ウイングヒルズ白鳥リゾートへ行ってきた!良い点、悪い点をレビュー

ウイングヒルズ白鳥リゾートでスキー、スノボーをしてきました。

このスキー場に来たのは初ですが、同時に今季の滑り納めとなります。

 

ここは僕が若い頃、スノボーにハマっていた時に一度行ってみたいと思っていたところです。

んが、結局行かずにスノボー辞めてしまいました。(汗)

そして時は流れに流れ現在、まさか子連れで当時の念願を果たすことになろうとは。。。

人生分からんものよのう。

 

今日はこのスキー場をレビューします。

ウイングヒルズ白鳥リゾートをレビュー!広大でのびのびと滑れるスキー場だった

ウチは普段、ホワイトピアたかすばかりですが、さすがに行き過ぎたのか僕もボウズらも少し飽き気味に。。。

よって、今回は気分転換にウイングヒルズ白鳥リゾートにしました。

ウイングヒルズ白鳥リゾートを選んだ理由

数ある岐阜のスキー場の中で、ウイングヒルズ白鳥リゾートを選んだ一番の理由は子供料金の安さです。

子連れほど金のかかるものはありませんからね。そこをいかに安く抑えられるかがカギです。しかもウチの場合、2人もいるんで。。。

  • 子供のリフト1日券:1000円
  • 子供のスキーレンタル代:2600円

ウイングヒルズのアプリ会員を登録すればこの価格ですが、その程度の手間でこの価格になるならお安い御用です。

んが、もっとサービスになる日がある。

12月~3月の第3週末と年末年始は小学生以下はなんとリフト無料!

本当はこの時を狙いたかったが、残念ながら日程が合わなかった。。。

まあ、1000円でもそれがデフォルトなのは有難いことです。

ホワイトピアJrクラブの料金設定に比べれば高いですが、他にこの価格を打ち出せるのはウイングヒルズ白鳥ぐらいでしょう。

 

 

もう一つの理由が、純粋にこのスキー場に来てみたかったからです。

かれこれ27年ぐらい前になりますが、若かりし頃スノボーにハマっていた僕は、このスキー場に行ってみたいと思いながらも何年経っても行くことはなく、そのままスノボーを辞めてしまいまいた。

なぜ行きたいと思ったのか?

それはアルペンのCMの影響だろうと思われます。

 

当時、アルペンのスキーCMは全盛期で、僕はそれを見ると無性にスキー場に行きたくなったもんです。

CMは常に視界に入ってくるせいで、広瀬香美ソングの刷り込みも利いたのか、アルペンに対して洗脳にも似た好奇心が根付いた。

別に何かを買うわけでもないのに、よく店にも足を運びました。

その延長線上にアルペン直営のウイングヒルズ白鳥リゾートがあり、あのアルペンが運営しているスキー場とはどんなものか、という興味が沸いた、というところでしょうか。(笑)

とまあ、些細な好奇心ですが、それもまた一興ではないでしょうか。

【2022年2月25日】スキー場までの道中は険しい・・・が

白鳥地方の真冬は豪雪です。

なので、ウイングヒルズ白鳥に行くならスタッドレスタイヤはもちろん、相応の準備と運転で行かねばならない、というのは想像に容易い。

実際に行ってみてよく理解できました。

 

まず、ウイングヒルズ白鳥に辿り着くまでの山道は、なかなかの勾配角度な上り坂です。

しかも、道幅は狭いし、距離は長いし、ぐねぐねと九十九折りだし・・・好条件がない。(汗)

このスキー場は、これが最初にして最大の難関と言っていいかもしれませんね。二輪駆動の車にとっては。

 

もちろん、僕のマイカーも二輪駆動です。

→ トヨタ新型ノア購入記2018①~値引き額と購入決断のポイント

→ スキー・スノーボード板をノアに車内積みする

 

まあ、チェーンを付ければ問題はないのでしょうが、僕は現場で一度もやったことがないので、チェーンを持っていても巻けるか不安です。(汗)

