今回は、伊那スキーリゾートへ行ってきました。
ここは、先週行った駒ヶ根高原スキー場から車で20分ほど北上した場所にあります。
スキー場の規模やコンセプトも、駒ヶ根高原スキー場と同じようなファミリーゲレンデです。
2週連続でスキー場に行くのはどうかと思いましたが、来週は3連休となるため、人混みが予想されるので避けました。
そして、長男の空手大会まで1ヶ月を切るため、そっちに専念してもらいたいということで2週連続のスキーとなってしまいました。
もしかしたら、今シーズンのスキーはこれで最後になるかもしれません。
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僕とカミさんと次男は初めて来たスキー場です。
長男は2度目。
長男は去年12月に、このスキー場でスキーデビューしました。
そういう意味でも僕は少し興味のあったスキー場です。
・・・ほほう、ボウズはここに来たのか。
長男にとっては凱旋スキーというところでしょうか。
今回のスキーシリーズ第四段は、この伊那スキーリゾートでの奮闘記。
(・・・奮闘したのは長男ではなく、ワタクシめにございます)
初の親子相乗りリフト、長男とのシュプールを達成すべく、15年ぶりにスノーボード解禁です。
伊那スキーリゾートは優良ファミリーゲレンデだった
伊那スキーリゾートはこんなところ
ここのゲレンデは広くはないが、ファミリー向けに重点を置いたスキー場だけに、子連れにはうってつけのスキー場だと言えます。
コンセプト的には駒ヶ根高原スキー場と似たようなものですが、より充実した施設とサービスが揃っていました。
- 土日祝のレストランはバイキング形式での食事方法も選択可能
- パフェ、綿あめを自分で作ることができる
- クレープ屋も併設されている
- 館内にキッズルーム有り
- キッズパークはただのそりだけでなく、ハンドル付きそり、さらにはスノーストライダーまで準備されている
- 子供が好きなトランポリンもある
ここは、リフト券などのチケットはネットで事前購入できます。
カード決済できるのでとても助かります。
購入するとQRコードが発行されるので、それをスマホに表示させてチケット売り場に見せれば、引き換えにチケットを受け取るだけ。
ネット購入できるチケットの種類は下記の5種類。
- リフト大人1日券(税込13000円)
- リフト大人1日4枚セット券(税込3800円)
- リフト子ども1日券(税込1900円)
- 得々パック大人1日券(税込4300円)
- 得々パック子ども1日券(税込2300円)
2以外は、レンタルセットが300円割引されます。
よって、レンタルするならネット購入すべきです。
得々パックとは、場内利用券1000円分が付いているもので、主に食事で使うことになるでしょう。
バイキング形式で活用する場合、プラス500円を現金で払う必要があります。
詳しくはコチラ→ 伊那スキーリゾートオフィシャルチケットセンター
このスキー場の魅力はこれだけではありません。
レストランの一区画は無料休憩所になっているので、いつでも誰でも遠慮なく利用できます。
これは付き添いで来ている幼児連れの奥さんやご老人にはありがたい施設です。
さらに、この無料休憩所の場所がとても気が利いていて、滑り降りてきた麓の真ん前にあるので、ガラス越しで目で追うことができるし、滑り降りてきた人もすぐに休憩できるこの近さはかなり好都合です。
とまあ、
わりと至れり尽くせり工夫されたサービスが提供されているわけなのです。
到着~レンタル~スクール受付まで・15年ぶりのスノーボード!
9:00。快晴の伊那。
この時間はゲレンデから近い駐車場に停めることができました。
それにしても、眺めが素晴らしい。
目の前に広がるアルプス山脈と伊那の土地。
この景観だけでも来る価値ありです。夏の景観も見てみたい。
まずは、地下にあるチケット売り場でスマホのQRコードを見せて、チケットと交換します。
前述しましたが、事前にネットで得々パックを購入していたので、この辺の段取りはスムーズです。
次に、あそこのレンタルハウスで長男のスキーセットを借ります。
そして、今回は僕もレンタルします。
スノーボードセットを借ります。
いずれも得々パックのおかげで、300円オフで借りれる。
15年ぶりにスノーボードをするわけですが、なぜ今になって、と?
