前回からのつづき~
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最初の内は病院でもらった痒み止めの薬を定期的に塗り続けていました。
その甲斐あってか、しばらく痒みとは無縁の生活を送ることができていました。
気が緩んできたのか、塗るペースが段々とおろそかになる → 終いには全然塗らなくなる。
しかし、塗らなくても痒くない状態が続いた。
それが何年も続いた。
いつしか肛門が痒かった事さえ忘れていった。
痒み復活!尻から大量出血はいぼ痔の始まり?
あれから6年ぐらいの歳月が流れた。
この間、肛門の事で悩むような事はゼロではないが、ほぼほぼ無いに等しかった。
2012年(39歳)再発 ~やっぱり病院は行きたくない
新年早々に久しぶりに来たこの感覚。
肛門が痒い。。。
以前と同様、なんとなく痒いなーレベルです。
しかし夏にはモーレツな痒みに進化した。
痒い!痒すぎる!
もちろん四六時中ではありません。不定期にその突き上げるような強烈な肛門の痒みは我慢できないほど。
掻くというよりは肛門の粘膜をつねる、と言った方が正しい。何もかも以前と同じである。
つねると何とも言えないこのスッキリ感。
痒みが一気に吹っ飛ぶからである。
(便宜上、ここでは掻くという表現でいきます)
おそらく気温が高いと蒸れるせいか痒みが増すのでしょう。
以前に病院でもらった痒み止めの薬は無い。
全部使い切ったわけではなく、使用しなくなってどこかへいってしまった。
というわけで、再びデリケア登場。(汗)
これを塗ればかなり沈静化される。が、一時凌ぎに過ぎない。
なぜ病院へ行かないのか? 理由は、
・この猛烈な痒みの頻度はそこまで多くない。たまに、という頻度だから。
・やはり肛門の診察は気持ち的に抵抗がある
以前、勇気を出して診察してもらった時は嫌悪感と羞恥心を持ちながらも、結果的に診てもらって良かった、とは思ったが・・・。
あれから5年も経つと羞恥心だけが心に刻まれて、あの時より余計に病院に抵抗があったりします。
そんなこんなでズルズルと時は過ぎて行った。
2013年・診察 ~尻から鮮血、リキむとイボ発生
この年の春、病院へ行く決意をしました。
なぜなら・・・(ちょっと汚い話で申し訳ありません)
○ンコをした後、いつも通りトイレットペーパーで尻を拭いた時に大量の血が付いていたからである。
ギョッっとしました。
何か悪い病気か?ひょっとして死ぬんじゃないか??とさえ思ったくらいです。
それだけ見たことも無いくらいの大量の血で、さらに血の色はとても鮮やか。鮮血です。
そして痛くも何ともないのがかなり不気味。
しばらく様子見してたが、尻から血が出たのはそれが最初で最後だった。
その後、○ンコをする時、ちょっと尻に力を入れると肛門に何か異物が接触している感触になりました。
それが邪魔をしてるせいか、○ンコがスムーズに降りてこない。そんな感覚です。
実際に直視してる訳ではないのであくまで感覚です。感覚的なイメージです。
痛みは全くなく、ただ単に何かが肛門付近に挟まっている感じ。
「ケツに何か挟まってたか?」と、最初は訳が分かりませんでした。
ネットで調べていくうちにこれは痔の症状だということが分かり、さすがにこれ以上放置はできなくなったわけです。
痔に定評のある病院を探したら、とある病院にたどり着いた。
歴史ある老舗病院で、痔の治療ではかなり有名な病院らしい。
暗~い気持ちで病院へ行くと、中は多くの人でごった返していた。
これ全員診察待ち?? すんげー人の数! 老若男女まんべんにいる。
付き添いで来ている人もいるだろうけど、ひっくるめて30人はいる。
ここは肛門だけでなく、大腸、胃腸、内科、外科、幅広く担当している病院。
なので、この人達はみんな痔とは限らないが、半数以上は予備軍も含めてそれ系の外来であろう。
カルチャーショックでした。痔がここまでメジャーだったとは。
意外だったのが僕より年齢の若い女性も多かったこと。慣れているのか堂々と診察待ちをしている。
逆に今まで病院に行くことをためらっていた自分を恥じたぐらいです。
初診だけは順番待ちが優先されるらしく、大して待たずに診察を受けれた。
次回からはちゃんと順番待ちとなる。
診察は、やはり診察台の上で尻丸出しで横に寝そべった状態で医師を待ちます。
ここの看護婦は普通におばさんだった。普通はこうだよな。(笑)
以前みたいに若くて美人だったらちょっと嫌だなと思ったが・・・良かった。
医師はおそらくここの院長であろう、年季の入ったじいちゃん先生であった。
院長に怒られました。
こんなんになるまで放っておいて!みたいな。(汗)
診察結果はやはりいぼ痔。
内痔核である
いぼ痔とはその名の通り肛門にできるいぼの形をした腫れ。
通常はいぼは無く、○ンコをする時に力(りき)むとうっ血していぼが発生する。
だから○ンコをする時に尻に何か挟まったような感触になってたのだ。
それこそがうっ血で膨らんだいぼ、いぼ痔である。
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