無論、チェーン装着の練習はバッチシしてますよ。

→ タイヤ交換を自分でやれば出費ゼロ~ナンカンESSN-1ホイールセット

んが、練習と現場の環境下でやるのとでは勝手も違うだろうし、やっぱり基本的に作業が面倒。。。(汗)

 

それに一番いかんのは、このスキー場までの道中、チェーンを付ける場所があまり無いこと。

これは情報収集の中で得ていましたが、実際走ってみて納得です。

 

しかし、結論から言うと、僕はチェーンを巻かずに辿り着くことができました。

スタッドレスタイヤだけです。

しかも、結構安全に、滑ることもスタックすることもなく、すいすいと登ることができました。

 

理由は単純。雪があまりなかったから。(笑)

場所によっては残雪候でしたが、除雪がちゃんとされていたこと、車の轍が残っていたこと、雪もだいぶ解けていたことなど、良い条件が整っていました。

もし、豪雪時期と時間帯だったら思うと怖~。四輪駆動じゃないとちょっと厳しいのでは??と感じました。

 

実は、道中雪が少ない、という情報ありきで行きました。

完全なエイヤーではありません。

ネットやSNS情報をあさりにあさってGOしたわけですが、所詮は事前情報。

当日の事は当日にしか分からないので、賭けは少し入ってます。

 

まあ、2月の月末付近なら大丈夫なんじゃないでしょうかね。

自然の事なんで分かりませんけど。(笑)

駐車場はキツい

ウイングヒルズ白鳥リゾートに無事着いたのはいいが、駐車場は目を疑いました。

 

スキー場の駐車場というと、だだっ広い平面駐車場が定番イメージですよね。

僕もそれとばかり思ってここへ来ましたが、このスキー場の駐車場はなんと二階建ての屋内駐車場。

前後左右のスキマはイオンの立体駐車場と同じぐらい。

スキー場の駐車場としては前代未聞の狭さ、詰め込み具合である。(汗)

 

ここは本当にスキー場の駐車場か?

これはオートバックスの駐車場と同レベルである。

一部、屋外に止めてある車もありますが、基本的には屋内駐車場のようです。

 

オイオイ、これは無いだろう。。。(汗)

スノボー板やスキー板など、長尺物を出し入れしたり持って移動したりするのに、隣の車とのピッチはこれだけ?

すんげー気を使うし、こっちも当てられる心配もあるし、いろいろと少しヒヤヒヤする。(汗)

 

しかもだ、、、こんな天井のある狭い駐車場なのに、2台隣の後ろでおっさんが立ってタバコを吸っとる。(汗)

当然、屋内なのでモクモクが周辺に立ち込める。

おっさんは見た目通り、いかにも無神経そうな顔立ちで、恰幅だけ立派なガハハ系の風貌だ。

これ、真横や真後ろだったら非喫煙者には臭くてかなわんだろう。車内にも臭いが入ってくるだろうし、これは嫌すぎる。(汗)

隣じゃなかったから我々に害は無かったが、ここを禁煙にできないなら遠くても屋外に駐車したいわ。

 

この駐車場はマジで改善してほしいところだが、絶対にしないだろうな。。。(汗)

レンタルは長蛇の列!しかも全然履けない

さあ、ようやくのウイングヒルズ白鳥リゾートだ!

おお~、ここがそのゲレンデか~、という苦節20数年の思いが湧く。(笑)

綺麗なゲレンデですね、というのが第一印象。

さすがアルペン運営。いきなりスポーツデポの旗とレンタルブースが立ちはだかっています。

 

まずはボウズらのスキーレンタルを何とかしなければだが、結果的にはこれが今日イチの苦労だった。

すんごく長蛇の列で、全然、人が履けないのだ。(汗)

今日はお客さんが多いのか、いつもこうなのかは分からないが、スキー場のレンタルが長蛇の列なのはしょうがない。

レンタルの列も、その手続きと手間上、なかなか人が履けないのも分かる。

んが、このスキー場の人の履けるスピードの遅さはちょっと酷いぞ。(汗)

 

滑稽なことに、このスキー場、レンタルのスムーズ化を目指して、事前にその受付時間を指定予約できるのだ。

もちろん、しました!