理由は、長男が一人でリフトに乗れるようになったためです。
具体的には下記の理由です。
- 一人で滑れるようになったボウズが、山頂からどんな滑りをするのか見たい
- 前回、長男に一緒に山頂へ行こうと言われた時、親として、男としてそれが叶えられなかったのが悔しかった
- スキーレベルがどうこうというより、赤ん坊だったあのボウズが・・・と、成長した姿をもっと身近で感じたい
僕はスキーはできません。
若い頃に何回かしたことはありますが、俺には向かん!といってボーゲンで引退しました。(汗)
なので、長男と一緒に同行して滑り降りる手段がスノーボードしかありません。
いやいや、まさか再びスノーボードをすることになろうとは・・・人生分からないもんです。
長男にスキーを何回も経験させたのは僕だけど、こうなることまで考えていませんでした。(笑)
ましてや、長男と一緒にリフトに乗るなんてね、笑えるわ~。
レンタルハウスとは真逆の位置にあるスクール受付へ行き、手続きを済ませる。
ここのスクールも前回の駒ヶ根高原スキー場と同じく、中ア山麓スキー学校が運営している。
とても好印象だったスクールです。
次男は毎度のキッズパークでそりですが、一刻も早くやりたいらしく、カミさんと行ってしまいました。
なので、僕は長男のスクールの集合場所でレッスン時間になるまで付き合います。
そして、レッスンが始まると同時に僕は忽然と姿を消します。
そう、山頂でスノーボードの自主練をしたいためリフトに乗るからです。
左膝を故障しているためサポーターを付けます。
付けないよりは幾分かマシですが、リフトに向かう際のボードを引きずる動作はやや痛みが生じる。
んが、これぐらいは我慢。
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今回は次男のそりに付き合う気はゼロです。
長男のスクール中にスノーボードがまともに滑れるよう、勘を取り戻すことに全力を注ぎます。(本気)
意外とイけたスノーボード
15年ぶりのリフト。そして、スキー場特有のこんな景色。
正直、リフトを降りる時、コケるかも・・・と、初心者以来の不安を持ったが大丈夫でした。(笑)
さて、ここからが本番。どこまで体が覚えているかな・・・?
結論的には意外と大丈夫だった。
重心の動かし方、曲がる、止まるなど、基本的なところは一発でこなせた。
ただし、レギュラースタイルのみ。
スイッチ(逆向きスタイル)ではすぐにコケる。(汗)
・・・まあいいや。
長男と一緒に滑ること自体はできそうだし。
もちろん、ワンエイティもムリだったし、それどころかオーリーすらまともにできない。(汗)
この辺になるともっと経験しないと到底取り戻せないでしょう。
あと、このゲレンデは傾斜角が緩いから滑れたという感じ。
今の僕では大きいスキー場の上級者コースとなると足がすくむでしょう。
ブランクもそうだが、身体的な能力も15年でずいぶん落ちた。
あの頃と違って筋力も減り、そのくせ体重は増えた。腰椎ヘルニア持ちにもなった。
精神的な面でも冒険ができず、骨折でもしようものなら通勤や私生活の不便さを考えてしまう。(汗)
そもそも、今は左膝が故障しているので、これ以上の悪化はホント勘弁。(涙)
若かりし独身の頃と違って、ちょっと冒険してみようという考えにならない自分に「老い」を感じた。
まあ、その分、背負っているものが増えたってことかな。(笑)
一本滑っただけで、ももたの筋肉がパンパン。
あちこち筋肉が悲鳴をあげています。
普段、使わない筋肉を使ったのでしゃあないか。。。
あまり酷使すると、私生活に支障が出そうなのでほどほどにしときます。
無難に無難に・・・。
今日のところはそんな保守的な過ごし方で。(笑)
ホント、歳は取りたくない。
親子初リフト&いっしょに滑る
昼食を終えた後、ついに達成した親子相乗り初リフト。
たかがリフトだけど、妙にじ~んときました。
かつて、いろんな奴とリフトに乗ったけど、自分の息子と乗る、というのはどこか格別です。
なんか上手く伝えられないけど、一言で言えば嬉しい。
山頂にて。
さて、見せてもらおうか、お前の実力と成長を。
軽快に滑る長男。
まだボーゲンだが、方向とスピードはうまくコントロールしている方だと思った。
今はブルークボーゲンを身につけようとしている段階。
残念ながら、まっすぐ滑っている時でも板がハの字になってしまっている。
来シーズンに期待しよう。
とりあえず、息子と一緒に滑れた事に喜びを感じたひと時でした。
休憩とキッズパーク
スキーを一本滑った後、休憩することに。
どうやら、ちょっと疲れたらしい。
30分休憩した後、キッズパークで遊びたいとの申し出。
そりで遊ぶボウズら。
さらにスノーストライダーも。
初めて見たが、これは楽しそうだ。(笑)
その後、もう一本、長男とゲレンデを滑って終了となりました。
まとめ
今までで一番思い出になったスキー場と言っても過言ではありません。
長男にとっては凱旋スキーでしたが、僕にとってはスノーボード再起の記念日。
スキー場で初の親子競演。
スノーボードの楽しさも久々に感じました。
長男の付き合い程度ではありますが、来年また一緒に滑ることになるでしょう。
一人でスノーボード練習中、長男のスクールレッスンを遠目に見学するが、頑張る長男の姿は微笑ましい。
全て、ここのインストラクターさまさまです。
今回もレッスン終了後にワンポイントアドバイスもいただけた。
長男がある程度上達するまで、このスクールにお世話になりたい。
ここか、駒ヶ根高原スキー場をホームグラウンドとしよう。
小さいスキー場ですが、比較的空いてました。
人がゴミゴミしていないスキー場はやっぱり良い。
昼食もバイキングにしましたが、メニューもスキー場にしては豊富な方で、特に不満はありませんでした。
アイスクリームも綿あめもセルフサービスなので、子供はこぞってやりたがります。
楽しそうで何より。
ただ、バイキングだとついつい食べ過ぎてしまうので、午後から本気で滑る場合は体が重くなるのでご注意。
来シーズンも必ず来ます!
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