ステッカーの自作に挑戦します!

 

目的は僕のスノーボードに貼りたいからです。

 

・・・て、気合入れてますが、

実はこれ、8ヵ月前から水面下で計画していたことです。

 

今年の2月に新しい板を買った事がきっかけです。

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スノーボードにステッカーを貼るという概念がもともと無かったワタクシですが、会社の後輩との世間話から興味を持ちました。

 

ちょっとグーグル先生で調べてみたら、若者達はなんと個性的なスノーボードに仕上げていることか。

ステッカー自体も個性的なものも多いが、ただのメーカーロゴのステッカーでさえ、貼り方次第でこんなにも個性的な板に変身するものなのか。

感心しました。

 

・・・ワシもやってみよっと!(汗)

こんな歳ですが、若者らのマネをします!(汗汗)

 

ただし、ただマネをするだけでは芸が無い。

やはりそれなりに年の功ってのを見せねば、と思います。(笑)

若々しいセンスは僕には無いので、違った角度から攻めてみます。

 

というわけで、僕なりのステッカーを作ります。

それを僕のスノーボードに貼ることで、唯一無二のものに仕上げてみたいと思います。

ステッカーをデザイン~試作する!

エーワン 手作りステッカー

ステッカーフィルムはこれを使います。

試作の段階ではまだ使いませんが、見通しを立てるため把握しておきます。

中身は至ってシンプル。

A4サイズの印刷用フィルムと、その上に貼る防水保護フィルムが各3セット入っている。

3セットもあれば予備としては十分。多少の失敗はへっちゃらです。

 

作り方の説明も入ってます。

おそらくの手順からが肝ですね。

フィルムをピタッと気泡無く貼るのはなかなかの職人技かもしれません。

 

ステッカーデザインはパソコンで行います。

描画ソフトはエーワンから無料で提供されているみたいです。

 

んが、

僕は王道のAdobe イラストレーターCCを持っているのでそれで作ります。

 

まずはステッカーをデザインする!

さて、エーワンのステッカーフィルムの特性はだいたい掴めたところで、デザインの工程に移ります。

どんなステッカーに仕上げたいか、を決めます。

 

グーグル先生で「スノーボード ステッカー」で画像検索すると、若者達の個性あふれるステッカーを貼ったスノーボードの画像がたくさん出ます。

とても参考になるものばかりですが、残念ながら僕はこんな若々しい柔軟なセンスを持ち合わせていません。(汗)

 

これらはあくまで参考として、僕は僕なりの路線で進めていきます。

企画

いろいろ考えた結果、僕が掲げるステッカーのコンセプト

復活と信念

としました。(なんかちょっと恥ずい?)

 

このコンセプトを元に独自性を持たせた内容のステッカーを考えます。

 

そして出た結論は

  1. 僕が考案したロゴマークステッカー
  2. タイトル的なステッカー
  3. ちょっとしたキャラクターステッカー
  4. 僕の座右の銘ステッカー

これら4つのステッカーを作ることにしました。

ロゴマーク作成

僕がこの企画を思いついた時に、絶対に作りたいと思ったのがロゴマークです。

 

ロゴマークとは、例えばこういうやつです。

商品名やブランド名の文字を特別にデザインしたマークです。

 

ロゴマークはブランドの顔なので、この世に二つとない唯一無二のマーク。

ブランドが成長すればロゴマークも崇高なものとなり、より大きな威厳を放ちます。

逆に、ロゴマークがあるからこそブランドも成長しようとしてるのかもしれません。

 

僕もそれになぞります。

自身の独自性を表現し、かつ、自身のモチベーションも昂らせるには自分だけのロゴマークがあったほうが良いと考えました。

 

と、

簡単にほざいてしまったが、ロゴのデザインは簡単なようで結構難しい。

 

まずは企画。

自分に縁のある文字を考える。

 

うーむ、

スノーボードは僕の趣味ではあるが、復活したきっかけはボウズらのスキー上達のため、引いては家族の思い出作りであるため、僕個人の文字だけで構成するのは何か物足らない気がする。