昨日、おそらくこの時間帯に受付できるだろうと予想を立て、ちゃんと的中していた!・・・が。

さすがに、この人の履ける遅さは予測不可能でした。

結局、その予約時間になっても受付まで全然たどりつかず、ただただ列の流れに身を任せるのみ。(汗)

人出の多い時に発揮すべきシステムだろうに、全然機能しとらんじゃないか。

 

レンタルはボウズらとカミさんに任せて、僕はリフト券の入手に向かう。

リフト券売り場は全然並んでいない。

リフト券3人分はアプリで購入済みなので、窓口での受け取りはすぐに終わった。

 

余談だが、ここへ来てひとつ驚いたのが、なにやらスノボーのレンタルはバートンSTEP ONだという。

さすがアルペン直営スキー場です。

STEP ONは前々から興味があったが、買うとなると高額なので手が出せないシロモノだ。

果たしてそ金額に見合うものか試すチャンスがこのウイングヒルズ白鳥にあるのは良い発見だ。

が、例えそうだとしても、どのみちそんな金は無いので、あえて知らないほうが身のためと思いました。(笑)

なので、レンタルはしません。

ゴンドラ快適!頂上までひとっ飛び!

さあ、ボウズらもレンタルできた。

リフト券も手に入れた。

あとは滑りに行くだけだ。

当然、目指すはゴンドラ。

ボウズらはスキーでゴンドラに乗るのは初めてです。

僕は昔、一度だけ五竜で乗っただけなのであまり覚えてません。

なので、ちょっとワクワクします。

 

ゴンドラ乗り場に並ぶ場合は、リフトに乗る時とはルールが異なる。

リフトは板をはめたまま並んで乗ることができるが、ゴンドラの場合、板は外して乗るので、並ぶ段階からすでに板は外しておく。

ゴンドラ初心者はついうっかり板を外すことを忘れて並んでしまいがちだが、その分、行列が間延びするので気をつけたいところだ。

そして、ゴンドラ乗り場近くにエッジカバーが備えてあるので、そこまで来たら板にエッジカバーをはめなければならない。

人やゴンドラにぶつかって問題にならないよう安全上のためだろう。

 

まだこんな時間なので、ゴンドラ待ちの行列の長さはさほどでもないが、これはゴンドラのサイクルがかなりスピーディーなのが大きい。

ゴンドラはリフトよりも速く進むし、台数もたくさんある

その分、どんどん人が履けるから、この程度の人出では行列は溜まらない。

 

さらに、相乗りも積極的に取り入れているようだ。

ゴンドラは6人乗りだが、コロナ対策なのか4人乗りとしているようだ。

僕らみたいに3人乗車の場合、もう一人、相乗りOKですか?とスタッフは積極的にお伺いを立ててくる。

もちろん断ることもできるが、僕みたいにたいていはOKなので、ゴンドラの乗車サイクルはさらに上がり、ますます行列は履ける。

素晴らしいね。さっきのレンタルもこれをヒントに応用を利かせてほしいもんだ。

 

いよいよゴンドラに乗る順番となる。

なんか楽しいな。(笑)

 

ゴンドラのドア外側は板ストッカーが備わっている。

そこに板とストックを差し込んで、人だけゴンドラ内に入る。

板とストックの差し込みはスタッフがやるので、僕らはスタッフに渡すだけで良い。

ゴンドラは動いたままなので、スムーズにささっと乗ることだけ考えれば良い。

 

ゴンドラ内は適度な広さである。

窮屈さは全然なく、わりと快適なほうである。

ゴンドラ上部は窓になっており、そこから換気されているので適温である。

 

ゴンドラはスムーズに進んでいく。

多少は振動するが、これはこれで良い感じだ。

 

なかなか快適だ。

リフトのような吹きっさらしとは違い、囲われているので安心感がある。(笑)

何よりも、足に板がついていない。フリーなのがこの上なく良い。

リフトの時みたいに、板とバインでイングの重さが足にくる、なんてことがない。

これは疲労軽減、回復に大きく貢献するだろう。

このゴンドラに乗ることが休憩替わりになるから、そのぶん多く滑ることが可能かも。

 

8分ほどで頂上に到着。

こりゃあラクだわ。時間的にも丁度良い。

今日一日、お世話になります。

山頂から滑る!広々快適!ストレスフリー!

