中古車にするか新車にするか、迷う人は多かれ少なかれいることでしょう。
僕もその内の一人です。
家族用兼カミさん用の車「シエンタ」がついに購入から13年目を迎える今年、子供が大きくなった分、車内が狭く感じていました。
もうちょっと広いミニバンが欲しい。。。
そこで買い替えを検討すると「中古車 vs 新車」という図式が生まれた。
子供が幼いうちはどうせ汚すし、ミニバンに不慣れなうちは無駄に擦ったりするだろうし・・・。
高い金払って新車にするのは勿体ないのでは?と考えました。
いや、
僕は新車だと神経質になりがちで、傷がつくと精神的にかなりヘコむ。
人為的に無駄な傷がついたら無性に腹が立ちそうで怖い。
よって、もし新車を買うなら、
“新車にして新車に非ず”
という、広い心持ちで所有する必要がありそうです。
世の中には新車と言えど特にどうということもなく、傷や汚れは気にしない、安全に動けばそれで良しと考える人もたくさんいることでしょう。
僕にとっては一つのサトリの境地だったりします。羨ましい。
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中古車と新車、メリット、デメリット
簡単にですが、ざっくりまとめてみました。
中古車のメリット
・購入費の安さ
・傷や汚れをあまり気にしなくて良い
・車いじりが趣味な人向け
新車のメリット
・内装外装がピカピカで気分が良い
・最新技術が盛り込まれている
・好きな装備品をチョイスできる
・車検が3年付いている
・エコカー減税を受けられる
・故障リスクは極めて低いし、保証は厚い
・長く乗るも良し、ある程度のところで売却しても値がつくので、所有期間に選択肢がある
メリットだけ見ると新車の方が多く挙げれます。
中古車のデメリット
程度や年数、距離数にもよりますが、
・所有できる年数が必然的に短くなる
・長く乗るとしても故障やガタは避けられない
・所持して数年で税金が割増対象になる(登録より13年経過すると税金割増)
・希望通りの色、グレード、装備品が選べない
・それなりの傷や汚れはある
・いろんな意味で当たり外れがある
・もともと古い車だけに、売却してもあまり値がつかない
新車のデメリット
・購入費がクソ高い
・傷や汚れに神経質になる
・基本的に「慣らし運転」が必要
・盗難のリスクが高くなる
・車両保険が高くなる
新車のほうがデメリットが少なく見えるが、新車は最初のうちは気を使う分、重い。
実体験!中古ヴォクシー vs 新車ノア
ノア・ヴォクは中古車でもなかなか高い。
僕の中古車の条件は
・トヨタ車のミニバン(長持ちするので)
・距離数は4万キロぐらいまで
・車検2年付き
・ナビ、ETC、バックモニター付
・FFであること
・ウェルキャブ車は嫌だ
これが最低条件です。
さらに欲を言えば、
・ナビはHDDナビ
・後席フリップダウンモニター付
・アルミホイール
が付いていると嬉しい。
そういうのを条件にすると200万円は覚悟しなければならない。
数年前の車でしかも何万キロも走った車にそんな大金を出すのは疑問が残る。
(あと100万出せば新車に手がとどきそうじゃん、と考えてしまう)
しかし、されど100万円。(汗)
そんな悩みを抱えている時に、超が付くほどの掘り出し物のヴォクシーを見つけました。
超掘り出し物のヴォクシー
2013年式ヴォクシー煌。7人乗りで距離数41000km。
HDDナビ、後席フリップダウンモニター付きで176万円という掘り出し物をカーセンサーで見つけました。
これはツバをつけとかないとすぐに売れてしまう予感。
超即行で訪問&試乗の予約を取りました。(店は家からやや遠いが、行く価値は十分にある)
取り扱っているこの店はチェーン店ではなく、地元の小さな自動車販売店。
国産全メーカーの新車も扱っているが中古も扱う。修理、メンテ、車検も保険も扱うオールマイティーなお店。
実際に店舗に行ったが、雰囲気も堅苦しくなく、非常にアットホームな感じ。接客対応も心地良い。子供連れで行ったが、何かと相手をしてくれた。
ヴォクシーの試乗もさせてもらったが好調な走りで文句なし。
ドラレコなど好きな装備品の取り付けや、コーナーセンサーも希望があれば取り付けてくれる。
さらに値引きも可能で、しかもシエンタも5万円の査定をつけてくれた。
事前にガリバー、アップル、ビッグモータース、車検屋で査定してもらったが、どこもせいぜい3万円だったので5万円は万々歳である。
十中八九、この車の購入を決めていたが保留にしました。
理由は、翌日に商談中のカローラ名古屋から、僕が希望した値引きの結果と試乗を約束していたので、その答えを聞いてから結論を出すことにしたからです。
ただし、好条件ゆえに「さらに値引き」の猶予期限は翌日までとの事。
その時にどちらかに決めねばならない状況となってしまった。
カローラ名古屋での商談
ほとんど昨日のヴォクシーで腹を決めていた心境の中でカローラ名古屋へ訪問。
なので、行くのがちょっと面倒な気持ちすらあったが、とりあえずノアに試乗させてもらうことに。
・・・あっさり気持ちが揺らいだ。(オイ!)
やっぱり新車はエエなー。(しみじみ)
そして商談開始。
希望の値引き額には程遠いが、営業マンの誠意と新車の魅力に気持ちは大きくノアに傾く。(汗)
なんだかんだで総額325万円。
ほとんどヴォクシーの倍の金額。
それでも購入を決断。ハンコを押す。
これはもうほとんど勢いです。(汗汗)
商談が成立してしまったので、昨日のお店にお断りの電話をする。
待ってもらったのに結局買わず終いになったので、ちょっと申し訳ない気持ちで電話したが向こうは穏和な対応をしてくれた。
例のヴォクシーはどうやら今日の午後、別の客から購入したいと申し込みがあったらしく、僕の回答待ちだったようです。
(やはりすぐに買い手がついたか・・・)
結果的には僕もそのお店も、お互いに一件落着したので良かった。
まとめ
結局、新車を選ぶことによって大変な出費になってしまいましたが、車に対する僕の乗り方、考え方を考慮すると妥当な選択だったかと今でも思っています。
・シエンタもその前の車もだが、新車で買って10年以上乗り続け、ガタがくるまで乗り潰してきている。今回もそうなる可能性は高いが、数年で売ってもリセールバリューは期待できる。
・自分だけの車ならいざ知らず、家族用の車と考えるとやはり故障リスクが少なく、安全性の高い車を選びたくなる。
大きい理由はこの2点でしょうか。
気がかりなのは、
・オーディオ関連の盗難
・車両保険のUP
まあ、3年ぐらい何事もなければ盗難リスクは減少するし、保険も見直しして安くすることができるので、ただただ無事を祈るのみ。
もしこの新車に大きな傷や事故を起こしたら、売ることを考えずに割り切って乗り潰す事を考えます。
運転するのはほとんどカミさんなので、新車を手に入れたことによる本来の喜びというのは普通よりも薄いところがありますが、皆が快適に安全になるならまあいいか。
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