 

というわけで、

家族のイニシャルを一文字ずつ入れることにしました。

 

そしてデザイン。

ロゴはデザインのカッコ良さが全てです。

 

文字のフォント、配置、カラーなどなど、いろいろと悩んで悩みぬいて出来たロゴがこちら。

僕、カミさん、長男、次男のイニシャルを一文字ずつ入れて構成しました。

 

ロゴデザインというものを生まれて考案しましたが、難しいというよりも困惑の一言です。

作り込めばキリがないし、適度にやめようとすればこだわりたくなるし。。。

 

そもそも僕はロゴデザインのいろはを知らないので、これがセオリーに沿っているのかどうかすらも分かりません。

これ、ゴールはあるのか?

あるとすれば、それを評価する人の賛否であり、好評と絶賛をたくさん獲得したものが正でありゴールなのでしょう。

一人ではゴールはありませんね。(汗)

 

もう疲れたのでこれで完成にした、というのが本音です。(笑)

 

一応、家族の了解は得ました。(いいね!とは誰も言ってくれんかったけど・・・汗)

タイトル的なステッカー

ちょっとしたタイトルを掲げたステッカーを貼りたいと思いました。

自分だけのメッセージ性を持たせたほうが独自性も増すかなと。

 

というわけで、こんなデザインをしました。

 

僕にとっては15年の時を経て復活したスノーボードです。

なので、第二幕となります。

 

イニシャルDのマネをして、2ND(セカンド)ステージと名付けました。(独自性はどうした?)

キャラクターデザイン

ちょっとしたキャラクターのステッカーを貼るのもご愛敬かな、と思いました。

 

当初はキャラクターなんて全く頭に無かったですが、進めていくうちに文字ばかりでは平凡すぎるかな、と思うようになりました。

 

さて、

一言にキャラクターといってもいろいろあり過ぎて迷ってしまいます。

 

迷いながらも僕がチョイスしたのはこれ。

どこぞで無料提供してくれているサイトからゲットしたイラストです。

これをそのまま使おうと思いましたが、それではただのパクリで独自性の欠片も無い。

なので、ちょっとアレンジします。

 

まず、雪だるまの顔。

これを別のキャラクターの顔に変えます。

何がいいかな?

 

周りを見渡すとコイツが目に止まった。

サウザンドサニー号のプラモデル。

 

・・・いい顔してるな。

よし、お前、モデルになってみないか?

 

顔だけチェーンジ!

ついでに、Sunny(サニー)と名前も入れておくか。

 

これで終わってはまだ丸パクリの範囲だから、もうちょっとアレンジしてみる。

 

ニット帽とゴーグルを付けてみる。

まあまあ良い感じ。

 

手が無いのがちょっと寂しいので加えてみる。

 

元気さがアップした感じになった。

 

とりあえずこれでOKとするかな♪

座右の銘ステッカーは余白が厳しい・・・

最後の関門は座右の銘ステッカーを入れること。

 

僕の座右の銘は、

継続は力なり!

です。

 

この言葉は僕の勇気と行動力の源です。

少林寺拳法もこの座右の銘を引っさげて一歩踏み出したからこそ努力と結果が付いてきたようなものです。

男45歳、少林寺拳法を始める~入門前体験

 

座右の銘を入れることで自分の独自性を出すだけでなく、行動力も沸き立つのではないか、と考えました。

・・・ちなみに、ここで言うこの行動力というのは僕のスノーボードの上達ではなく、ボウズらのスキーの上達をサポートする僕の行動力と持続力を指します

僕自身の上達は二の次です。

 

ステッカーの話に戻りますが、問題があります。

すでにスノーボードにステッカーを貼れるスペースが残り少ないので、文字の大きさはかなり小さいものにしなければならないという事。

これではせっかくの座右の銘が小っちゃ過ぎて無理やり貼った感が出てしまい、逆にカッコ悪くなる。(汗)

 

いや、それ以前に、

そもそも余白を埋めるほどギチギチにステッカーを貼ること自体、あまり好きではない。

余白はちょっと広めに残す方がセンス良く見える。

 

そんなこんなで悩んだ挙句、座右の銘は諦めようかなと思った。

んが!

