホントに告知通りのパウダースノーでした。

手で雪を掴むと見事な粉雪。

さらさらと手のひらからこぼれ落ちていく粉雪は、まるで粒子の細かい砂のようです。

麓から山頂まで一貫してこの雪質。素晴らしい。

これはもちろん滑りにも大きな恩恵を与えてくれます。

アイスバーンにもならず、エッジも利きやすくコントロールしやすい。

・・・こんな腰じゃなければアグレッシブに攻めてみるのにー!

と、この自分の腰がマジで悔しいっす。(汗)

 

軽快に滑るボウズら。

ボウズらはまだハの字から脱却できないので上級者コースはまだ無理ですが、中級者コースならなんとか行けるので山頂からでも大丈夫。

 

ただし、このスキー場、中級者コースでも結構キツめの傾斜角が点在する。

そういうところは、長男は問題ないが、次男のレベルではかなり厳しく、ところどころコケては自立できずに時間が止まる。

都度、僕がボードのバインディングを外して山を登り、介抱しにいくハメになる。

この、山を登る動作が腰にキそうでちょっと怖い。(汗)

ヘルニア爆弾に着火しないことを願っていたが、やっぱり怖いので無難策をとって、いつも次男の後ろを滑ることにした。

・・・不自由やな~。ガーっと滑りたいな~。(汗)

 

「忍者スロープ」という初級者向けの、ちょっとお遊び感覚で楽しめるコースがある。

わっかの中をくぐったり、スラロームしたり、トンネルくぐったりと、ちびっ子スキーヤーの修行場所として活用されているもよう。

とても面白いアイデアですね。

遊び間隔で楽しみながらスキーが上達できそうだ。

シャルマン戸隠でランチ

11:20 ちょっと早いけどランチ。

この「シャルマン戸隠」レストランは、作りが広くてオシャレで清潔感もあり、気分も落ち着きます。

そして、特筆すべきはメニューの豊富さ。

カレーやカツどん、ラーメン、うどんなどの定番はちゃんと抑えてあり、なおかつハンバーガーやスイーツなども豊富に取り揃えております。

ご当地名物「戸隠そば」もラインナップされています。

 

さらに特筆すべきはそのコスパの良さ!

美味でボリューミーなのだ。

僕は迷った挙句、かつ丼をチョイス。

並盛でこの量!

大盛は+100円で選ぶことができたが、心底、並盛にしといて良かった。(笑)

滅茶苦茶美味しいです。

ボウズらはやっぱりバーガーを選びおった。

なんてデカいバーガーだ・・・ポテトの量もモリモリだ。(汗)

カミさんはシンプルにうどんをチョイス。

 

久々のゲレ食だった。

いつもは経費節約と密を避けるため、コンビニで買ったおにぎりを車中で食べるひもじい環境なので、今日は稀に見るリッチなランチだ。

この散財はいつかどこかで埋め合わせせねば。(苦笑)

 

飯を食べ終わると、まったり気分になってきた。

室温も暖かいし、だんだんとダルくなって眠気が襲ってきた。

いかん、このままではマジで寝てしまう。(汗)

泣いても笑っても戸隠スキー場で滑れるのは今日だけ。

時間がもったいないので、身体にムチをうってボウズらと滑りにいくことにした。

戸隠スキー場で滑る!(午後)

午後はもう一つのゲレンデ「中社ゲレンデ」に行ってみようということになった。

手前の林間コースで中社ゲレンデに行けれるようだが・・・。

たしかに案内板はあるが、なんか怪しい。。。

全然滑走跡がないし、人ひとり歩いた形跡もない。本当にこの先に中社ゲレンデがあるのか??