いいねー、この眺め!

この一番最初に山頂から見るこの眺望が、さらにやる気を起こさせます。

2度目以降はあまり景色は見てませんけどね。(笑)

 

さて、ボウズらも初めて来るスキー場にワクワクしてるよう。

ルンルンで滑ってます。

 

それにしても、広大なスキー場ですな。

どのコースも幅広に作られており、比較的なだらかな傾斜角に作られています。

もちろん、急斜面もありますが、それでも丁寧な圧雪仕上げにしてあるせいか、あまり攻撃的な斜度には感じません。

とても滑りやすく作られており、子供料金も安くしてあるところから、このスキー場はファミリーにも十分考慮されていることが分かります。

さすがアルペン直営のスキー場というべきか、経営戦略というべきか。

レジャー経営はいかに子供を上手に取り込むかがプラスαの大きなカギになる。

特に、アルペンの経営はアイテムの販売が軸なので、この直営スキー場の活かし方次第で売上も変わる。

常に新たな世代に愛され、自社のファンになってもらう事は、この上なく盤石な経営と言えるでしょう。

 

と、ついつい話が逸れてしまったが、とにかくこのスキー場は大人だけでなく、子連れにも適していると言えます。

例えば、子連れでも小さなファミリーゲレンデでは物足りない。かといって、デカすぎるスキー場に連れて行っても、子供に目が行き届かないリスクもある。

なので、このウイングヒルズ白鳥リゾートは、その中間としてとても最適でしょう。

自分も安心して楽しめると共に、子供自身も楽しめてさらにスキルアップもできる、うってつけのスキー場と言えます。

ランチは車中でコンビニおにぎり

昼飯は来る途中で買ったコンビニおにぎりとパンです。

我が家のスキー場におけるこのランチスタイルはもはや定番です。

安上がりに済ませ、かつ密を避ける唯一無二の方法なので。

 

こんな薄暗~い屋内駐車場の車内で飯食っているやつなんて・・・結構いました。(笑)

なんだ、結構いるじゃないか。。。

お隣さんも家族で似たようなもの食べているし。

 

狭くて暗いのはちょっと気分が下がるが、ひとつ利点をみつけた。

屋内駐車場は暖かい。(笑)

屋外の駐車場だと暖房をかけないと寒いが、この屋内駐車場は風は無いし、さらに車が密集しているので自然と温かくなる。

なので、暖房は不要。エコでした。

それでも、総じて言えば屋外駐車場のほうが良いです。

ゴンドラ可動はPM4:00まで

午後からも快調にいろんなコースをボウズらと滑ります。

ゴンドラばかりではなく、リフトもまんべんなく乗りました。

が、やはり全てにおいて快適なゴンドラに足が向いてしまいます。

 

次男は3時の休憩でそのまま昼寝をしてしまったため、それからはしばらく長男と滑り倒しです。

午前と比べて雪質がだいぶ落ちてきたのが分かる。

このスキー場は南側を向いているので、天気の良い日は日光に照らされやすく溶けやすいのだ。

まあそれでも滑りやすいことには変わりません。

結果、ゴンドラの最終時間まで滑っていました。

 

スキーレンタルの返却時間もそれぐらいが目安ですが、結果的に返却したのはもっと後になってしまいました。

が、別に怒られることも無く、すんなりと返却できました。

 

激しい急斜面のコース以外はすべて網羅。

とても満足いく1日でした。

まとめ

ウイングヒルズ白鳥リゾートのレビューでした。

ゲレンデはこの上なく良いスキー場だと思いました。申し分ありません。

んが、一言で言えば、ゲレンデは良いがそれ以外はダメ。

道中の険しさはまあ良いとしても、駐車場の狭さ、レンタルまでの所要時間は最低です。

 

いかに子供料金が安くても、ちょっとな~・・・と、しかめっ面になってしまう。

せっかく良いゲレンデなのに、無駄にその良さを半減させているイメージだ。勿体ない。

 

もっと利便性を広くリサーチしてほしいな。

がんばれアルペン!