突如、妙案が浮かんだ。

キャラクターと座右の銘をコラボ!

いっそのこと、このキャラクターの中に座右の銘を入れてしまえないだろうか・・・?

となると、このスノーボードのイラストの中に書き込むのが妥当である。

縦書きか横書きか、という選択肢があるが、他は全て横書きなのにここだけ縦書きなのはちと違和感がある。

なので、横書きでいく。

そうすると、左下から右上に向かって書くことになるがそれでは変である。

なので、反転する。

雪マークも消す。

そこに座右の銘を入れる。

 

まあ、こんなもんかな。

これなら無理やり感はあまりない気がする。

 

ついでに、ニット帽にROME SDSのロゴマークを入れておこう。

僕の板のブランドです。

まあ、小っちゃくてはっきりと見えないかもしれませんが、オマケみたいなものなのでまあ良いでしょう。

でも、イラストが少々騒がしい感じになってしまったような?

うーん、まあいいや。

 

これで完成でいいかな??

・・・そもそも論になりますが、漢字が入っている事にちょっと違和感があります。(汗)

 

かといって、

座右の銘を英語にすると文字数が長くなるので文字を小さくせねばならない。

すると、何が書いてあるか読めなくなる可能性がある。

それに、英語にしたら意味不明になりそうだし。(汗)

 

考え出すとキリがないので、もうこれで完成としました。(笑)

普通紙にテスト印刷する

ネタが全て揃ったところで、ステッカーフィルムに印刷!とはいきません。

まずは普通紙にテスト印刷して、試作検証します。

 

エーワンのステッカーフィルムのサイズはA4です。

よって、今まで作ったデザインを全てA4にまとめます。

なるべく1枚で収まるようレイアウトを工夫します。

 

印刷後にカッターナイフで切って使うので、複雑な切り方をせねばならないレイアウトはミスを誘発するのでなるべく避けます。

いかにシンプルな切り方で収めれるか、も重要です。

 

まだ余白が残っているので勿体ない気もするけど、まあしゃあないか。

 

くどいようですが、まだステッカーフィルムには印刷しません。

本番前の試作テストとして普通紙に印刷します。

OK。若干印刷ズレはあるが許容範囲内。

それぞれをカッターナイフで切る。

 

うーむ、カッターナイフの刃が悪いせいか、ビシッと綺麗に切れない。

途中、紙がちぎれるように切れてしまう。(汗)

このテスト段階で気付けて良かった。

 

試作は予想外の問題を浮き彫りにしてくれるので、無くてはならない工程です。

 

カッターナイフの刃を替えようと思ったが、そういえば昔、デザインナイフを買ったことを思い出した。

コイツで切ってみる。

 

おお!切れ味バツグンだ。スパッと切れるぞ。

よし、本番はこのナイフを使おう。

 

ちなみに、

内側の四角の枠はステッカーフィルムのサイズです。

外側の四角の枠は保護フィルムのサイズです。

その差はどれぐらい持たせるのが妥当なのか、さっぱり分からないので5mmとしました。

 

切った紙を板の上に置いてみる。

まあこんなところかな。イメージ通り。

サイズ感もバッチシ。はみ出しも無い。

 

よし!

では本番いってみるか!

本番!ステッカーフィルム作成!

ステッカーフィルムを作る【失敗編】

説明書によれば、ステッカーフィルムへの印刷設定は写真印刷と同じだった。

セットするときに裏表を間違えないように。

カットしてる最中にフィルムがズレないよう、カッター板にメンディングテープで固定する。

トラブルもなく、想定通りに切れました。

防水保護フィルムも枠だけ印刷して、それぞれカットします。

防水保護フィルムの大きさはステッカーフィルムより5mm四方大きくしたが、この段階で少し後悔した。

5mmでは小さすぎたかも。

せめて1cmはないと貼り付けの安定感は足りないかもしれない。

 

今さら後の祭りなので、このまま突き進みます。

防水保護フィルムの離型紙を剥がして、さあ貼るぞ、という時にトラブルが発生した。

フィルムに畳のい草の破片がくっつきおった。(汗)

これがなかなか取れない!