圧雪されてないので全然滑らないし、怪しさも満点だし、途中で引き返そうと思ったが、長男はどんどん先へ行ってしまい僕の声は届かない。(汗)

しょうがないので、僕と次男はついていくハメになった。

 

結局、中社ゲレンデに到着はしたものの、人ひとりいないしリフトも動いていない。

やはり中社ゲレンデは稼働していない、ということが分かったので、林間コースを歩いて引き返すハメになった。(汗)

ああ、キツイ。。。

左手にスノボ板、右手に次男のスキー板を持ち、えっちらおっちらと来た道を上り歩く。

・・・ワシ、腰に爆弾抱えているんですけど。(汗)

くそー、稼働していないなら案内板とこのコースは封鎖しておけよ。(怒)

 

再び林間コースの入り口まで戻り、いったん「シャルマン戸隠」に戻って休憩することにした。

ああ、しんどかった。まさかのハイキング・・・マジで疲れた。

貴重な時間と体力を無駄にしてしまった。(汗)

 

20分ぐらい休憩した後、気を取り直して滑りに行く。

午後は向かい風の突風が襲う。

時々だが一瞬、ホワイトアウトに近い状態になるので、慣れていないこの山では要注意でした。

んが、人は少ないし広いし、快適でした。

とまあ、こんな感じでボウズらとのんびり滑りました。

撤収準備

15:30 かた付けの準備開始

ちょっと早いけど今回はこれにて終了。

 

滑りとしては不完全燃焼だが、帰る準備にかからねばならない。

いつもの岐阜のスキー場ならクローズまで滑っていますが、今回は長野市の山奥。

ここへ来る雪道はかなり険しかったので、帰りの雪道は安全策をとって早めに山道を抜けたい。

日が完全に暮れるとアイスバーンにもなり兼ねない。

どのみち、帰路は約5時間の道のりなので、少し余裕を持って行動したい。

 

夕方になるとゲレンデは断続的に突風が吹きすさぶ。

戸隠スキー場は魔法の粉雪と呼ばれるぐらいのパウダースノー。

それが突風によってブリザードみたいに襲い掛かってきて、たまにホワイトアウトに近い状態になります。

人跡未踏の山頂でこんなんだと身の不安を感じますが、晴天の麓なのでこの自然現象を楽しむことができました。

 

僕はひとりで帰りの準備。

スキー、スノボの帰り支度ってなかなか大変です。

板にこびりついた氷を取り除き車にしまい、濡れたものを拭いたり、着替えをしてアイテム類を荷室に効率良く収納せねばうまく収まらないし。

んが、今回はそれ以前の問題が発生。。。

こんな吹雪の中、ドアを開けた瞬間に室内はビショビショになってしまうがや。(汗)

 

まずは車をこの吹きっさらしの場所から移動せねば。

建物を壁にできるところに移動しないとドアもまともに開けられないので、帰り支度はその後です。

んが、それでも吹雪は四方八方に飛び散るので、完全に抑えることはできない。

突風は断続的なので、合間合間を縫ってドアを開け閉めしながら帰り支度をする。

 

車も暖気運転しながら、帰り支度を進める。

この間、ボウズらは邪魔なので、しばらくゲレンデのソリで遊んでてもらう。

カミさんはボウズらの付き添い。

 

16:30 戸隠スキー場を出発。

楽しかったといえば楽しかったが、僕はやはり不完全燃焼。。。(汗)

せっかくのパウダースノーなのに・・・このヘルニアさえ無ければ、と悔やまれる。

 

ま、僕の事はさておき、今回のスキーはボウズらにとってはウデを磨くためのスキーではなく、マイペースを楽しむスキーだったので、彼らが満足することが目的。

ボウズらは満足だったようなので、一応はミッションクリアというところか。

ボウズらのためのスキー旅行でした。

帰りのルートは行きのルートと同じにした

かくして戸隠スキー場を去るわけだが、どのルートで帰ろうか決めかねていました。

結論から言うと、昨夜ここへ来たルート(県道36号線)を遡ることにしました。

理由は、スキーレンタルのスタッフがそのルートを勧めてくれたからです。

 

戸額スキー場のアクセスルートは全部で4つ。

どれを通っても雪道なのは避けようがないが、問題は安全性の高いルートはどれなのだろうか?というのは永遠のテーマか。

 

僕はこの辺の土地勘はないのでネットやSNSでの情報からでしか予想できないが、これだと思える有力な情報は得られず、予想すらたてられなかった。

戸隠スキー場を計画していた時から、どのルートで行こう?と、ずっと情報を模索していましたが、結果を得られずまま棚上げになっていた問題でした。

結局、分からず仕舞いのまま、昨夜は信濃町インターを降りて県道36号線で戸隠スキー場に辿り着きました。

→ 長野観光と戸隠スキー場へ!川中島古戦場跡~善光寺~岩松院~大雪の高妻ロッジへ

これは別に何か打算があったわけではなく、昨日の観光地から戸隠スキー場へ向かう場合、このルートをナビが指定しただけです。

どんなに下調べしても正解のルートは分からなかったので、ここは割り切って観光地巡りの都合を優先して、成り行き任せにナビ通りに進んだだけです。

しかし、これが功を奏し、何のトラブルもヒヤリハットもなく無事に辿り着けた。

 

実は昨夜は大雪で、他のルートも同じだろうけど県道36号線は除雪が間に合っておらず、暗い夜道の中、降り積もった雪道を走破するハメになりました。

初めて走る道なので方向感覚も分からず、ルートはナビ任せ。(汗)

不安はありましたが、現実を冷静に直視すると、この道は道幅が広く、あまり車も通らないので事故率は低いと感じました。

 

まあ、あまり車が通らないという事は雪道に轍が残らないので、そういう意味では不慣れな僕にはデメリットになります。

んが、後ろから迫ってくる車もないし、対向車も数台しかなかったので、逆に言えばもらい事故の可能性は皆無に等しい。

これは、とどのつまり、完全に自分のペースの運転が許される事になります。

要するに、後ろを全く気にしなくて良いので堂々とノロノロ運転ができ、さらには、対向車とすれ違う時は徐行、なんなら停止したって何も気にしなくて良い、というメリットがありました。

結果的に、県道36号線を平均時速30kmで走りきるという快挙。(笑)

これでもか!というぐらいの超安全運転でした。

 

そして今度は帰路に就く今、スキーレンタルのスタッフはこの県道36号線のルートを勧めた。

その勧めは、土地勘の無い僕でも腑に落ちた。

昨夜の経験上、確かにあの道は無難なルートかもしれない。

カーブが少なく道幅が広い、というのは雪道を走る上で最も重要な要素だと考える。

帰路としては県道36号線は遠回りになるが、それが一番安全なルートであれば時間がかかってもチョイスすべきだ。

とはいえ、僕は他のルートを走ったことがないから確実なことは分からないが、バードラインは道幅が狭いようだし、ループラインは道幅は多少あるがカーブが多いので安全性はイマイチのようだし、県道406号線は情報が無いので走る気にならない。

 

というわけで、帰路としてはかなり遠回りになったが、昨夜と同様、県道36号線をのんびり帰りました。

相変わらず後ろから迫ってくる車は一台も無いし、すれ違う車は数台ぐらいだった。

安全第一。急がば回れってね。

【おまけ】腰椎ヘルニアに影響はなかった(対策も公開)

一番の恐怖だったのは僕の腰、腰椎ヘルニアの悪化でしたが、帰ってきてから4日経った今も悪化することなく過ごせれているのでホッとしています。

スノボでは2回尻もちついたし、次男を介抱すべく山を登ったり、林間コースをずっと歩いたりもしましたが、ヘルニアには影響なかったようです。

 

ちょっと前の、調子がすこぶる悪い時にこれしてたらオダブツだったでしょう。(汗)

→ 腰椎椎間板ヘルニア戦記2022-⑦ 回復策も効果乏しく、マイベスト接骨院も効かない!?

 

一応、帰った翌日は5800接骨院に行き体をほぐしてもらいましたが、ヘルニアどうこうではなく、スノボーをやったことによるただの全身筋肉痛をほぐしてもらったに過ぎません。

ま、どこの筋肉の張りが影響してヘルニアに結び付くか分からないので、ちょっとした事前処置というところでしょうか。

→ 腰椎椎間板ヘルニア戦記2022-⑧ 接骨院変更!保険適用外の施術で回復!