いったいどこから舞い込んできたか分からんけど、畳の上でやる以上、そういうリスクもあることを知った。

 

このまま貼ると、い草の破片まで含まれてしまう。(汗)

それは嫌だ。

 

ということで、やり直すことにしました。

ステッカーフィルムを作る【完成編】

やり直すわけだが、どうせなら防水保護フィルムを大きく型取ることにした。

防水保護フィルムの接着面は多いほど貼り付けに安定感があるので、大きく取ることを考案。

 

ここは大胆にこういう形状にすることにした。

スノーボードの形に添うことにした。

とりあえずこれは普通紙で印刷した試作です。

こんなイメージです。

スノーボードの外形より一回り小さいサイズにしておけばよかろう。

 

そうそう、前回の失敗を反省して、畳の上にブルーシートを敷いて作業を行います。

これでい草が舞い込んでくることはないはず。

 

さて、本番。

防水保護フィルムを印刷し、型通りにカットします。

直線形状ならばカッターで切りますが、曲線形状はカッターでは難しいのでハサミで切ります。

が、正直、綺麗に切れたとは言い難い。(汗)

ハサミで切ると多少デコボコするのちょっと気に食わない。

が、まあいい。

あまり凝り過ぎるといつまで経っても終わらないので、ここは目をつぶります。

ステッカーフィルムを貼った後、防水保護フィルムを貼るわけですが、ここが一番の難関です。

いかに気泡無く、正しい位置にピシッと貼れるかが勝負です。

スマホにフィルムを貼るのと似てますが、こちらは面積がデカい分、難易度が高い。

しかも、貼り付け面は手前に湾曲してます。

空気が入らないように、少しずつ押し付けるように貼ります。

細心の注意をはらっていても、やはり細かい気泡は入ってしまう。

反対側も同様に貼ります。

こちらも細かい気泡は入りまくってますが、雪上では気泡と気付きにくいかも。

なぜなら、遠目には濡れているように見えるだけかもしれません。

 

とにかく、

あまり神経質になると精神衛生上よろしくないので、どんまい!っていう気持ちが一番大事です。

まあ、誰かに間近で凝視される事もないだろうしね。

 

よし、完成!

もうこれで完成にしました!

こだわりだすとキリがありません。

ツワモノどもが夢のあと。

試作と修正を何度も繰り返した跡です。

結果、3セットあったエーワンフィルムは全て使い果たしました。(汗)

まとめ

正直言えば、想像してたよりもチープな感じの完成度です。(汗)

 

その理由は、あえて挙げれば3つあります。

  1. ステッカーラベルの台紙色が白透明だったら良かったが売ってない
  2. ステッカーを四角形に切った → 文字やイラストの外形にそってのカッティングならクオリティ高いが、それはそれで難易度高過ぎて逆に後悔しそう
  3. デザインが全て素人レベル実際に素人なもんで

 

これでもかなりの工数がかかりました。

もし、二度目があればもうちょっと早く出来るでしょうが、しばらくもういいです。(汗)

 

ステッカーフィルムも3セットあれば余裕だと思ってましたが、まさかの全部使い果たし。

いや、

どちらかと言えば3セットでギリギリでした。

 

こだわるとキリがないが、作っていくうちにこだわりたくなってしまいます。

こだわればこだわるほど時間もかかり、その分、失敗した時の精神的苦痛も大きいので、これは凄く心の広い人じゃないとちょっと向かない作業だと思いました。

僕には少し荷が重かったように感じます。(苦笑)

 

今冬はこのボードで滑ることになりますが、さて、どれぐらいの耐水性があるのか?

一瞬で剥がれたらかなりショックですが、それでも良い経験になったと言えるでしょう。(なおさら二度と作りませんけどね)

 

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