 

今回、何事もなく終えれたので、スノボーに対する腰椎ヘルニアへの恐怖は少し乗り越えれた気がします。

 

ついでに、今回、僕が腰椎ヘルニア対策をした内容も記載しておきます。

もちろん、万が一の時の湿布やロキソニンは持参してました。

スノボしてる時はこれを着てました。

結果的に上半身は着なくても問題なかったですが、下半身のプロテクタは尻もちをついた際にクッションしてくれたので、それは助かったかも。

 

さらに腰にはこれを巻いてました。

 

上半身、腰、下半身を全て覆ってました。(笑)

ちょっとやりすぎじゃね?と思う節もありましたが、それだけヘルニアの悪化が怖かったということで。。。

 

しかし、この腰サポーターは不便でした。

なぜなら、これで腰回りを固めているせいで前屈がほとんどできず、座った姿勢から起き上がるのがかなり困難。

 

傍から見れば、たぶんこのおっさん、お腹が出ているせいで起き上がれないんだな、と思われたでしょう。(汗)

違う!腰サポーターのせいで・・・とも言えず、もはやひっくり返った亀状態。

なので、起き上がる時はいちいちうつ伏せに体勢を変えてから、よっこいしょ!と起き上がるハメに。

めんどくさかったけど、安全には変えられない。

 

今季はずっとこのスタイルになりますが、来季はせめて腰サポーターは卒業していたいな~。

3年目の悲願だった戸隠スキー場(ついでに宿泊ロッジもレビュー)

ここで、この戸隠スキー場にかける思いも伝えたいと思います。

1拍2日のスキー旅行となった今回、その念願と計画、ロッジのレビューまで細かくご紹介します。

戸隠スキー場の公式HPに魅せられた

僕が戸隠スキー場の存在を知ったのは今から3年前。

偶然見かけた公式HPで釘付けになりました。

戸隠スキー場

ほほう、こんなスキー場があったとは知らんかった。

ていうか、上手く出来ているHPだなと感心した。これは好奇心がそそられるわ。

 

地方人からしてみると長野のスキー場と言えば、たいてい白馬とか志賀高原とかのビッグネームしか聞こえてこない。

わざわざ遠路長野まで行って、あまり聞いた事ないスキー場に行く道理もない。

んが、それはそこそこ滑れる大人同士で行く場合です。

 

今の僕みたいに、小学生のにわかスキーヤーのボウズらを連れて遠くのスキー場へ行く場合、白馬や志賀高原のようなビッグゲレンデだとかえって目が届き難くなるので逆に不都合です。

もう少し規模の小さいスキー場で、尚且つそれなりに大きいスキー場で、設備もコースも充実しており、ボウズらも大人も楽しめるスキー場がベターです。

この戸隠スキー場はうってつけだと思いました。

 

さらに気になる告知が「魔法の粉雪」。

さらさらのパウダースノー?

大げさな告知だと思ったが、なんだか気になる。(笑)

ここはかなり遠いスキー場だが、すごく行ってみたい。

 

ようし!

ということで行く計画を立てたものの、一昨年、去年はコロナのせいで緊急事態宣言が発令されて県外へ出れなくなり、2年連続中止を余儀なくされた。(汗)

今年は3年目の悲願となったが、無事に達成することができた。

どこで宿泊するか?長野市街のホテル or スキー場近くのロッジ

ウチから戸隠スキー場への距離320km。

休憩も含めて行けば5時間はかかる道のり。

 

普通に考えれば、日帰りでスキーしようとは思わない距離です。

ましてや子連れとなれば尚更。

なので当然、1泊2日の計画となりました。

1日目は長野市観光、2日目にスキーをする段取り。

→ 長野観光と戸隠スキー場へ!川中島古戦場跡~善光寺~岩松院~大雪の高妻ロッジへ

 

悩んだのは泊まる場所。

  1. 長野市街のホテルで泊まって、早朝に戸隠スキー場に向かう。
  2. 戸隠スキー場近くのロッジに泊まって、朝、徒歩でゲレンデに行く。

さて、どうしよう。

 

料金的には、ホテルもロッジも大差はない。

宿泊設備はホテルのほうが圧倒的に快適だろう。

僕はホテル宿泊に慣れてしまっているせいか、天秤にかけるとホテルに傾倒してしまう。

 

ただし、スキー場に行くのが目的となるとコトはそう単純ではない。

長野市街のホテルから戸隠スキー場は約1時間ぐらいで着くはずだが、問題はその道のり。

真冬の雪山の道を上るわけだから道中の雪道は険しく、早朝出発となれば道路はアイスバーンになっているかもしれない。

昨夜の雪道を走っている状態(県道36号線)

 

昼間の雪道なら大して怖くはないが、夜間と早朝の雪山ドライブはリスクが伴う。

除雪車だってどこまで行き届いているかわからない。

僕はそこの土地勘がないだけに不明点が多すぎて、余計に恐怖心が煽られる。(汗)

 

安全策をとるなら前日にスキー場近くのロッジに泊まるべきか。

設備的にはホテルに劣るだろうけど、ロケーションはロッジに軍配が上がる。

白銀の世界のロッジで寝泊まりできるなんてレアだ。

なんだかわくわくする。(笑)

 

よし!今回はロッジで泊まろう。

家族で一度ぐらい、ロッジで泊まるのも良い思い出になるだろう。

宿泊は高妻ロッジ(レビューあり)

スキー場近くの宿泊施設はいくつかあるが、距離や料金など諸々を考慮すると下記3か所に絞られた。

今となっては全て楽天トラベルで予約が可能だが、僕が予約をしたのは11月下旬で、その時は戸隠高原ホテルは予約を受け付けていなかったため、とりあえず高妻ロッジロッジぴあろっきーの2つを仮でおさえた。

戸隠高原ホテルが予約可能になったのは12月下旬になってからだったが、その時はすでに気持ちは高妻ロッジに決定していたためスルーした。

 

戸隠高原ホテルはスキー合宿でよく利用されるようなので、もしかしたら館内が騒がしいかも、という懸念点から対象外にした。

ロッジぴあろっきーは食事が洋食メインのようなので、和食派の僕としてはちょっとソリが合わない気がしたのでパスした。

その点、高妻ロッジは和食メインで、レビュー評価も上々だったのでここに決めた。

 

簡単にですが、高妻ロッジのレビューも添えておきます。

結論から言えば、評価は「良い」でした。

 

僕はロッジに泊まること自体、人生で2~3回ぐらいしかないので、素人の見解だと思ってください。

僕はたいてい旅行の時の宿泊はホテルか旅館なので、施設の設備面ではそこが基準になりますが、だとしても高妻ロッジの設備面は思ったより良かったという感想です。

立地、食事、スタッフの対応など、全体的に良かったという感想です。

ちなみに、夜と朝はごはん付での宿泊でした。

  • 部屋は8畳、風呂トイレ洗面所は部屋に無いので共有スペースを使用。
  • 風呂はそこそこ広く、大人4人までなら同時に入れるかなというところ。16:00~22:00までならいつでも入浴可能。シャンプー、ボディソープは洗い場に備えてあった。
  • 暖房はガスファンヒーターが設置されていたので暖かい(男性は暑いと感じるかも)。オンオフは自由。
  • 部屋に冷蔵庫、ポットの類は無い。廊下に自販機(水、ジュース、ビール)有り。
  • 食事は1Fの食堂にて。朝は7:30~、夜は18:00~。僕らは風呂を先にしたので18:30から食べた。
  • 食事内容は基本的には、定食メニューにプラスαというところ。ごはんのおかわりは自由(セルフ)。ビールの注文可能。
  • 布団を敷くのはセルフで。(押し入れに布団が入っている)
  • 服をかけるハンガーはたくさんあった。
  • 管理人さんは優しいおじさんで、融通の利く良い感じの人だった。
  • 支払いは現金かPAYPAY。(クレジットカードは使えない)

補足

  • 部屋は多少年季は入っている感じだが、掃除は行き届いており、特に不快感はなかった。
  • 洗面所は6か所も設置されているので、埋まることはないと思われる。
  • トイレも掃除は行き届いているが、常にというわけではないので、男子便所の小用の足元はどこかの老人が垂らした跡がある。(汗)
  • 風呂の脱衣所にはドライヤーはあるが1台のみ。
  • タオルは一切ないので、自分で用意する必要あり。
  • 給仕のおばちゃんやスタッフはとても優しく、良い感じの人たちだった。
  • ロッジの客層は極めてフツー。(ファミリー、夫婦、老人会のグループもいたが、若いカップルはいなかった)皆、節度あるお客さんばかりだった。・・・ウチが一番騒がしかったかも。(汗)
  • ロッジ周辺にはコンビニなど一切ないので、おやつ、つまみ等は事前に街で調達しておく必要がある。
  • 食事は、公式HPの鍋やハンバーグは出てこなかったのは残念だったが、全部美味しく量的にも個人的には満足でした。

 

この日の夜は(も)よく雪が降り、朝は風は強かったけど、快晴の白銀の世界でした。

このロケーションは本当にすばらしい。

ロッジから徒歩数分で、ゲレンデのセンターハウスに辿り着けるのは嬉しいね。

 

2023年1月5日 朝の高妻ロッジとその周辺の風景

 

良いロッジでした。

お世話になりました!

まとめ

戸隠スキー場と高妻ロッジをレビューしました。(ついでに腰のことも)

3年目の悲願ということで、まあ僕はいろいろと不完全燃焼な部分はありましたが、とりあえず達成できて良かった。

道中の大雪は不安もあったが、事故やトラブルもなく安全に行けれて良かった。

そして、家族全員、病気や怪我もなく、無事に帰れたことに胸を撫でおろしました。

 

どんなに質の高い旅行をしたとしても、事故や怪我、病気などのトラブルひとつで、せっかくの良い思い出が霞んでしまいますからね。

まずはノープロブレムで旅行を完遂できたことに感謝です。

それなりに雪道対策をして臨んだこの旅行でしたが、その備えを使う事なく終えれたのはラッキーでした。

 

戸隠スキー場は告知通りのパウダースノーでした。

これは経験できて良かったと思います。

ただし、その分、突風が吹くとブリザード状態に。

一瞬だけどホワイトアウトにもなります。

 

このスキー場の客はほとんどがスキーヤーです。

スノーボーダーは1割にも満たないように見えました。

それだけ全体的に、スキーヤーのレベルは相当に高い。

上級者をうならせるような激坂もたくさんあるので滑り甲斐あるでしょう。

 

子供スキーヤーもかなり上手な子ばかりです。

ウチのボウズらよりも小さいちびっこスキーヤーでも、ボウズらより格段に上手い子ばかりでした。

このスキー場のスクールの質も高そうです。

ここで習わせるとかなりの上達が期待できそうですが、それはジモピーの特権ですね。

 

あと、中国人か韓国人か分からないけど、そっち系の外国人もちらほら見かけました。

スキー場の経営側としては外国人をもっと呼び込みたいところでしょうが、まだまだ少ないかな。

コロナが収束すると良いですな。

 

高妻ロッジは評価通り、良いところでした。

んが、あまり期待しすぎるとダメです。ギャップに戸惑うかもしれません。(笑)

僕はロッジに対して割と粗雑なイメージだったので、それが逆に良かったのかもしれません。

所詮一泊だし、そうあれこれシビアになることでもありませんが、高妻ロッジは客層も良く、スタッフも良い人たちばかりだったので、それが一番好印象でした。

 

ロッジ宿泊に対して、ひとつ誤算がありました。

スキー場前のロッジで泊まれば、あたたかい朝ごはんをロッジでゆっくり食べた後、ゆうゆうと朝イチ8:30にはリフトに乗れると踏んでいたことです。

実際は違った。

ロッジの朝ごはんは7:30開始だったため、食べ終えて、荷物の運び出し、車への積載、車の雪払いだの何だのしていると、どんなに早くチェックアウトできても8:30以内には収まらない。

そこから数分歩いてセンターハウスへ行き、レンタルの手続きをして、あれこれ準備してリフトに乗れたが、結局9時を過ぎていた。

 

これなら長野市街のホテルに素泊まりして、朝7時ぐらいに出発し、朝飯は車中で食べながらゲレンデに向かう算段のほうが効率は良い。

ロッジで朝飯抜きとなると、コンビニが無い分、その備えを込みでロッジに来なければならないが、市街ならコンビニは無数にあるので、立ち寄りながらゲレンデへ向かうことができる。

ただし、早朝の山道の凍結路リスクは覚悟せねばならない。

散々悩んだロッジ vs ホテルだったが、とどのつまり何を優先するかでメリットデメリットは逆転する、ということを学びました。

 

今回はロッジならではの良さを味わえたので満足です。

次、このスキー場に来ることがもしあれば、市街のホテルを試してみるかも。

 

腰も大丈夫だったし、白銀のパウダースノーも体験できたし、とても良い旅行になりました。

スキーを含めた旅行は出費も大きいので次はなかなか難しいですが、それだけ今回の旅は一生の思い出になりました。

戸隠スキー場、オススメです。是非一度ご覧あれ。

 

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